前回の話題でコーラスペダルを使ってちょっとひと味加える、料理のシーズニングの最後のととのえ、、みたいな話を書きました。 そして和製英語に関しても少し書き出して、続きがここになるわけです。
長文注意です。(2021年7月青色の部分を追記しました。)
話をこの苦笑する和製英語、困った和製英語に戻すと、、これは今の時代沢山ありますね。 最近だと、このテイストとかコミットメント、コミットするとかいうのも結構怪しいですよね。 カミングアウトとかアバウトとかは死語になってくれてよかったけど、、。
コンテンツとかコンプライアンスとかリテラシー、ダイヴァーシテイ、とか 好きですね、、皆さん、、(笑) 僕はレジェンドって単語の安売りが大っ嫌いです、なぜか(笑)、、。
英語を多少以上は理解できているであろう政治家や文化人(?)というたぐいの人たちが、おかしいのを知っていて、また日本語の一部として、沢山和製英語を和製英語として使いますから、どんどん日本独自のスタイルになっていきます。
まあ、こういった話はもう随分前から修正不可能なので、長い物には巻かれまくっていますが、(僕も年を取ったのですね、、、(笑&泣)、、
ただ、注意していないと新語ですから本来の意味と違う意味を新たにもつ場合が多いので、英語を日常言語として見聞きして使用しているアメリカでの生活のあとに日本に戻ってくるとたまに順応に失敗します(笑) 本来この部分は結構上手くて、カメレオンタケダなんですけど、、。
それと同じように日本語のアクセント、メロデイも変わってきましたね。
若者言葉、若者のイントネーションの影響で日本語のアクセントが非常にストレンジに変化してきてとんでもないものになってきていると思います。 基本的に北のアクセントの影響では無いかと思いますが。
電車の車内放送の駅名にまでついにその影響がでてきて、ここ数ヶ月でショックのあまり頭がくらっと来たのは、 高円寺の発音です。
本来 ギターで弾くと(Gのキーの人として)4弦5FからG↓F↓D とか G>E>C とか とにかくコ-が一番高く、コーエンジ コーにアクセントが来る、まあ、だいたいこんなメロデイです。 ところが、こないだ聞いた車内放送は、、
強いて書くと 4弦EからGまではスライドしながらアップ、、 こおえんじい とエンにアクセント来ていました。
デパートとは言わずに百貨店と言い出して久しいですが、これも凄い発音になっちゃいました、、NHKのアナウンサーまで。
百貨店のアクセントは カ にあります。 ひゃっ カ テン です。それがカのアクセントが無くなって平坦になってどちらかと言うと ひゃっか テン のテンに来ちゃいました。 どうしましょう、、、
ついにここまで来ました。 悲しいですね。
(追記 2021年7月 今年の春に日本に行ったTVではデパートと言うアナウンサーもたくさんいて ホッとしました)
勿論LAの日系移民のお年寄りの日本語も違う意味ですごいものがあって、
<今日はトラフィックやさかい、はよこうてもどろ、プライシイーやけど、はうめにーかうばってん? > 実際僕が某日系スーパーで耳にした会話です。 このプライシイとトラフィックは日系人の2大よく使う日本語に混ぜる英単語の代表ですね。まあ、あとは収容所巻も驚きましたが、スパムロールと日本では言うようですね。
(追記2021年7月 第二次大戦中 日系人の多くが収容所コンセントレイション キャンプという所に監禁されていました。 砂漠の中ですね。そこで寿司を夢見て食べたのが収容所巻だそうです。初めて日系の体験者から直接その話を聞いた時はものすごく驚きました。)
というわけで、逆に僕の話す日本語も気を許すと今の東京の人にはわかりにくくなる部分も出てくるので、日本に戻るときは努めてきれいな日本語を話そうとしています。
(2021年追記 もともとが内田裕也式ミュージッシャン言葉+ストリートライクな江戸弁、でしたので 昔から一般的ではなかったのですが、、)
普段LAでは当たり前の様に皆が話している英単語混ぜスタイルをやめる、つまり英単語をなるべく混ぜない、理由は発音が和製英語と違うからです。つまり日本では引かれてしまうであろう発音は努めて和製英語の発音に変えてから口にする様にする。
などなど結構実は気をつかているんです。 それでもよくファーストフードの店などではコミュニケイション問題を起こします。まず、普通にこちらから質問をすると相手が動揺します(やってはいけないことのひとつなのでしょうか?)
マヨネーズはメーヨ、あるいはマアヨとアメリカでは通常略して言われます、又、Parmesan Cheese はパーメジャンとアメリカ英語では言うのですが 日本ではそれはやめて、粉チーズ下さい、の様にカタカナ自体をやめます。スカしたパーミジャーノもNGですね。トッポイですね(スーパー死語&笑)
結果、数年前に吉祥寺でこういう体験をしました。僕の友人の間では有名な話です。夜食事をしようと歩いている時、客引きの見るからにいかがわしいアジア人に声をかけられました、 中国人でしょうか、、いわく、
<いいお店よ、やすいよ、はいりな、、、>まあ、こんな感じだったかな、、 僕はなんか腹が立ったのであえてきれいな日本語喋りました。
< ここはどういうお店なのですか? おいくらで何をするところですか?>
中国人、、、、僕の質問には答えず、、、こういった、、、
< アナタ ニッポンチン ナイネ、、>
なんと僕の日本語が綺麗すぎて 外国人が日本語学校で習った日本語と思ってしまったというエピソードです。
つまり今や普通のあたりまえの標準語を話す日本人は絶滅しかけていて そういう言葉は日本語学校で日本語を学ぶ初心者の外国人たちだけによって辛くも残っている、、という状態なのですね。
しかし、言葉は生き物で伝染るので気をつけていないと我々も現代の日本語、短縮形が異常に多く、意味不明のIT用語が多く混ざるスタイルになってしまう人も多いようです。 (2021年7月 追記 アクセントは我々世代が認識する標準語と言われていたものとは全く違うものとなりました。地方の方言や独特のイントネーション&アクセントがいろいろ混じり合ってそれが現代の標準的な日本語になってきているようです。
まあ、僕のような絶滅危惧種の言うことですけど、海外に長く住んでいる人間の一人としてたまには発言したくなっちゃいます。(笑)この記事また何年か経って読み返し書き加えてみたくなるかもしれません。 その時まで Peace Out K.T. )
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