For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

楽器フェア終了

2009年11月10日 | ライブ 
2日間にわたり横浜で行われていた楽器フェアでプレーしてきました。
去年から使っているポールリードスミスを作ったご本人とも会う事が出来、
また、色々な話もできました。

同じアメリカ人でも私のすむカリフォルニアのアメリカ人とかなり違う米国東部のアメリカ人で、
個人的には東部の人は好きですね。 英語のアクセントも東部のキチンとした響きで好いものありました。
カリフォルニア(ハワイ 、テキサスも同じ、、つまりアパラチア山脈以西のアメリカ英語は非常に不明妙で
ニャオーニャーオー )の英語になれているので、余計そう感じましたね。

 日本で人々がイメージするこれぞアメリカン イングリッシュというのがこのカリフォルニア弁、、
Rの音が馬場さんみたく聞こえるらしく、一部の和製ジャズシンガーの凄い馬場さん発音になっちゃうゆえんですね。
 イギリスの発音で話すと100人中90人位に発音悪いとか言われるゆえんですね。 
イギリス弁難しいんですけどね。 真似すると、、ミックやクラプトン、ロンドンなまり強くて好いんですけどねえ、、。 まあ、それはともかく、、。

特に面白かった話は彼はかなりインテリのエンジニアタイプで日本の伝統的な美学や侍の心、
スピリチュアルな部分の日本にとても興味が有るとのことで、しかし、TVをつけると出てくる軽薄で幼稚な
日本人は理解できないとのこと、同じ日本人なのにどうして2種類のタイプがいるのか? その中間はいないのか?
何故、日本はアメリカと戦争したのか?
などなど、、 (結構 突っ込んできましたね、、笑)

説明を詳しくしたのですが、やはりキチンと説明するには避けて通れないのが歴史、、
特に第二次大戦を境にそれ以前と以降の教育の違い、自虐的歴史観により現在の日本の流れが作られてきた部分もあるし、、
これはリベラル、保守とわずまあ、違いのない事実でしょうから。 

そして、民族と国というコンセプトを日本人はどう捉えているか、物質的なものと精神的なものの価値観のバランスの取り方。
お金が全てと思っている人もいるし、また、清貧というコンセプトも同時に価値を持ってくる年ごろもある、

また、開戦に関しては< Rat On The Corner> というフレーズで理解出来たようでした。つまり他の選択肢がその時点では彼らには無かった、、という意味として。
というわけで、、そこら辺をかいつまんで
説明、、非常に納得してもらえたようでした。 これでラストサムライとブラックレインの違いがもっと理解出来た、、
と言うことだった。

それはそうです。(因みにこの2本の映画は個人的に大好きな映画です。) 

フェアの会場も見てまわり、沢山の興味深いギターの数々 目の毒、、(笑)、、
そして知り合いにも沢山会いました。

東京もちょっと寒さも一段落して今日など結構暖かかった、、。
それにしてもTVタックルとかいう番組は見ていて腹が立った、、。
まあ、良いか、、、国会中継はこんな時以外見れないので面白い、、。

しかし、メンツが全てそろえてあれだけしかいないんですね。 良い悪いじゃなくて。
個人個人は皆さんとても頭の良い人達なんですね、、見ていてそう思った。

さあ、明日は湘南のロックのメッカ、、平塚レインのライブです。
オーナーで自身もソウルシンガーのハリケーン小川さん、、ちがったハリーさん、、
私より数年早くクラブを握っていて、、始めた当初は良く苛められました、、
現在は違います、、エブリワンは差し上げられませんが、、返り討ちしますよ。って見てないか?(笑)

さあ、弦でも変えましょうか、、。

コメント (6)
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