待ちに待ったテレキャスターが届いた。 トラッキングナンバーを調べて午後届くとわかっていたので、今か今かと待っていた。USPのドライバーでちょっとウイリアムCメイシーに似ているなかなか味わい深い顔をした親父が持ってきた。
開けてみた。 アメリカの匂いはしなかった、、というかここがアメリカなので当たり前か、、(笑) 思ったとおりのナイスなギターが出てきた。
まずは大掃除&総点検、、、弦をはずして ボデイ、ネック、フレットボード、スイッチ類、マシーンヘッド、、ピックアップ、、、ねじ、、、綺麗に磨いた。 43年分の手垢が付いているフレットボードは特に念入りにクリーンアップ、、ギターワックス、レモンオイル、などなどを組み合わせ、つけすぎず、、後は人力&根性で(笑)
一通り綺麗になり、弦を張ってみた。 ゆっくり5弦のAをあわす。 普通弦を変える時のチューニングはメーターなど使わずに、長年の勘でだいたいほぼ間違いなくチューニングがあう。
よく巷でいう絶対音感などというものが私にあるとは思えない、これは自信を持ってそう思う(笑)この手の絶対音感とかって、だいたい結構大げさな話しになっていくように思うんだけど、、長年 不思議におもう。 チューニングは今回もぴったり合っていた。
さっそくアンプにつないでみる、、Crateの15WクラスAのチューブアンプで鳴らしてみた、、まずは音が出るかどうかの確認もしなきゃね。
結論から先にいうと、、しびれた! 甘く輪郭のあるフロントPU、ダイナミックスも激しくあって 抑揚が表現しやすいというか、これで弾くバラードの気持ちよさよ。 リヤにしてみた、、さっき掃除中にリアPUを固めてあった蝋ワックスがすこし溶け出したのであせったが、、これはブギーさんに聞いていたので、すぐわかりそれ以上ごしごしやらずに事なきを得た、、
そのリアPUだ、、、カシャ、ビシ、 ♪ ♪ ♪ おお、トワンギーな低音弦の響きが流石だ。ぐわんぐわんとまるで憎っくきグラマンヘルキャットのエンジン音のようにはじける。
ちょっとチキンピッキングのフレーズを少々、、、良い感じにミドルレンジがまるで飛び魚のような元気のよさだ。言うこと無い、それでいてすこしもギラギラしていない、真夏の太陽♪していないのだ、って、 知っている人いるかな(笑)
ちょっと割ってみた、、フロント、リアー、そしてセンター、、意外とセンターのちょっとオーバードライブしかかるあたりの音も捨てがたい。
気がつくとえらく長い間 弾いていた、肩が凝って 首が痛くなったのでちょっと休憩。
あ、そうそう、、このギターとても軽かった。 手元にある51年のNocaster Relicと同じ位かもしれない。 これも素晴らしいのギターです。
さあ、コーヒーでも入れて ピカン タルトでも用意して続きをやろうかな、、
楽しいね!