アメリカの南部の黒人の料理は面白いものがあって、ここLAにいても南部出身の黒人と友達になったり、またそういった南部の料理を特別に扱うソウルフードの店とかもある。
Valleyにも2,3軒あってその中のひとつにゴスペルやソウル、ブルーズなどのライブをやっているお店があった。 そのひとつにBig Mamaという店があって数年前まで仲の良い黒人R&Bシンガーに付き合ってしばらくレギュラーで出ていた。
そこでオーナーのBig Mamaさんの得意料理がライブ後に出されるわけでこれも楽しみの一つだった。 そこで初めて食べたのがソウルフード。 深南部の黒人家庭料理の代表的なものだった。 もっともこの一族(ファミリーで経営していた)はルイジアナ近辺からの移住者だったようで多少ケイジャン料理ぽかったのかも知れない、、、詳しいことが私にわかるわけがないのだが、。
フライドチキン、カラーグリーン、そしてコーンブレッド、これをいつも注文して食べていた。このときのシンガーの紹介でLAでも治安があまりよろしくないとされているWATTSという地区で活動する黒人ゴスペルグループのライブをしばらく手伝っていたこともあった、そこでベースを弾いていたのは昔チェンバースブラザースというグループがあってそこでベースを弾いていたジョージチェンバースという人でとてもよい人だった。 ベースを弾きだすとものすごいグルーヴをかもし出す、素晴らしいプレイヤーだった。
彼らと活動をともにした時期にサンクスギビングの食事会に呼ばれたことがあり、そのときリーダーでリードシンガーのジュエルの家ででた本格的ソウルフードの大ご馳走の数々はものすごかった、、めっちゃくちゃ美味しかったのだけど、想像されるカロリーもものすごいものだった、、。 基本的に甘い味付け、油と砂糖を沢山つかうのだろう、、甘党で揚げ物好きの私には全てヤミーなものだった。
このバンドの名はジュエル&ラヴ リードシンガーのジュエルとコーラスが3人、ベース&ドラムにピアノとオルガン 、そしてギターに私という大所帯。 4人の黒人女性シンガー達のすざましさはソウルミュージック大好き人間の私には毎回口開け状態、、一緒にプレイしながら見ていた状態、、といったらわかっていただけるだろうか。 マヘリア ジャクソン、メイビス ステイプル、ベーッシースミス、それにウイットニーが加わったような、、いやそれ以上の実力、、ただ、個別には有名じゃなかったというだけでそのシンガーとしての実力に改めて驚いたのだった。 ファンには申し訳ないが、マライヤキャリーが100人かかってもその中の一人にも及ばないといったらその実力が想像できるだろうか、、
ちょっと話がとびましたが、、そうコーンブレッド、、昨日我が家でも作ったのです。 マーケットで見つけてはこの横に書いてるレシピとおりに作ってみたところ、、ま、なんと美味いものでしょうか。 こんなに美味いもの食べたことがないといってしまいたいくらい美味い。 中になんか麻薬のようなものでも入っているのではないかと思うくらい美味かった。
コーンブレッド、、大好物になってきた。
それではどちら様も 今日は Southern Soul Musicでも聞いてハッピーな一日を、、
私からのお勧めは中学生の頃良く聞いていたこれです。
http://www.youtube.com/watch?v=UzHK5VApBbU&feature=related