アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

晩夏のアンティマキの場所

2020-08-24 15:00:56 | アンティマキの場所に生きる動植物
    先週末から一日おきくらいに、数時間ずつ土砂降りになり、その後、めっきりひんやりした空気が流れるようになりました。

    昨年は、まったくひとつも落ちなかった栗。あんな年は初めてでしたが、今年は未熟果がもうこんなに落ちています。木を見上げても、実がどれほどなっているのかわからないのですが、去年よりましのようです。安心しました。これからは周辺の草をよく刈り、イノシシやサルより先に栗の実拾いに駆け付けないと。

    水やりをさぼっていたせいで枯れかけていた琉球藍は、一気に元の青々した生命力盛んな姿を取り戻しました。それで、やっと枝を数本切って、挿し木してみる気になりました。ここでまた水やりを怠ると、枯れてしまいそう。心せねば。

    無農薬栽培のミニトマの苗を、今年は2軒から購入し、獣の目に止まりにくいと思われる場所に植えました。はじめは支柱を立てて縛ったのですが、途中から伸び放題にまかせました。

    このずぼらな栽培は、なかばあえてやったこと。雑草の中でトマトの茎があちこち無尽に伸びていますので、トマトの実は、下のほうに隠れて見えにくくなっています。

    無事、この計画は成功しました。昨日初収穫。ほんとに隠れたところで赤くなっているので、見つけにくいのですがしかたありません。完熟まで待つのは危険なので、早どりしました。彼らとの競争です。

    カボチャも植えました。その蔓も行きたいところに伸びています。まだ大きくはなっていないので目につきにくいけれど、こちらはかなり心配です。イノシシやシカは完熟したおいしいものをとるようですが、サルは食べるつもりがなくてもとります。いたずらするのです。それが悔しい。収穫できる大きさになるまで土の栄養がいきわたるかどうか心配ですが、その前に、彼らに気が付かれないことを願うばかりです。

    猫じゃらしが風に揺れ、野菊やキンミズヒキ、ゲンノショウコの花が咲き始めました。山里の秋の到来です。



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