イノシシの餌場&運動場と化した崖の、その上には元畑があります。今年の春からいろいろ植え始めたのですが、手入れが行き届かず、夏の終わりには半分くらいが草原になってしまいました。
その草原の中に、栗の木が一本立っています。数年前10本ほどあった栗の木を切ったのですが、その中の一本の枝が伸び2mほどに生長したのです。昨年は数個、今年はかなりの数の実をつけました。
下の林の実生の栗の実のように動物たちに食べられるのは残念(コチラ→)なので、こちらへはなるべく足を運ぶようにしました。でも、夜の間にやってくる動物がいるのか、いついっても、かなりの数のイガが散乱していました。
先日、草の中をよく見ながら歩いていたら、クリの木のすぐ近くに野生動物のものらしいうんこを見つけました。犬の糞のような形で、直径は2、3cm。イガよりも大きい塊です。これだけの大きな糞をするのは小動物ではなさそう。(このうんこの写真を見たい方はコチラをクリックしてください。草むらの中に隠れていて分かりにくいかも知れませんが、右がイガ、左がうんこです)
大型とすると、ニホンカモシカか日本シカ、それともイノシシかクマが考えられます。カモシカやシカはたぶん糞の形状が違うので、残るはイノシシかクマ。でも、イノシシなら通った跡がありそうなものですが、栗の木周辺には見当たりません。それに、イノシシは丁寧に鬼皮を除く習性があるので、イガとともに鬼皮も散乱しているはずです。
となると、クマ? このところ、稲武はあちこちでクマの目撃情報が相次いでいます。おおかたは栗の木目指してやってくるらしく、栗の木の上には、熊棚といって栗の木の枝を折ってクマが作った巣のような、腰掛のようなものが残っていてそれと分かるようです。
実際にクマを見かけた人もいるそうです。
元畑のさらに上には2軒ほど家はありますが、その奥は砂防ダム。ダムの裏の山は稲武で一番高い山、城が山に続いています。クマが出てもおかしくない場所です。ただし、うちの栗の木には熊棚はありません。だからクマではない、という証拠になるのかどうか、わかりません。
大型動物の糞らしきものを見つけた翌日だったか、今度は自宅の縁側で、かなり小さなネズミの死骸を発見しました。
ノネズミはこの辺りにけっこういます。数年前に家をリフォームする前までは、かなりの数のノネズミが家に入り込んでいて、駆除に苦労しました。今はすっかりいなくなりましたが、いなくなった理由が家のたてつけがしっかりしたため出入りしにくくなったためか、ネズミたちの天敵が出没するようになってめっきり数が減ったせいなのか、わかりません。
というのも、一昨年のこと、家の近辺に住処を構えているらしいノラネコが、家のまん前にとぐろを巻いていた大きなヘビをつついていたのを見たからです。ノラネコは私の姿を見るといったん退き、近くの草むらでじっとこちらを見守っていましたが、私が数分その場を離れた隙に、ネコもヘビも姿を消しました。おそらくネコがヘビを捕まえてどこかに持っていたのだと思われます。
そのネコはノラにしてはずいぶん肥えていてたくましい体つきをしています。ヘビやノネズミなど、豊富にある新鮮な肉を腹いっぱい食べているからではないかと、そのとき思ったものです。
縁側で見つけたノネズミも、おそらくそのノラネコがつかまえたものと思うのですが、不思議なのは、死骸は首で噛み切られ、すぐそばに頭部が置かれていたことです。内臓だけを食べるのだったら腹が割かれているはずなのに、そうなってはいません。ただただちぎっただけ、といった感じなのです。いったい何のために、こんな行動をとったのか、見当がつきません。それとも、私の知らない全然別の動物のやったことなのでしょうか?
このネズミの死骸の写真も、見たい方はコチラをクリックしてください。
その草原の中に、栗の木が一本立っています。数年前10本ほどあった栗の木を切ったのですが、その中の一本の枝が伸び2mほどに生長したのです。昨年は数個、今年はかなりの数の実をつけました。
下の林の実生の栗の実のように動物たちに食べられるのは残念(コチラ→)なので、こちらへはなるべく足を運ぶようにしました。でも、夜の間にやってくる動物がいるのか、いついっても、かなりの数のイガが散乱していました。
先日、草の中をよく見ながら歩いていたら、クリの木のすぐ近くに野生動物のものらしいうんこを見つけました。犬の糞のような形で、直径は2、3cm。イガよりも大きい塊です。これだけの大きな糞をするのは小動物ではなさそう。(このうんこの写真を見たい方はコチラをクリックしてください。草むらの中に隠れていて分かりにくいかも知れませんが、右がイガ、左がうんこです)
大型とすると、ニホンカモシカか日本シカ、それともイノシシかクマが考えられます。カモシカやシカはたぶん糞の形状が違うので、残るはイノシシかクマ。でも、イノシシなら通った跡がありそうなものですが、栗の木周辺には見当たりません。それに、イノシシは丁寧に鬼皮を除く習性があるので、イガとともに鬼皮も散乱しているはずです。
となると、クマ? このところ、稲武はあちこちでクマの目撃情報が相次いでいます。おおかたは栗の木目指してやってくるらしく、栗の木の上には、熊棚といって栗の木の枝を折ってクマが作った巣のような、腰掛のようなものが残っていてそれと分かるようです。
実際にクマを見かけた人もいるそうです。
元畑のさらに上には2軒ほど家はありますが、その奥は砂防ダム。ダムの裏の山は稲武で一番高い山、城が山に続いています。クマが出てもおかしくない場所です。ただし、うちの栗の木には熊棚はありません。だからクマではない、という証拠になるのかどうか、わかりません。
大型動物の糞らしきものを見つけた翌日だったか、今度は自宅の縁側で、かなり小さなネズミの死骸を発見しました。
ノネズミはこの辺りにけっこういます。数年前に家をリフォームする前までは、かなりの数のノネズミが家に入り込んでいて、駆除に苦労しました。今はすっかりいなくなりましたが、いなくなった理由が家のたてつけがしっかりしたため出入りしにくくなったためか、ネズミたちの天敵が出没するようになってめっきり数が減ったせいなのか、わかりません。
というのも、一昨年のこと、家の近辺に住処を構えているらしいノラネコが、家のまん前にとぐろを巻いていた大きなヘビをつついていたのを見たからです。ノラネコは私の姿を見るといったん退き、近くの草むらでじっとこちらを見守っていましたが、私が数分その場を離れた隙に、ネコもヘビも姿を消しました。おそらくネコがヘビを捕まえてどこかに持っていたのだと思われます。
そのネコはノラにしてはずいぶん肥えていてたくましい体つきをしています。ヘビやノネズミなど、豊富にある新鮮な肉を腹いっぱい食べているからではないかと、そのとき思ったものです。
縁側で見つけたノネズミも、おそらくそのノラネコがつかまえたものと思うのですが、不思議なのは、死骸は首で噛み切られ、すぐそばに頭部が置かれていたことです。内臓だけを食べるのだったら腹が割かれているはずなのに、そうなってはいません。ただただちぎっただけ、といった感じなのです。いったい何のために、こんな行動をとったのか、見当がつきません。それとも、私の知らない全然別の動物のやったことなのでしょうか?
このネズミの死骸の写真も、見たい方はコチラをクリックしてください。