アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

Street&Park market 久々に出店します

2017-12-13 17:51:47 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今朝は霜が降りたうえにうっすら雪が積もっていました。温度はかなり低いのに、雪はなかなか、とおもっていたら、きました。あさってのイベント、出かけるのがおっかなびっくりなのですが、一年ぶりの出店をいたしますので、おしらせします。

    今回も奥三河4Three trees+として出店。アンティマキの焼き菓子とパン、きよさんのこんにゃく、こころざし工房の天然素材の石鹸をおもちします。

    まだ、何をお持ちするか決めていないのですが、できたらパンは食パンとバンズを。食パンはまだ型を購入していないので、お持ちできるのは二つか三つだけ。

    スコーンは、豊田産の大きなブルーベリーの実をたっぷり入れたこちらを。

    クッキー類は、穀物クッキー3種にアニスシード入りオートミールクッキー、グラノーラ。もしかしたらブルーチーズクッキーも。

    クリスマス間近なので、昨年好評だった卵・乳製品不使用のシュトーレンも作って持っていきたいのですが、準備が間に合うか、不明です。間に合ったら、FBで直前に告知いたします。

    きよさんのこんにゃくは、どのイベントでも人気。きのうのグリーンママンの朝市でもいち早く完売しました。こんにゃく芋を蒸し、広葉樹の灰汁でかためた彼女のこんにゃく、今年最後の販売です。

     こころざし工房のゆきえさんが作った石鹸。7年ほど前に彼女と出会ってから、毎日の生活に欠かせなくなりました。いま、気にいっているのはアロエ入り。7年の間に種類も中身もかわり、より質のいい石鹸が生まれました。乾燥肌の季節に、ぜひおすすめです。

     場所は、豊田市駅近くの桜城址公園。時間は10時から3時までです。今月は城址公園のみの開催です。暖かくしておでかけください。

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ジャコメッティ展にいってきました。

2017-12-13 17:10:20 | 映画とドラマと本と絵画
    豊田市美術館で開催中のジャコメッティ展に行ってきました。

    細長い彫像や胸像を、昔美術の教科書で見た時は、「こんな姿を作ってもいいのだ!」と、びっくりしました。ピカソなどの抽象絵画と違って、人間の形をとどめているのに、崩れていてしかもやたらほそいのを、面白くおもいました。

    彼が書いた本も家にあったのですが、ほとんど読まずに美術を専攻した若い知人にあげてしまい、あとはほぼ何も知らない状態での鑑賞でした。

    会場はことのほかひろく、大きなものも小さなものもたくさん。撮影可能の作品を並べた部屋もありました。この体験は初めて。同行した友人の話では最近はときどきあるそう。いい企画です。

    その部屋にあった2つの作品。上が猫、下が犬。猫のほうは、ジャコメッティにむかって歩いてきた猫を見て創作したのだそうですが、彼に見えたのは猫の顔だけ。だから顔は立体的だけれど、後ろの体は骨だけ。こういう見方、面白い! 

     ついで、犬のほうは、彼が見た犬に濡れそぼったみじめな自分を投影してつくったという。どちらも、バランスが美しく、みあきない。

     写真を回転できないので、このまま載せますが、友人が撮った私と彫像の写真。3mはないかもしれませんが、かなりでかい。

     たぶんこの彫像と、もうひとつ、歩く男の姿を模したらしい大きな彫像は、展示された写真パネルにも登場していました。こちらの立像は、彼のアトリエか廃屋の隅に、歩く彫像のほうは、田園のあぜ道を闊歩しているようにおかれていました。どちらも所を得ていて、なじんでいるように見えました。この犬も猫も、こんな美術館の一室ではなくて、場末の裏道とか森の奥とかにおいたら、もっとしっくりくるよな、とおもいました。

    落羽松という名前の木だと、一緒に行った友人が教えてくれました。紅葉が美しい。カラマツのうな落葉樹の松らしい。松ぼっくりをさがしましたが、見当たらず残念でした。

    豊田市美術館は、昔七州城と名付けられたお城のあったところ。公園になっていて、きもちいい。

    小さな彫像もでっかい作品もデッサンも、いろいろ観賞できました。やはり、かれはすごい。圧倒された数時間でした。
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