For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

アメリカのセールスコール

2020年01月28日 | ロスアンジェルスから

たまにはこちらの生活事情なども書いてみようかと思ったわけです。

というのもさっき、こちら米国ではよくあるセールスコールが朝食を今から食べようと思ったまさにその時かかってきて、その内容があまりにも酷くてそういう非常識なアメリカンスタイルに慣れているはずの僕でさえ一言書きたくなったというわけです。 

突然かかってきて Helloでもなく、自分の正体も明かさず 大声で話し始める、そうとう頭が良くない男だった、、。Firemenをサポートする基金に寄付をしろというコールだったけど、まずはこんにちはでしょう? 最低のあいさつ 人のうちに電話してきてHelloもHiすら言えない人間が実際にいるわけです。20秒後に黙って切りましたけど、。

アメリカ人が全員こんな人たちなわけはなく、それはそれは立派な人格者もいれば僕の100倍も頭の良いエリートたちもいるわけだし、心優しい人たちも大勢います。 しかしその反面、先ほどのコール親父のような常識のジの字の1000分の1も習わずに生きてきた人間もすくなからずいるわけです。

その格差、振り分けられ方がダイナミックすぎて、(笑)いつになっても驚かされます。 例えば日本の社会ではそういうことはほぼありえない、万葉集にでていたとか聞くほぼほぼ(笑)そういうことはないだろう。

日本ではホテル暮らしのようなものなのでそういうセールスコールがかかってくる電話自体もないので経験が無いのですが、まあ、振り込め詐欺とかの話はよく聞くので別の意味では大変なことも多いかと思います。

米国のセールスコールや店員の対応、サービス業全般に言えるのは常識などさらさらない 特に僕のような世代の日本人にとって幼いころから教えられてきた常識を米国のそれに照らし合わせると月と鼈の古いたとえか、あるいはアインシュタインと幼稚園児、これも変か、、(笑)まあ、とにかくすごく(すごいじゃないですよ)すごく違うわけです。

日本(というより、東京だけなのかな、、)の電車の中も最近はエチケット、マナー、常識がない人を多く見かけますけどね。 つらいときありますね。

以前書いた話で Cell Phone(携帯電話、スマートフォン全体の米語 以下Cellと書きます)話すのが禁止の空港のドライヴウエイ、ここで低速で走りながらCell Phone話をする中年の黒人女性、運転中は通話禁止と注意する空港Police、すると黒人女性、そのOfficerを指を立てて静止、今話しているんだからうるさい、待て、と言っています。

マーケットのレジで待っているとレジのおばさん Cell Phoneで話している。お客を待たせている。 なかなか終わらない。その間手はほとんど動いていない。笑えるというか オカシイでしょう?

こっちが1000%正しくて相手がミスしてこちらが困っている、多少のクレームを店員にぶつけるとほとんどの店員は決まってこういう、

<I don't Like Tone Of Your Voice,,> 何??

お前の口調が気に入らない、、こういう意味ですよ。 

僕の口調(Tone Of Your Voice)の話をしているのじゃないです。 あなたの対応にクレームをつけているのですよ。 と言い返さないといけないわけです。 これを今年で23年丸まる僕は続けてきています。

アメリカの生活も今年の3月で24年目に入ります。 タフじゃないと生きられない世界ですね。 あるいは大金持ちか? お金でまもるか 根性とタフネスで生ききるか、何ですね。 あるいはひきこもるか、、(笑) 大笑いですね。

最終的な答えはやはり困ったときは神頼み、ですね。これが一番です。

面倒な時はかわいそうな人だなと心の中で思って立ち去るわけです。 これは日本でも米国でもそうするのが正解だと聖書に書いてありますね。

<人の子は、、中略、、足の土を払ってそこを立ち去りなさい、、>とあります。 

たとえが多く色々な解釈ができちゃうところが逆に聖書の良いところと僕は思っていますが、この時は理解されないときは黙って立ち去りましょう。と簡単に理解しています。 ちょっと曲解はわかってますが。

なかなか実行できなくてたまにはVシネマの主人公のようになりそうになりますが、、(笑)

いけませんね、、。

お後が宜しいようで。

それでは皆様 See you later Have a good  one.

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4 コメント

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時代は変わる (YASU)
2020-01-29 10:51:50
もうこちらのブログを覗かせて頂いて随分と経ちますが、様々なトピックがいつも自分自身を顧みるきっかけなっています。

時代の変化と共に人同士のコミュニケーションも変わってきたと常々感じています。倫理感やマナーと言った点においても国を問わず変わっているのですね。と言いますか、倫理観やマナーと言うものが変化するものだとは思っていませんでした。

私は現在、接客業に就いていますが、ネット社会の弊害なのか、ものすごく対応に苦慮しています。ある一つの行ったサービスに対して99人の人が満足して頂いても1人のお客様が不愉快に思えば全てがゼロとして、扱われてしまう昨今...

もちろん本文に登場するレジ係に至っては言語道断です

聖書からお言葉、ちょっと心がほぐれました。ありがとうございます。
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Yasuさん (Kazuo Takeda)
2020-01-29 18:43:46
エリック・クラプトンのアーリー中期の名作に
There's One In Every Crowd というのがありましたが、ご存知 <どこにも一人くらいいるよね。>
ですよね。
シェイクスピアもこういった名句が多いですが、これもなんかすっと心の仕切り直しができる感じで好きです。 アルバムの良かったですよね。
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Unknown (バジィー)
2020-01-30 03:47:14
電話勧誘など名簿業者情報で得た個人情報は、相手にオプトアウト (opt-out) の手続きをしてリストから個人情報を削除して貰えます。法で定められている権利だらか相手も従うはずです。この場合、「Firemenをサポートする基金に寄付をしろ」ですから、会社の利益目的でなく個人が好き勝手にやっている様なのでオプトアウトの効果は無いかもしれない。
返信する
自分の常識が (二等兵)
2020-01-30 20:49:29
世間の常識とは思わないですが日本にいる限り
7割くらいに収まっている自負はありますけど、
こりゃアメリカには住めまへんわ。

和兄いも方々Vシネマの男優のようにはならないことをお勧めします。
ご自愛を(笑)。
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