昨日、今年初めて、アンティマキの商品をいくつかのお店に納品してきました。おかせていただいたのは、暮らしの学校岡崎校のショップMIKI、ヘルシーメイト岡崎店、自然食の弁当屋ラカンカ、額田のパン屋べーぐる庵です。
お持ちしたのは、今の期間だけ製造する玄米おかき、穀物クッキー3種、アニスシード入りのオートミールのビスケット、それにブルーチーズクッキーです。ただし、お店によっては納品していない種類もありますので、ご了承ください。
ところで、大変心苦しいのですが、今月から穀物クッキーを値上げしました。これまで5枚入りだったのを4枚入りとして、値段はちょっと下げました。
穀物クッキーは、アンティマキの商品のうち、バターと卵の両方を使っている唯一のシリーズ。そもそもこのクッキーを皆さんに召し上がっていただきたくて、工房を立ち上げたくらいの、アンティマキとしては自慢のクッキーです。最初のころとは種類がかなり変わりましたが、いまは6種類ほどが定番。アンティマキ一番の人気商品になっています。
このクッキーは、数年前まで愛知産の中力粉を主材料にしていましたが、国産小麦粉の農薬の使用量がかなりのものだと知ってからは、カナダや北米産の有機小麦に切り替えました。ドライルーツやナッツ、ライ麦などの雑穀類は以前から有機栽培の品を使っています。
バターは、もともと四つ葉バターを使っていましたが、バターの製造が極端に少なくなった頃手に入りにくくなり、しかたなく他のメーカーのバターを使用していました。しかし、最近また入手できるようになり四つ葉バターに。
卵は、稲武地区大野瀬の名古屋コーチンを平飼いしている方から購入しています。全粒粉はまだ国産を使っているのですが、おいおいこちらも有機全粒粉に替えていくつもりです。
そのほか、店舗納品の場合の卸値も見直しました。それで、店舗によっては若干値段が変った種類の焼き菓子もあるので、ご承知くださいますよう、お願い申し上げます。
値上げに踏み切った理由は、材料の高騰です。穀物クッキーを作り始めてしばらくしてからナッツやドライフルーツをオーガニックに替えたのですが、そのころの金額に比べたら、いまはおよそ1.5倍以上。セール時期にまとめて買うようにしているのですが、その金額がどんどん上昇しているように思える品もあります。購入のたびに同梱されるオーガニックの食品を専門に扱っている問屋のちらしを見ると、たとえば「今年度はオーストラリアの有機栽培のライ麦やスペルト小麦が不作のため壊滅。それで、北米のある会社との取引を開始した」といった記事が載っていて、異常気象の作物に与える影響をひしひしと感じないではいられません。
おなじチラシで見たのですが、「たんぱく質危機」という言葉も欧米では当たり前の言葉として使われているとか。異常気象によって飼料作物が穫れなくなり、いずれは畜肉からのたんぱく質摂取ができなくなる、という予測がされているというのです。そのため、食品業界では、動物の肉に代わる大豆やひよこ豆で作った疑似食肉の開発に余念がない、というニュースです。添えられた写真には、ステーキそっくりの豆の加工品がお皿に。個人的には、豆の加工品なら豆腐や油揚げ、せいぜいがんもどきで満足なのですが、欧米人はそうはいかないようです。
16年前の今頃、私は京都から稲武に移住しました。引っ越しして1週間ほどたったころ50センチ以上の大雪に見舞われました。当時は家も古いままだったこともあって、朝ファンヒーターをつけると、常に「0度」をさしていました。0℃以下の表示はないので、ほんとは何度だったのかわかりません。
とにかくあまりの寒さに、先行き暮らしていけるかしら、と不安になりました。それがこのところ急に積雪量が減り、この冬は雪らしい雪は全く降らず、小学校の子供たちのスキー教室が中止になるほど。今朝、やっと2センチほどの雪が積もり、しみじみなつかしく景色を眺めていました。でも、いまお昼直前ですが、窓の向こうの雪はもうかなり溶けています。がっかり。雪の降るのが厄介におもっていたころがなつかしい。
お持ちしたのは、今の期間だけ製造する玄米おかき、穀物クッキー3種、アニスシード入りのオートミールのビスケット、それにブルーチーズクッキーです。ただし、お店によっては納品していない種類もありますので、ご了承ください。
ところで、大変心苦しいのですが、今月から穀物クッキーを値上げしました。これまで5枚入りだったのを4枚入りとして、値段はちょっと下げました。
穀物クッキーは、アンティマキの商品のうち、バターと卵の両方を使っている唯一のシリーズ。そもそもこのクッキーを皆さんに召し上がっていただきたくて、工房を立ち上げたくらいの、アンティマキとしては自慢のクッキーです。最初のころとは種類がかなり変わりましたが、いまは6種類ほどが定番。アンティマキ一番の人気商品になっています。
このクッキーは、数年前まで愛知産の中力粉を主材料にしていましたが、国産小麦粉の農薬の使用量がかなりのものだと知ってからは、カナダや北米産の有機小麦に切り替えました。ドライルーツやナッツ、ライ麦などの雑穀類は以前から有機栽培の品を使っています。
バターは、もともと四つ葉バターを使っていましたが、バターの製造が極端に少なくなった頃手に入りにくくなり、しかたなく他のメーカーのバターを使用していました。しかし、最近また入手できるようになり四つ葉バターに。
卵は、稲武地区大野瀬の名古屋コーチンを平飼いしている方から購入しています。全粒粉はまだ国産を使っているのですが、おいおいこちらも有機全粒粉に替えていくつもりです。
そのほか、店舗納品の場合の卸値も見直しました。それで、店舗によっては若干値段が変った種類の焼き菓子もあるので、ご承知くださいますよう、お願い申し上げます。
値上げに踏み切った理由は、材料の高騰です。穀物クッキーを作り始めてしばらくしてからナッツやドライフルーツをオーガニックに替えたのですが、そのころの金額に比べたら、いまはおよそ1.5倍以上。セール時期にまとめて買うようにしているのですが、その金額がどんどん上昇しているように思える品もあります。購入のたびに同梱されるオーガニックの食品を専門に扱っている問屋のちらしを見ると、たとえば「今年度はオーストラリアの有機栽培のライ麦やスペルト小麦が不作のため壊滅。それで、北米のある会社との取引を開始した」といった記事が載っていて、異常気象の作物に与える影響をひしひしと感じないではいられません。
おなじチラシで見たのですが、「たんぱく質危機」という言葉も欧米では当たり前の言葉として使われているとか。異常気象によって飼料作物が穫れなくなり、いずれは畜肉からのたんぱく質摂取ができなくなる、という予測がされているというのです。そのため、食品業界では、動物の肉に代わる大豆やひよこ豆で作った疑似食肉の開発に余念がない、というニュースです。添えられた写真には、ステーキそっくりの豆の加工品がお皿に。個人的には、豆の加工品なら豆腐や油揚げ、せいぜいがんもどきで満足なのですが、欧米人はそうはいかないようです。
16年前の今頃、私は京都から稲武に移住しました。引っ越しして1週間ほどたったころ50センチ以上の大雪に見舞われました。当時は家も古いままだったこともあって、朝ファンヒーターをつけると、常に「0度」をさしていました。0℃以下の表示はないので、ほんとは何度だったのかわかりません。
とにかくあまりの寒さに、先行き暮らしていけるかしら、と不安になりました。それがこのところ急に積雪量が減り、この冬は雪らしい雪は全く降らず、小学校の子供たちのスキー教室が中止になるほど。今朝、やっと2センチほどの雪が積もり、しみじみなつかしく景色を眺めていました。でも、いまお昼直前ですが、窓の向こうの雪はもうかなり溶けています。がっかり。雪の降るのが厄介におもっていたころがなつかしい。
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