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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

裸足の季節~MUSTANG

2016年06月16日 00時14分52秒 | 映像事
北トルコを舞台に、自由を求めて古い慣習から抜け出そうとする5人姉妹の運命を瑞々しいタッチで描いた青春ドラマ。10年前に事故で両親を亡くし、祖母の家で叔父たちと暮らしている5人姉妹。厳格なしつけや封建的な思想のもとで育てられた彼女たちは自由を手に入れようと奮闘するが、やがて家族が決めた結婚相手にひとりずつ嫁がされていく。トルコ出身の新人女性監督デニズ・ガムゼ・エルギュベンがメガホンをとり、デビュー作ながら卓越した構成力や美しい映像が世界各地の映画祭で高く評価された。第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネート。
監督 デニズ・ガムゼ・エルギュベン
製作 シャルル・ジリベール
脚本 デニズ・ガムゼ・エルギュベン
アリス・ウィンクール
撮影 ダービッド・シザレ

キャスト
ギュネシ・シェンソイ:ラーレ
ドア・ドゥウシル:ヌル
トゥーバ・スングルオウル:セルマ
エリット・イシジャン:エジェ
イライダ・アクドアン:ソナイ      by映画.com

劇場予告で、ちょっといいかなって思っていたんですが…。

レヴューはまず良いのだけど…。

東京では2館でしか上映されていませんでした。

タイミングよく観劇しました。

最初の印象、

「エロイ」
「なまめかしい」

こういう映画だったの?って見ている際に思ったのですが、場面が転換すると男尊女卑のオンパレードの世界へ。

作りがうまいです。

登場人物はすべて「良い人」です。

心に悪を住まわせている人が一人もいません。

にもかかわらず「5人姉妹」には災難です。

しかも年齢が下がるにしたがって、悲惨です。

長女は想い人と結婚でき、次女は貞操を疑われ、3女は自殺。

う~ん、どうなんでしょう。

4女は、翻意してからが命の危険。

最後のラーレは一体…、っていう感じです。



よくできた構成と脚本だと思いますが、この内容で3女の自殺はちょっと困る。

また、おじさんと4女の関係は思わせぶりに描かれているけど回収していないし。

でも、

今作での一番良い点は、5女役「ラーレ」のギュネシ・シェンソイが

「とてもかわいい」

に尽きます。

私好みの顔順では

「ラーレ」
「ソナイ」
「セルマ」

監督が一番美人だけど。

一番いい役だったのが、赤いトラックの運転手君(名前忘れた)です。

ラーレは彼と結婚すべきです。