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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

2016年09月12日 23時02分51秒 | 読書事
井上真偽さんです。

著者の3作目、シリーズ2作目です。



ミステリーランキングを席巻した
『その可能性はすでに考えた』シリーズ最新刊!

聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。
それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。
数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?
青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?  by Amazon

Amazonの読者評が低い。

そんなに言わなくてもいいじゃない、っていうくらいには。

確かに1作目の高揚感はない。

内容も小粒。

着地点も微妙。

っていうか「その可能性は、すぐに思い浮かぶ」んじゃないのか?



閑話休題。

最近のミステリの登場人物の名称は、ありえない名前が多い。

10数年前には西澤保彦さんが西澤色っぽく(読めない名前が出てきたら西澤作品か?)使っていたが、今は、結構な数の作家さんが用いている。

時代に合わせての「キラキラネーム」なのかと思っていたんですが。

もしかしたら。







ミステリで殺したり殺されたりした人物と同姓同名だと、謂われ無き苦情を受けてしまう可能性がある。

インターネットの発達した現代は、その危険性があるのでは…。

故に、絶対に被らない「変わった名前」で危険回避している。









作者は










「その可能性はすでに考えていた」のかも。