今年最後のプラモ作成になると思うと何か華のあるキットがいいなと言う事で、元祖戦車というか本家戦車というかマークⅣメイルに決定。
なんせモーターで走りますから、子供の頃のクリスマスを思い出しちゃいます(笑)。
で、珍しくキットの中身紹介から、
モーターライズ用のパーツが一袋にまとめて入ってます。
同じ袋を反対側から見ると、なにやら歯車やビスがいっぱい。
嵌め込み連結式の履帯パーツ。最初から1ヶづつ分離済みなのが楽で良いです。
AパーツとPパーツのランナー、同じのが2枚あります。転輪が細かいのがちょい恐怖・・・。
Bパーツ、以下のランナーは大きめのパーツばかりで楽そうです。
Cパーツ
Dパーツ
Eパーツ、主砲のスポンソン周り
毎度お馴染み楽しい実車解説
実車のディテール写真が付いてます
塗装解説書
この時代はまだ迷彩塗装という考えはなかったのでしょうね。
3種類のマーキングが選べますが、いずれも茶色ベースの単一塗装です。
基本塗装色はXF-52フラットアースとXF55デッキタンとの混色が指示されています。
ここで問題、必要塗料が不足していたので買いに出たけど、タミヤアクリルは相変わらずの欠品状態。フラットアースは値上げ後の値段(220円!)で在庫がありましたがデッキタンが欠品のまま。しょうがないのでクレオスの水性アクリル塗料を探してみたけど・・・。
クレオスの水性塗料は色の種類が少なく、代替え色になりそうな色があまりない・・・一応「サンディーブラウン」と「薄茶色」を溶剤といっしょに購入してみたけどはっきり言ってだいぶ印象の異なる色になってしまいそうで、どうするか思案中であります。
塗料問題はひとまず棚上げとして、まずはギアボックスから組み始めました。
あらかじめモーターが組み込まれてますが、ドライブシャフトや小さなピニオンギアを組む必要があります。
小さなピニオンやビスの類は転がり易いしうっかり落としたりするとブラックホール行きは間違いないので要注意です。
ギアボックスを車体に取り付ける際、シャフト位置が車体側面パーツと合わなくて瞬間慌てましたが、側面からビスで固定するまでは角度が可変するようになってました。
これは組説に書いといて欲しかった・・・。
ギアボックスの出力シャフト両端からスプロケットに動力伝達するためのギアを組付けました。
何気にビス止め箇所が多いです。
ここまで、特に問題もなく比較的あっさりと作業は進みます。
丁寧にグリスまで付属しているのはさすがタミヤと言ったところ。
がしかし、ビス止め用に付属しているドライバーはまったく使えないと言うか、このドライバーは使っちゃダメです絶対。
ビス締めが意外に硬く力が必要なので、こんなドライバーを使うと力が入らないのでビスの頭を舐めてしまい頭がつぶれて回せなくなってしまいます。
このキット最大の要注意点かもしれません。ビスを締める際は注意が必要です。
意外と多いビス締め以外は割と簡単にここまで来ました。
が、ここからがちょっと・・・
転輪は小さいのがたくさん・・・54ヶも作らんとあきまへん。
難しいところは特に無さそうですが、なんせ単純反復作業なので・・・作業を始めるにはちょっとした覚悟が必要です・・・なので本日はここまでとなりました(笑)。
ところで、このキットはMade in Japanとなってました。
本日のBGM
チック・コリア、マイ・スパニッシュ・ハート。
いろんな要素が巧みに絡んでいてなかなか面白いアルバムです。
あっ、そう言えばワールドカップ予選はスペインと同じ組でしたね。
こりゃ今日絶対勝たないと、せっかくドイツに勝った意味がなくなりそう・・・。
タミヤとしては珍しい第一次世界大戦の戦車ですが、この後が続いてくれないのが残念です。更に、第一次世界大戦時代の戦車はMMシリーズには加えて貰えないようで、別カテになっていますね。メイルが出た後、A7V戦車やホイペットなどの登場があるかもしれないと期待していたのですが、メイルで終わりなんですかね?
モーターライズと言う、昔の可動化全盛を思わせる内容のキットですが、黎明期のモーター可動とは構造も進化していて、単3電池1本でこれだけ大きな車体を動かせるのは、進化以外の何物でもないと思います。
いつか私も作ろうとキットを積んでいますので、貴殿の製作記を参考にさせて頂きます。期待値大で拝見させて頂きますね。
1年の終わりなのである意味派手なのが良いだろうという事で(汗)。
>メイルで終わりなんですかね?<
終わりなのかもしれませんね。おっしゃる通りA7Vやサンシャモンくらいは出して欲しいですよね。
>黎明期のモーター可動とは構造も進化していて、<
昔のモーターライズはモーターのピニオンがナイロン製でブリキのギアを駆動させるのですぐ擦り減ってダメになる事が多かったですが、今のは全部ナイロンギアになって耐久性と精度が格段に高くなっているように見えます。
単三電池1本なのは単にスピードを求めていないせいだと思います。ゆっくり動いた方が雰囲気が出ますからね。
>貴殿の製作記を参考にさせて頂きます。<
ありがとうございます。どこまで参考になるかわかりませんが、そういう事ならちょいと気合を入れないといけませんね(笑)。
タミヤのホームページで動く様子を見ました。めっちゃ楽しいです!
そして輪転の多さにビックリ(◎_◎;)
制作記事、楽しみにさせていただきます!
モーターライズであるのも面白いですね。
全周履帯が動く様子、興味津々です。
この転輪の多さは、IV号でもよく言われるまさに「修行」ですね。
ついに着手しましたモーターライズです(笑)。
RC化されている方も多いのだろうと思いますが、
シングルモーターライズで前進のみというのがこの戦車らしくて良いです。
>そして輪転の多さにビックリ(◎_◎;)<
そうなんです。特に24個作る方は1ヶの転輪に4パーツ必要で、
しかもアンダーゲートという面倒な仕打ちを受けております(笑)。
円形を損ねないようにという配慮なのでしょうけど・・・ちょっとね。
なんとか年内完成させてお正月は走らせて遊ぶという目論見です(笑)。
これは予想外でした、
日本代表がドイツに逆転勝ちしたくらいの(^^;
履帯も組み立てだけに専念できそうですね、
しかしおびただしい数のロードホイール、そしてカラクリ細工に眼が回りそうです(笑)
>ビス止め用に付属しているドライバーはまったく使えないと言うか、このドライバーは使っちゃダメです絶対<
道具は大事です、特に+ドライバーの安物(おまけ)は良くありません、
まさに、無い方が却ってよかった、余計な一品と云うところですか(-_-;)
完成時期はいつ頃になるのでしょうか?
クリスマス・トナカイと一緒に走ろうとか、お正月走り初めとか、年跨ぎランとか、いろいろ楽しめそう(^^)
箱絵画像には”2014”が印刷されていましたね、
おぼろげな記憶を辿ってみると、第1次世界大戦からちょうど100年という事で、
記念に発売されたのではなかったでしょうか?。
ひたすら前進あるのみというシングルモーターライズこそ、この戦車には相応しいのです(笑)。
>全周履帯が動く様子、興味津々です。<
動画をアップ出来なくて申し訳ありません。
気が早いですが、来年の展示会用かもしれませんね(笑)。
それまでは空想して楽しんでください・・・ってオイッ!
>この転輪の多さは、IV号でもよく言われるまさに「修行」ですね。<
Ⅳ号の約3.4倍です。しかもパーツ数が多いという・・・苦行ではありますが、これを乗り切れば後は楽勝ではないかと・・・そんな事言ってて、いつも足元をすくわれる管理人でありました(笑)。
予想を裏切ってしまい、申し訳ございません。
子供の頃の師走の煌びやかさを思い出すとモーターライズこそ相応しいという事で・・・ってどういう関連なんだか(汗)。
着手するまでロードホイールの事を失念しておりました(オイ、オイ)。
>まさに、無い方が却ってよかった、余計な一品と云うところですか(-_-;)<
使えないピンセットが何故か付属していたり、タミヤさん時々惚けてくれます。
>完成時期はいつ頃になるのでしょうか?<
一応、年内完成を目指しておりますが、いつも工程の読みが甘いのでどうなりますでしょうか?
クリスマスに間に合うかどうかはわかりませんが、サンタさんのソリを曳かせてみるとか・・・ってジオラマ?・・・む、無理です!(笑)。
>おぼろげな記憶を辿ってみると、第1次世界大戦からちょうど100年という事で、記念に発売されたのではなかったでしょうか?。<
そうなんですか。なるほどです。やっぱサンシャモンとかA7Vなんかも欲しくなりますね。
このギアBOXを組んでいく行程が堪りません。
これで電池繋いで試運転に成功したときの感動は正に童心です。
コメントに気付くのが遅くなってしまいました。申し訳ございません。
>出ました! モーターライズ戦車!<
ン十年ぶりのモーターライズ戦車です。
単純なシングルモーターライズではありますが、やっぱり動く!というのはいくつになってもワクワクするものです。
>このギアBOXを組んでいく行程が堪りません。<
ブリキのギアボックスからナイロン樹脂のギアボックスという素材の違いも大きいですが、やはり精度感の違いが時代を感じさせてくれます。
>これで電池繋いで試運転に成功したときの感動は正に童心です。<
確かに、履帯の組付けが塗装完了まで出来ないのが残念ですが、ギアボックスの動作確認のため電池は既に繋がれています。
今からワクワクしっ放しです(笑)。