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私は海に来た。
私は何故この海を選んだのであろうか。
今朝の新聞にこの海岸で起きた自殺記事が載っていたからかも知れない。
かなり爆情的に描かれた若い男性の入水自殺…。
私は死ぬ為にここに来た…。
妻は3日前から娘を連れて実家へ帰っていた。
夫婦の関係がぎくしゃくなりだしてからの妻の下した結末だった。
妻が悪いのでは無く一方的に私の責任だった。
いつ頃からか、女房の身体に魅力を感じなくなっていたのだ。
ベッドの上での悲壮な夫婦の描写。
『何よ!女に恥をかかせて!
あなたなんか、男と結婚すれば良かったのに!』
その台詞にはっとした表情の平山の描写。
男と結婚するつもりも無いし、私に残された道は死しかなかった。
その時、誰もいないと思っていた海にぽっかりと人影が浮かび、海岸にゆっくりと歩いてきたのだ。
サーフィンをしている青年だった。
波の間際にサーフスーツを着てサーフボードを持った無表情の青年がじわじわと平山の元へ近づいて来る描写。
そして海から上がり平山の前へ。
その青年は真っ直ぐ私の前にやって来たと思うとじっと見つめてきた。
しかし何と青白い顔をした青年なのだろう。
じっと私を見つめる目にはまるで正気が無かった。
だが、この顔にはどこかで見覚えがあるのだが…。
それにしても何故にこうも私を見つめているのだろう…?
その時、私の思考を断ち切らせるでき事が起こった…!
突然その青年がサーフスーツを脱ぎだしたのである。
彼は全裸になった。
この青年は一体どういうつもりなのだろう。
男の私でさえ目の前で堂々と逞しい肉体をさらけ出す若者はショックだった…。
そしてさらに驚くべきことが起こった。
青年が平山のズボンのチャックを下ろしフェラチオを始める描写。
私はあまりのでき事に声も出なかった…。
男が男のモノを口に含むこの異様な状況!
しかしこの混乱した状態の中で私のペニスは青年の巧みな舌技で不覚にも高まっていった…。
完全に勃起した平山のペニスを青年がフェラチオしている描写。
そしてその行為が一時中断し砂浜に横たわる青年の描写。
彼は肛門にさかんに唾液を塗りたくった。
添えた手から見え隠れするペニスは完全に勃起して、透明な液をさかんに溢れ出させていた。
自らの指で唾液を肛門へ塗り、その肛門を平山へと差し向ける青年の描写。
それから彼はこともなげにこう言った…。
『入れてください。』
私は一体どうしてしまったのであろうか…。
青年の淫らな姿に異様な興奮を感じ、彼の肛門を前にして真にひとつになりたいと思えてきたのだ。
あまつさえ、青年の光る汗、高まりきったペニス、私を求め打ち震える肛門、すべてがいとおしく思え感極まった私は一気に突き入れたのだ!
『ああっ…』
私は心のわだかまりも捨て、激しい鎮送に邁進していた。
男とのセックス、この初めての体験は私の中にあった何かを目覚めさせたようだ。
砂浜の上での平山と青年の激しいホモセックスの描写。
私は確信した。
これが私の求めていた世界である事を…!
『も、もう…』
彼の果てる時が近い。
私は手を添え、激しくしごいてやった。
『うおおーっ』
『ドピュッ』
平山が青年の勃起したペニスを握り激しくしごいて射精させる描写。
雄叫びと共に発射された精液はすさまじい勢いで私の顔面を打った。
それと同時に私の高まりきった男根も彼の脈動する肛門の中で妻との交情では得られぬ快感をともなって激しく果てたのであった。
ザザーッ
砂浜に一人横たわる平山の描写。
波の音で身が覚めた…。
どうやらあまりの快楽に意識を失っていたものらしい。
一瞬、私は目を開けるのを躊躇した…。
私は現実を見るのが怖かった…。
もしも、彼が………。
平山が恐る恐る目を開けると彼の横に確かに青年の姿があった!
表情も行為前とは違って柔らかい。
『目が、覚めた?』
『あ……』
青年の顔をじ〜っと見つめる平山。
『い、いやだな、じっと見て…
顔に何かついてます?ザーメンとか…。』
『い、いや、実はその…、
君があんまり正気のない顔をしていたものだから、ずっと幽霊じゃないかと…』
『えっ………
そりゃないですよ。』
二人は急速に打ちとけた仲になっていった。
『まだ名前も名乗っていなかったね、私は平山というんだ。』
『小津といいます。』
『小津…、はて、どこかで…。』
『ええ…、今朝の新聞の3面に出ていると思います顔写真入りで、
俺…、とりみだしちまったもんだから、でかでかと載っちまって…。』
『あっ、じゃあこの海で自殺した男性の…。』
『やつは俺の恋人でした…。』
それでわかった。
顔に見覚えがあったのは自殺記事の中に彼の顔があったからなのだ。
『やつとは大学時代から一緒に暮らした仲だったんです。』
『あいつ…、いつごろからか自分の生き方に疑問を持ちはじめ…、
俺のことは忘れないという遺書を残して…。』
『俺、やつだけが生きる喜びでしたからやつを追うつもりでこの海に来たんです、
でも、あなたに会ってこの人となら人生をやり直せるんじゃないか…、
そんな気がして、あなたに掛けてみたんです。』
神妙な顔の平山。
『私も同じ思いでここに来たんだよ。
だが君と出会って私の生きる道がはっきりとした。
私の方こそ君と一緒の人生を歩ませてくれないか?』
『先輩…!』
小津の肩に掛けた平山の手を握る小津の描写。
こうして私は苦悩の中、生涯の伴侶を得た。
世間な評価がどうであれ、二人が幸せならばいいではないか?
ー完ー