ジョージ・クルーニー主演のこの映画、久々に息もつかせず見ました。
主人公は「マネーモンスター」という番組の司会を務める人気タレント。この番組は、株式市況の動向を伝えるのが目的なのですが、名前のとおり、マネーゲームをエキサイトさせるような言葉を次々に司会者が発し、半ばおちゃらけで進行する人気番組らしい。
本番が始まった直後、男が侵入。彼は銃を持っていて、主人公に爆薬が取り付けてあるチョッキを無理やり着せます。彼の主張はこう。
某会社の株を買った。買った理由は、司会者が「貯金より安全」と太鼓判を押したから。だが、一挙に暴落。自分は大金をなくした。そして・・
司会者と犯人のやり取りはオンエアされ、人々はテレビにくぎ付け。なかばおもしろがって、事件の行方を見守ります。犯人の名前も家族もすぐに突き止められますが、事件は思わぬ展開に。
株式が話題になっていることもあって、ずっとIT関連の言葉が続出。頭文字だけの略語とか頻繁に登場するのですが、字幕だけでは理解不能。主人公や放送局スタッフ、大会社の幹部たちにはすんなりわかる言葉なのですが、犯人にはわからない。混乱するばかりの言葉なのです。使う言葉ですでに格差が歴然、ということなのでしょう。
それと、顔認識その他、関係情報が瞬時にわかることにも、あらためて慄然としました。
ああ、今はここまできているよな、ということをひしひしと感じる映画でした。
主人公は「マネーモンスター」という番組の司会を務める人気タレント。この番組は、株式市況の動向を伝えるのが目的なのですが、名前のとおり、マネーゲームをエキサイトさせるような言葉を次々に司会者が発し、半ばおちゃらけで進行する人気番組らしい。
本番が始まった直後、男が侵入。彼は銃を持っていて、主人公に爆薬が取り付けてあるチョッキを無理やり着せます。彼の主張はこう。
某会社の株を買った。買った理由は、司会者が「貯金より安全」と太鼓判を押したから。だが、一挙に暴落。自分は大金をなくした。そして・・
司会者と犯人のやり取りはオンエアされ、人々はテレビにくぎ付け。なかばおもしろがって、事件の行方を見守ります。犯人の名前も家族もすぐに突き止められますが、事件は思わぬ展開に。
株式が話題になっていることもあって、ずっとIT関連の言葉が続出。頭文字だけの略語とか頻繁に登場するのですが、字幕だけでは理解不能。主人公や放送局スタッフ、大会社の幹部たちにはすんなりわかる言葉なのですが、犯人にはわからない。混乱するばかりの言葉なのです。使う言葉ですでに格差が歴然、ということなのでしょう。
それと、顔認識その他、関係情報が瞬時にわかることにも、あらためて慄然としました。
ああ、今はここまできているよな、ということをひしひしと感じる映画でした。