10月16日(土)、どんぐり工房でとよた都市農山村交流ネットワーク主催の、山里学校が開かれました。10月の講習は草木染め。初夏の部(コチラ→)に続いて私が講師を担当しました。
山里学校の草木染めの特徴は、草木の採取から行うこと。今回は、今が一番美しい色が出るセイタカアワダチソウの黄色い花と、ハンノキの黒い実と枝葉を使いました。
これがハンノキです。私はハンノキの染めははじめて。実を言うと、当日採取場所に決めてあったところの木々をヤシャブシと思い込んでいたので、この日はヤシャブシ染めをするつもりでいたのです。
ところが集まった生徒さんたちと採取に行ったところ、葉の形も実のつき方も、どうもヤシャブシとは違うようなのです。、もしかしたらハンノキかな、とおもいながらとりあえず採取して工房に帰り、図鑑を調べました。すると、やはりハンノキ。でも、ヤシャブシもハンノキもどちらも、かばのき科ハンノキ属だし、図鑑にもちゃんと染められると書いてあるので、刻んで煮だし始めました。
こちらがヤシャブシ。参加者のお一人が、昼休みにハンノキの採取場所近くで見つけてきてくれました。ハンノキは実が数個ずついっしょについていますが、ヤシャブシは1個ずつぽつんぽつんとついています。
セイタカアワダチソウからは黄色系が、ハンノキからは茶色っぽくて渋い、いかにも日本的な色が出ます。鉄媒染で、セイタカアワダチソウはオリーブ色、ハンノキは青みがかったようなグレイに。この日は、とくにこの鉄媒染した色に人気が集中しました。
この日の参加者はスタッフを入れて10名。前回の講習会に続いてきてくださった方も2組おられました。千葉から奄美大島に旅する途中によってくださった方もいて、にぎやかにたのしく過ごせた一日でした。
山里学校の草木染めの特徴は、草木の採取から行うこと。今回は、今が一番美しい色が出るセイタカアワダチソウの黄色い花と、ハンノキの黒い実と枝葉を使いました。
これがハンノキです。私はハンノキの染めははじめて。実を言うと、当日採取場所に決めてあったところの木々をヤシャブシと思い込んでいたので、この日はヤシャブシ染めをするつもりでいたのです。
ところが集まった生徒さんたちと採取に行ったところ、葉の形も実のつき方も、どうもヤシャブシとは違うようなのです。、もしかしたらハンノキかな、とおもいながらとりあえず採取して工房に帰り、図鑑を調べました。すると、やはりハンノキ。でも、ヤシャブシもハンノキもどちらも、かばのき科ハンノキ属だし、図鑑にもちゃんと染められると書いてあるので、刻んで煮だし始めました。
こちらがヤシャブシ。参加者のお一人が、昼休みにハンノキの採取場所近くで見つけてきてくれました。ハンノキは実が数個ずついっしょについていますが、ヤシャブシは1個ずつぽつんぽつんとついています。
セイタカアワダチソウからは黄色系が、ハンノキからは茶色っぽくて渋い、いかにも日本的な色が出ます。鉄媒染で、セイタカアワダチソウはオリーブ色、ハンノキは青みがかったようなグレイに。この日は、とくにこの鉄媒染した色に人気が集中しました。
この日の参加者はスタッフを入れて10名。前回の講習会に続いてきてくださった方も2組おられました。千葉から奄美大島に旅する途中によってくださった方もいて、にぎやかにたのしく過ごせた一日でした。