アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

8月のどんぐり工房の染め講習会終わりました。

2020-08-22 23:14:27 | 草木染め
  本日、今月の、どんぐり工房の定例草木染め講習会を終えました。 

  今月は、「インド藍で夏の青を染めよう!」。先月末の岡崎暮らしの学校での講座に続き、今年二回目のインド藍講座です。

  今日は、名古屋、豊橋、岡崎、豊田市街地、と遠方からの参加者がほとんど。朝から稲武も暑い日差しが注いでいましたが、「炎天下で普通に過ごせていられるということが驚き。気持ちいい」とおっしゃっていただきました。

  今年の夏は、標高600mの場所にある私宅でも過ごしづらくて、扇風機を回す時間がいつもよりそうとう多くなっているほど暑い。でも、まだ、クーラーが必要というほどの暑さになっていないのが救いです。

  さて、こんな稲武での一日、皆さんがお持ちになったシャツやブラウス、スカーフ、絹布などで、こんなにたくさんの染めができました。

  割りばしの板締め。

  洗濯ばさみとビー玉と紐で作った模様がユニーク。

  こちらは、お孫さんに描いてもらった絵をラップで防染して白抜きした手ぬぐい。かわいい。

  こちらも、同様に花を描いた部分を防染しています。

   古道具屋で仕入れた絹の白布を紐で縛っても模様付けしてありあす。女の子のワンピースになるそうです。 

   ほぼ最後の水洗いを終えたころから雲行きがあやしくなり、干し終わった途端、大粒の雨が降ってきました。稲武はずっと好天が続いていたので、ありがたい雨です。

   きょうも、たくさんの布がいい色に染まりました。参加者のお一人が、「しばらく自粛で何かを見に行ったり作ったりといったことを控えていました。今日はほんとに久しぶり。一日充実していました。楽しかった!」とおっしゃっいました。6月から再開したこの講座、密接になるのを避けるよう、注意はしているものの、ともすれば接近してしまうことも。いろいろ気にしながらの開講なのですが、こういうご感想をいただくと、開いてよかった、とおもいます。

   というわけで、来月も開きます。来月は9月22日(火曜日・祝日)の開講です。染め材料は、葛かヨモギ、そのほかもう一種類、なにかつかいます。山里の初秋の草木染め、たのしみにいらしてください。
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