アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

フェアトレードの材料でチョコレートを作る講座に参加しました。

2018-01-18 10:21:32 | 手作りのたべもの
   先週の日曜日、14日に、どんぐり工房で開催されたチョコレートづくり講座に参加しました。

   講師は、愛知県のフェアトレードショップの草分け的存在「風s」の代表土井ゆきこさんとそのお仲間。フェアトレードやカカオ豆の産地で働く子供たちの現状などのお話を交えての、講習会でした。

   カカオニブ、カカオマス、ココアパウダー・・こういったものはアンティマキの焼き菓子やパンの材料として使っていますが、ほんとのチョコレートをつくるのははじめて。

   この日どんぐりに集まったのは15名ほどの親子。ミルク入りとミルクなしのビターを作る班にまず分かれました。わたしはビターチョコ。使う材料は、カカオマス、カカオバター、砂糖だけ。

   カカオマスは、カカオの種を粉砕したカカオニブを溶かして、冷却したもの。チョコレートのもとです。作業は、このカカオマスとカカオニブを細かく刻むところからはじまります。

    刻んだものを湯煎。まだ砂糖はいれません。

    よく溶けたら砂糖を投入。混ぜ続けます。チョコレートの温度が45度になったら、今度は外側のボウルに水を入れて冷やします。27度まで。ここまで下がったらまた温度を上げます。29度まで。この工程をテンパリングというのだそうですが、本格的なチョコレートは何と72時間混ぜ続けるのだそうです。滑らかさがここで決まるのだとか。

    温度が29度になったら、講座では終了。型に流し込みます。

    途中何度か味見。使った砂糖がじゃりじゃりした有機粗糖だったため、なかなか溶けませんでしたが、それはそれで素朴なチョコの味がしました。

     30分以上冷蔵庫で冷やし固めたら出来上がり。2週間ほど寝かせるといいのだそうで、この日は一かけらだけたべてあとは冷蔵庫にしましました。

     同じ班の5歳のMちゃんがかいた感想。絵入りです。自分の顔の口の周りは茶色。チョコレートのおひげです。字は右から読みます。

     講座のあとは、媒染したてのフェアトレードの豆でいれたコーヒーをいただきました。こちらもおいしかった。

     土井さんご夫婦は、昨年春から稲武地区野入町の古民家を手に入れ、週の何日かを過ごしています。今年の春からは、カフェの営業も始める予定だそう。稲武にまた一つ、面白いお店がうまれそうです。
コメント
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