ジオラマ擬きの展示台を作ってます。
まずは土台になるものを100均で探しました。
多角形とか変わった形のがないか探しましたが普通に四角いのしかありませんでした。
こんな木製トレイをひっくり返して使います。いつものパターンです。
裏返したら、これまた100均のスチレンボードを地面の元として貼り付け、
馬鹿のひとつ覚えのインスタントレンガ塀を配置、地面にはこれまたいつもの100均木粉粘土を薄く延ばします。
レンガ塀はスチレンボードにそれっぽいラインをボールペンで引いて適当にカット。
ラインはボードが少し凹むくらいの力加減がちょうど良いです。
レンガ塀がちょうど良い厚みになるよう重ね貼りします。
スチレンボードを使ったレンガ塀は簡単に出来過ぎるので他の事を考えようとしなくなるという悪弊が・・・。
地面はタミヤテクスチャーペイントのライトサンドとダークアースを混ぜ溶剤で薄めて塗りたくってます。
今回は今まで以上に超手抜きの香りが・・・(笑)。
で、ここから新兵器登場。
鉄道模型のKATOが出してる「はじめての草はらキット」を試します。
写真左側の緑色した細く短い繊維状のマテリアルを右側のポリボトルへ適量を放り込み、蓋をしたらシャカシャカとしばしマラカスのように振って内部に静電気を呼び起こします。
あとは「草はら」にしたい場所に水溶きボンドを塗り、その上に振りかけるだけ。
こんな感じになりました。
どうでしょうか?、ちょっとふんわりした感じはありますが・・・、
基本Nゲージとかの鉄ちゃんジオラマ用なので1/35ではスケールが足りないのかもしれません・・・。
あと、地面がちょっと単調に感じるのは何故?と思ったら、小石を地面に埋め込むのを忘れていたのに気が着きました。
いつもは鉄道模型のバラス用小石を粘土が生乾きのうちに半埋め込みにしていたのですが、It's too Late.(笑)。
比較のため、これが昨年のケッテンクラート展示台の地面。
でも、ま、今回は地面の露出が少ないし、大半さっきの草で隠れてしまったのでOK!。
まいどながらの手抜き展示台ではありますが・・・どうなりますやら。
以前の作例でもスチレンボードでサクサクと製作されているのを見て興味を持っていました。
実はスコープドッグを飾る背景を思案中でして、選択肢の1つがレンガ塀なのです。
アストラギウス銀河にレンガがあるかどうかは不明ですが(笑)。
ちょっと作ってみようと思ってます。
必殺のジオラマベース造り、いつも通りの手際良さに感服です、
スチレンボードのれんが塀、いとも簡単に出来そうに見えるのですが...(^^;
100均木粉粘土はまた入荷しましたか、ワタシも久しぶりに覗いてみようと思っています。
「はじめての草はらキット」と「鉄道模型のバラス用小石」ですね、
今度こそは絶対忘れないようにしなけりゃ(笑)。
お城の模型作りでは、シーナリーパウダーを使っていますが、今回紹介していただいたものの方が、高さが出ていいなあと思いました。
また、スチレンボードや粘土など、いろいろ参考になりました(^^♪
凄く勉強になります。
初めての草はらをポリボトルに入れて振って静電気を帯びさせるのは何故なんでしょうか?
カッターナイフと定規とボールペンがあれば出来ちゃいますから、是非お試しを。
ただ着色はラッカー系塗料だともしかするとスチレンボードが溶けてしまうかもしれません。
念のためスチレンボードと塗料の相性を確かめておいた方が良いと思います。
私が試した範囲では水性アクリル塗料と溶剤で薄めたエナメル塗料はOKでした。
ご存じかとは思いますが、接着は木工ボンド又は発泡スチロール専用を使わないと溶けてしまいます。
>アストラギウス銀河にレンガがあるかどうかは不明ですが(笑)。<
レンガは歴史上、木材や石材と同じくらい最も古い建築資材だと言って良いと思います。
なので地球型環境さえあれば異銀河文明にも存在すると想像するのは合理的だと判断いたします(笑!)。
ともかく廃墟感が簡単に出来てしまうので便利なことこの上ないですよ。
まいどながらの促成手抜き工作です(笑)。
>スチレンボードのれんが塀、いとも簡単に出来そうに見えるのですが...(^^;<
いとも簡単です。この展示台での大きさなら30分くらいで出来ちゃいます(木工ボンド乾燥時間を除く)。
注意点は某男さんへのリコメにも書きましたが塗料との相性を試しておいた方が良いです。ラッカー塗料だとスチレンは溶けるかもです。
>100均木粉粘土はまた入荷しましたか、ワタシも久しぶりに覗いてみようと思っています。<
すみません。記事中に書き忘れてしまいました。ダイソーにしっかり入荷しておりました。よかった、よかった。
木粉粘土は砂漠や砂浜なら着色しなくても使えそうです。
>「はじめての草はらキット」と「鉄道模型のバラス用小石」ですね、<
「草はらキット」は1/35では役不足かもしれませんが、1/72の飛行機ジオラマならそれなりに見栄えがするかもですね。
「鉄道模型のバラス用小石」はHOゲージ用とかNゲージ用とかなのか粒の大きさが違ったのがありますので使い分けると良いと思います。
さりげない部分ですが、味付けとして便利だと思います。
促成やっつけ仕事でお恥ずかしい限りです(汗!)。
>お城の模型作りでは、シーナリーパウダーを使っていますが、今回紹介していただいたものの方が、高さが出ていいなあと思いました。<
そうですね、スケールによって違ってくるとは思いますがシーナリーパウダーはどうしてもペッタリと平面的になってしまいますよね。
今回の「草はらキット」ですが、鉄道模型用なので当然ですが1/80~1/160くらいのスケールで使用するのが適正なのでしょうね。
1/35でも芝生の表現とかならかなり良さそうです。
>スチレンボードや粘土など、いろいろ参考になりました(^^♪<
お役に立てたなら幸いでございますが、当方、いかにして手を抜くかしか考えてないフシがあります(笑)。
そういう前提で割り引いてご覧いただければ・・・(汗)。
まいどながらの手抜き工作でございます。
促成のためのヒントとしてご覧いただければ・・・なんちゃって(笑)。
>初めての草はらをポリボトルに入れて振って静電気を帯びさせるのは何故なんでしょうか?<
フワッと着地させて少しでも立体的に見せようという魂胆かと思います。
周囲にこぼれた素材を手で集めて振りかけた状態と比較すると・・・若干ですが違いが認められました。
ただ、接着不良部分にスポイトで後から水溶きボンドを垂らし過ぎてしまうとその効果は薄くなってしまうようにも感じました。
でも、普通のシーナリーパウダーとは全く違った質感が得られるので面白いのは確かであります。
このボトルは知っていたのですが、経費節約(笑)のため買いませんでした。
そのため、手で撒いた草は厚すぎていまだにパラパラと落ちます。やはり静電気発生ボトルを使うべきだったと記事を拝見して反省しております。
ジオラマは保管場所を取るので、1/35の大型戦車ではなくフィギュアだけで簡単な地面を揃える展開に私はなりそうです。
あ、Sd.Kfz.250系や軽車両も丁度良い大きさですね!
そういう意味ではタミヤの1/48は、良いと思うのですが、ネックは使いたいミニアートの建物などが1/35なんです😢
確かにこのポリボトルのために千円ちょっとを払うのはもったいなかったのですが・・・ヨドのポイントが貯まっていたこともあり・・・。
なんとなく100均のポリボトルで代用できそうな気もしたのですが・・・。
>ジオラマは保管場所を取るので、<
確かに、私もフルサイズの戦車で作る気はまったく起こりません。デマーグくらいが限界でしょうか。
ジオラマというよりヴィネット擬きと言った方が近いですね。
>フィギュアだけで簡単な地面を揃える展開に私はなりそうです。<
それは私も同じくです。基本、フィギュアがあればこそなんだと思います。
1/48にすると値段も安くなりますし、いろんな意味で良いのですが、1/35で始めちゃった手前、スケールを揃えて置きたい気持ちも強くて、1/48にはなかなか手が出ません、ただでさえ苦手なフィギュアも小さくなって作りにくくなりそうで・・・。
>ミニアートの建物などが1/35なんです<
1/35の建物を出してるメーカーがあるんですね、でも、デカそう・・・。
海外メーカーはほとんど知らないのでミニアートってどんなメーカーなのかちょっと調べてみると・・・面白いのがたくさんありました・・・野菜やフルーツの屋台セットにイタリアやフランスのガソリンスタンド(戦時中)とか・・・東部戦線やアフリカ戦線の道路標識とか・・・。
実は今日、会社帰りにヨド新宿に寄った際ミニアートのT-34(1/35)が処分価格でたたき売られていたので、つい・・・。
帰ってから中を開けてびっくり、いい意味で、ですけどね。