アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

もりのようちえん・もりのたまごで草木染め

2024-10-29 14:53:56 | アンティマキの焼き菓子とパン
  今月初旬、もりの幼稚園~もりのたまごで染めの会が開かれました。
   到着早々、アサギマダラを見つけた少年。間近で見られたのは初めてです。虫も枯れ枝も落ち葉も、彼らにとってはみんなともだち。
   この日使った染め材料は栗のイガ。かまどで煮だしたイガはとってもいい茶色系の染料になりました。
   写真は、年少のころから園で染めに親しんでいたS君。3月に卒園しましたが、この日はご両親と一緒に山へ。大人と一緒に模様作りにいそしみ、出来上がったのがこれ。スカーフです。銅媒染と消石灰の媒染のグラデーションもつけて、満足の様子です。
   こちらも面白い模様ができました。
   前夜、突然この日に持っていく布の濃染処理ができているかどうか心配になり、あわてて台所で玉ねぎの皮を煮だし、持っていく予定の布二枚~綿スカーフとエコバッグ~を染めてみました。すぐに、どちらもちゃんと色が入り、一安心。
   玉ねぎ染めした布は、イガの液に入れて、皆さんの染めた色とはちょっと違う色にしてみました。写真左から4枚目と5枚目がそれ。スカーフとエコバッグです。
   みなさん、思い思いの模様が楽しげ。森の中の染めは、やはり気持ちいい。おもいのほか蒸し暑くて汗が出ましたが。
 

 

 

 

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