歌野晶午さんです。
歌野さんは「ハサミ男」で出会い、その切れ味に惹かれ、作品を続けて読んでいったのですが「黒い仏」で、挫折しました。
私が読みたいのはこれじゃない、と。
その後「葉桜の頃に君を思うということ」で、ちょっと良さを再確認。
でも、その近辺で書かれたものは「本格ミステリ」じゃないようだったのでパスし続け。
4年ほど前に、読む本が無くなって「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」を読んで、
私が読みたいのはこれだ、と。
でも、やっぱり、当時出ていた歌野さんの他の本は「本格」じゃなさそう。
閑話休題
書評です。
語り手が一人称に固定され、しかも全く推理を進めない。
本の中で、短編集にもかかわらず、別の方向に持っていこうとする語り手。
ひーちゃんの推理はかなり「本格」
でも、14歳の扱う事件にしては暗い。
今という時代を反映しているのか、救いがないエンディングになっている。
中学生4人がハッチャケている分余計に落ち込む。
もともと歌野さんは暗い話が好きなようだからこれでいいのかも。
歌野さんは「ハサミ男」で出会い、その切れ味に惹かれ、作品を続けて読んでいったのですが「黒い仏」で、挫折しました。
私が読みたいのはこれじゃない、と。
その後「葉桜の頃に君を思うということ」で、ちょっと良さを再確認。
でも、その近辺で書かれたものは「本格ミステリ」じゃないようだったのでパスし続け。
4年ほど前に、読む本が無くなって「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」を読んで、
私が読みたいのはこれだ、と。
でも、やっぱり、当時出ていた歌野さんの他の本は「本格」じゃなさそう。
閑話休題
書評です。
語り手が一人称に固定され、しかも全く推理を進めない。
本の中で、短編集にもかかわらず、別の方向に持っていこうとする語り手。
ひーちゃんの推理はかなり「本格」
でも、14歳の扱う事件にしては暗い。
今という時代を反映しているのか、救いがないエンディングになっている。
中学生4人がハッチャケている分余計に落ち込む。
もともと歌野さんは暗い話が好きなようだからこれでいいのかも。