中日新聞 2020年12月11日付(朝刊)
「見出し」とは、内容が一目で分かるように記事の前に付ける短い文章のことです。文中に立てる「小見出し」もあります。一番大きくて目立つものが「主見出し」、2本目以降を「わき見出し」といいます。
A 新聞を手に取る環境ができた次の段階は情報の共有です。新聞記事に限らず、価値ある情報を得ると人に話したくなるのが自然のことです。親から子どもへ一方通行では、せっかくの取り組みも押しつけになっては逆効果です。子どもから教えてもらえるようになれば取り組みは成功です。「お父さん(お母さん)、忙しくてなかなか読み通せないのでおもしろい記事があったら教えて」等、声をかけ、「教えてくれてありがとう!」の言葉を添えれば長続きします。
「事実と考えを区別する」(中学1年 東京書籍)令和3年度版
1 単元の目標
事実と考え、推測と意見の違いを理解し、それらを区別して文章の内容を捉えることができる。
2 授業の流れ(例)
1 教材文を読み、何が問題かを考える。
2 事実と考え、推測と意見の違いについて理解を深め、それらを区別して文章の内容を捉える。
3 学習を振り返る。
3 アドバイス
正確な情報を得るためには、事実と考えを区別することが大切ですね。
運というやつは本当に人を困らせてしまう。
運は人を出し抜いてしまう。
君原健二(元マラソン日本代表選手)
中日新聞2020年10月19日付(夕刊)