本日は、真言宗東寺派別格本山・再度山大龍寺で行われた土砂加持大法会に参加しました。
4月から11月は、神戸市バス25系統森林植物園行きが運行されています。中山手3丁目から大龍寺前までバスで。300円。300円で海抜400メートルの高さまでつれてきてくれるので、ありがたいものです。
土砂加持大法会は、先祖供養するものです。5000円で、ひとつのお塔婆を書いてくれます。
山本家先祖代々、父母の戒名で申し込みました。
お坊さんが9名での読経にはすごいものが感じられます。
お坊さんが手に持つ皿のようなものの中に散華が入っています。何かのタイミングの時、ばら撒かれます。
最前列にいたので、散華を2枚ゲットできました。
ゲットできた散華
法要後、お寺からお弁当が出されます。昼食後、「お寺でいい話てんこもりin大龍寺第2話」 「おいしい水・体によい水」という話がありました。
春・秋の土砂加持大法会のあとに講演者を迎えて、生活に役に立つ講演があります。昨年の秋から始まり、今回が2回目でした。
前回は、聞かずにかえりましたが、今回は、水がテーマなので、聞くことにしました。
講演者は、水道や水についてのエキスパートの人でした。
水道の歴史や世界各地の水道事情。硬水・軟水の話などおもしろくききましたが、最後が、放射能汚染についてでした。ベクレルとシーベルトのちがいなどを説明してくれました。
水道水についての放射線の安全基準は、毎日飲んで、60年間飲み続けて、10万人に一人の割合でガン患者が発生する放射線数値が基準となっているとのことで、講演者の人は、
肩書きのある立場では、放射線汚染量が基準値以下の水道水は安全です。としかいいようがないといいます。
が、今回、どの学者も不安に思っているのに誰も口に出せないことを教えてくれました。それは、放射線について。人類が誕生したときから、地球上には放射線があり、人類は、放射線に対して強いものだけが生き残り、そうでないものは滅びていった。水道水の安全基準に使われている放射線基準は、あくまで、自然界の放射線のもので、原子力発電所から出る人工的に作られた放射線については未知数で、それの基準が安全とは限らないということでした。どの学者も、自然界に存在する放射線と原子力発電所から出てくる人工的に作られた放射線とが違うものである事は理解している。人工的に作られた放射線の安全基準を自然界に存在している放射線の安全基準に当てはめるのはおかしい。でも、そのことをどの学者も口にしない。ということでした。なるほど、政府が発表している安全基準は、あくまで、自然界の放射線に対してのもので、原発から漏れてくる人工的な放射線については、それよりもっと少量でも人体に害を及ぼすことが考えられるということだと思われました。要するに、原発から漏れ出た人工的に作られた放射線量については、基準値以下だから安全というわけではない。人体実験をするわけにもいかないので、基準値そのものがわからない。というのが本音のようでした。とにかく、若年層には、基準値以下でも放射線が含まれたものを口にすべきではないということでした。
以下のブログには、原発の被爆作業員がどのように亡くなっていったかが書かれています。
http://karinnkarin.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/20-f8b3.html