アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

冬至の夜のあかり展

2012-12-18 01:18:34 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   先週末の土曜日、15日の夜、恒例の「冬至の夜のあかり展」が開かれました。

   間伐材をくりぬいたランプシェイドが、真冬の街道を照らします。

   あかり展のメイン会場は古橋懐古館周辺。地元の方たちの屋台が並んでいます。

    先ごろ発芽ニンニクの芽を売り出した安藤一家の里江さん。この夜は、発芽ニンニクの芽を入れた肉団子スープを売っていました。寒い夜、温かくてコクのあるスープがおいしかった。

   薬膳やマクロビオティックの料理の修業も積んだNさん、チヂミを焼いています。

   コンサート会場になっている懐古茶屋の前では、NさんとHさんが熱いカボチャスープを無料でサービスしてくれました。かぼちゃをかたどったランプシェイドが愛嬌あります。

   郵便局前には、ランプシェイドツリーが。

   斜め向かいにある「まちなかギャラリー大橋屋」では、この夜だけのスナックを、米粉シフォンケーキの店・アトリが開店。

    中では、ランプシェイドの販売もしていました。こちらでは、アンティマキの焼き菓子とパン、草木染めもおいてもらいました。   

     街灯を全部消して、ランプだけのあかりが続く旧道です。

     1軒のお宅では、玄関先を開放していくつものランプシェイドを飾っていました。

     山里の小さな町に小さなあかりが灯った、冬の一夜でした。












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こめこなクラブの収穫祭

2012-12-18 00:21:30 | こめこなクラブ
   一昨年の春に誕生したこめこなクラブ。きょう、どんぐり工房で、この秋の収穫祭を開きました。

   Tちゃんがお母さんと一緒にすっているのはエゴマ。五平餅のたれに使います。Tちゃんは今年も何度か、大野瀬町の筒井重之さんの田んぼや畑で手伝ってくれました。

   Hさんがさらにすり続けて、Kさん手製の甘酒と混ぜます。手前は、クルミと粗糖。ずいぶん濃厚なたれができました。

    Yさんが形作っているのは、皆で作った小麦のだんご。すいとん汁にしました。

    こちらは、筒井さんの田んぼでとれた新玄米のおもちです。いったん3分搗きにしてから糠と一緒に蒸し、搗いたところです。

    どんぐり工房には長細い囲炉裏があります。五平餅はここで焼きます。

   3時間かかってやっとできあがり、筒井さんを囲んで昼食会の開始。もちよりのおかずやケーキもいっぱいです。食べるのに夢中になっていたら、目の前の五平餅が真黒にこげてしまいました。

    五平餅を置く箱。パン屋で使うバンジュウに半割りにして切れ目を入れた竹を置いただけの簡単な仕組みなのですが、とても便利です。どんぐり工房のインストラクターの方たちが工夫して作ったのだそうです。うちも作ることにしよう。

   気心の知れた人たちと長い時間をかけて料理を作り、そして一緒に食べる、言ってしまえばただそれだけの行為なのですが、楽しい。そういえば、こちらに来てからこういう機会をよく持つようになりました。
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雪の日の翌朝

2012-12-13 11:29:44 | アンティマキの場所に生きる動植物
   今週月曜日に雪が5センチほど積りました(コチラ→)。12月の半ばで雪が積もるのは、稲武では珍しい。さて、その翌日、家の1階の掃きだし窓のまん前で、何者かの足跡を見つけました。

   山に至る道から下りてきたみたいです。わりに大きな足型なので、イノシシカカモシカではなかろうかと思います。

   朝の8時過ぎだったのに、葉っぱに降りた霜は消えていません。雪が残っているところに霜が降りたようです。

   アイスアップルミント。砂糖菓子みたいです。

   ツゲです。斑入りの葉に見えます。

   ナンテン。それぞれ、みな美しい冬の朝の風物です。

   ところで、昨日、私は豊田市旭地区の森づくり会議から薪を届けてもらいました。森をきれいにする仕事の一つとして始めたものだそうです。

   軽トラ2杯分が届き、とりあえず軒下に積んでもらいました。ケヤキ、カシ、ナラ、サクラなど、堅木とか金木とか呼ばれる、薪材として優秀なものばかりです。木肌も色もさまざま。切ったばかりなので、今年はまだ使えませんが、積んであるだけで暖かい気分になります。
   
   
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冬の赤い実

2012-12-13 11:08:40 | アンティマキの場所に生きる動植物
  先月の終り頃見つけて、撮ったツルリンドウの赤い実です。

  葉っぱで、それとわかりました。枯草の中でひときわ輝いていました。

  先週見つけたのが、一両。この場所だけに群生しています。鳥か獣が落とした糞の中に種が入っていたのでしょうか。近くでも他の場所でも見かけません。

  そして今朝、ノイバラの実をたくさん見つけました。

   枝の形も実のつき方もかわいい。赤だけでなく朱色っぽいのや緑色の実も一緒についているのもいい。

   でも、このノイバラ、2本あったミツマタの1本にからみついて成長していたのです。昨年見つけ、取り除いてやらねばと思いながら、忘れていました。先日ふと見たら、ミツマタは完全に枯れ、ノイバラの木に占領されていました。うーん、悲しい。私が悪かった。あとのまつりです。

   ほったらかしの私の場所、たまに見回ると、嬉しい出会いもありますが、悲しい発見もあります。 
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重ね煮講習会

2012-12-10 15:29:47 | マクロビオティック
 岡山にある百姓屋敷わらのオーナー・船越康弘さんの重ね煮料理の講習会が、今月はじめの2日(日)に、ここ稲武のどんぐり工房で開かれたので、参加しました。

   主催したのは、稲武に住む松嶋さん夫婦。家具工房・ファーストハンドの二人です。稲武のような僻地で、マクロビファンの間では有名な船越さんご夫妻の手ほどきを直接受けられるなんて、めったにないチャンスです。

   雪がちらつく小寒い日でしたが、工房の厨房には、名古屋や豊田市街地などから30名以上の人たちがやってきて、熱心に講習を受けました。

   船越さんは、マクロビオティックの創始者・桜沢如一の直弟子である小川法慶氏に師事した方。重ね煮は、小川氏が考案した独特の調理法です。

   マクロビオティックでは自然界のすべてのものを陰陽に分類します。食べ物も、下に伸びるものを陽性、上に伸びるものを陰性とし、季節や体質にあわせて、陰陽を勘案しながら材料を選び調理法を変えます。マクロビでもっとも大事な食べ物とされる玄米は、中庸に属します。

  さて、小川氏の考案した重ね煮は、鍋の一番下に一番陰性の食品、その上に少し陽性なもの、その上にもう少し陽性の素材といった具合に重ねて入れ、最後に最も陽性の食品である塩を置いて、一緒に煮る、というものです。

   私は昔、マクロビオティックの雑誌の編集に携わっていたおりに、編集部関係の人たちと忘年会かなにかで鍋をかこんだとき、はじめて重ね煮のすごさに遭遇しました。

   居合わせたメンバーの一人に、小川氏の下で重ね煮を学んだ人がいて、彼が、鍋の一番下に生わかめ、ついでキノコ類、ネギ、白菜とつんでいって、上に魚類、最後に鍋肌からだしを注ぎ、蓋を閉めたのです。

   同席した私たちは半信半疑。小川氏の重ね煮を知ってはいたのですが、まさか鍋料理でも通用するとは信じていなかったのです。小半時すぎて蓋を開け、みんなでいただいたのですが、味がよく回っていて、なかなかおいしかった。一番驚いたのが、鍋底に敷いた生わかめがとろけなかったことです。

   それ以来、ときどき重ね煮っぽい方法で野菜を煮ることはしていましたが、ちゃんとした勉強はしていないので、この日を楽しみにしていました。

   船越さんは、まず、包丁を持つときの立ち方から教えて下さいました。

   調理台に向かって半身に立ち、足の親指に力を入れる。まな板と包丁は直角にして、今度は手の小指に力を入れて持つ。肛門を引き締め、手に力を入れすぎないようにして切る。はじめは慣れなくてぎこちなかったのですが、そのうち、こちらのほうが楽になって来ました。

   この日の重ね煮は、シイタケ、タマネギ、ニンジンの順に入れた、基本的な重ね煮。船越さんは、小川さんの方法にさらに改良を重ねて、一番下にも塩を入れます。

   「昔からのマクロビオティックを頭から信奉している人たちからは、非難されました。師匠のやったことを否定するのか、というわけです。一番下が陰性と教えられたのに、最初に陽性、それから陰性のものを入れるとはけしからん、と。でも、一番下に塩で材料をはさむようにようにしたほうがおいしいことは、科学的に確かめられているのです」と、船越さん。

   陰性の食品のすぐ下にある鍋のその下には、ものすごく強い陽性である火があります。食べ物でないとはいえ、考えてみれば、その陽性と極度の陰性をいきなりぶつからせるよりは、ちょっと緩衝材的なものをおくのは、理にかなっているかもしれません。その緩衝材的役割を、塩が果たしているのではないかな、とおもいました。だからよりおいしくなるのかも。

    材料は切った端から鍋に入れていきます。だから、ボウルやざるも要りません。

    タマネギはまわし切り、ニンジンは千切りにします。どちらも、芯のところもちゃんと使います。その部分は、葉が出る場所。ということはとても強い力に溢れている場所なのだから、食べない手はない、とおっしゃいます。最近はめんどうで、つい捨てていましたが、心してこれからは使うことにします。

     それぞれの材料を平らにならしながら重ねていき、一番上に塩をぱらぱら降って蓋。弱火にかけます。かけたあとは、絶対に蓋をとりません。

   1時間ほどして湯気が出てきて、いい匂いが漂ってきました。船越さんが鍋から出た湯気をかぎながら、「まだあと少し」「もうそろそろ」と指示して回ります。

   で、やっとOKが出て蓋を開け、かきまぜます。ちょっとつまみました。甘い!

講習会は、10時に始まり午後1時まで。たった3時間でちゃんと昼食が食べられるところまでいけるのかしら、と思いましたが、できました。しかも、重ね煮を使った副食が3品も!

   味噌汁はだしなしで湯をわかし、味噌を溶いた中に重ね煮を入れるだけ。油揚げも、刻んだのが入っていました。豆腐ハンバーグは、水気を切った豆腐に山芋をおろしたものを入れ、重ね煮を加えてつなぎに卵を混ぜて形を作り焼けば出来上がり。付け合せのソバサラダも、梅酢にオイルを加え、そこにゆでたソバと重ね煮を投入。

   船越さんのきわめてめりはりのあるトークが続く一方、どんどん料理ができて行くさまは見事でした。

   重ね煮料理の中で、とくにおどろいたのは味噌汁のおいしさです。甘くてじんわりぬくもりました。彼の話では、この重ね煮を学校給食に取り入れたところ、こどもたちの平均体温が0.5度も上がったとか。私も、お昼をいただいているとき、ふっと突然体がぽかぽかに温まるのを感じました。

   重ね煮は、たっぷり作っておいて冷蔵庫に入れておけば、3週間は持つのだそう。同じ材料を重ね煮せずに普通に炒めて保存したら、3週間後には腐敗しているとのこと。たいへんな違いです。この重ね煮、いろんなバージョンでできます。いったん作っておけば、毎日の家事がかなり省力化できそうです。

   とはいうものの、講習会が終わってもう10日も経つのに、まだ一度も作っていません。今夜こそ、がんばろう!

   ところで、この講習会の様子はあしたのTBS系の朝の番組「はなまるマーケット」で紹介されるそうです。
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今朝の雪

2012-12-10 12:22:41 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  今朝8時半の雪の積り具合です。ほぼ5cmくらいでしょうか。玄関で0度でした。

  家の前から、先日登った城ヶ山が見えます。この時間には雪が降っていたので白く煙っています。モノクロ写真のようですが、左の梅の木の枝が赤いのでかろうじてカラーとわかります。梅は新しい枝がにょきにょき出て、つぼみが無数についているので、全体が赤く見えるのです。

  城ヶ山に続く雑木林。うちのまわりはほとんど人工林なのですが、唯一ここだけ広葉樹の林なので、四季それぞれ美しい。今はすっかり枯れ木ばかりです。

   赤い南天の実に白い雪が。なんともかわいい。

   きょうも、朝からぜいたくに薪ストーブを焚きました。本日ストーブにかけてある鍋には、昨夜の残りのロールキャベツにスープを足して、ジャガイモとカリフラワーを入れてあります。

   だいぶ日が差してきました。やれやれです。でも、まだ12月中旬に入ったところなのに、今年は雪が早い。この冬の寒さがおもいやられます。
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青トマトのカレーピクルス

2012-12-10 11:29:26 | 手作りのたべもの
青いトマトをたくさんもらいました。たまたま、知人が青トマトのカレーピクルスを作ったと聞いたので、私もまねしてみました。

   トマトを5mmほどの厚さに輪切りします。タマネギは薄切り。強めの塩をふりかけ、一晩おきます。翌朝、ざるに上げて水気を取ります。酢と粗糖を、ほぼ3対1の割合で小鍋に入れ、カレー粉も加えて火にかけます。

   合わせ酢を冷ましたら、容器に入れたトマトのピクルスにかけ、混ぜます。スパイス、私は畑で採ったフェンネルシードを入れました。月桂樹やニンニク、ディルも合うと思います。

   冷蔵庫に入れて数日後、固かった青トマトがほどよい歯ごたえになりました。輪切りでは大きすぎるので、いちょう切りに。最初から小さく切ったほうがよかったのかも。

   パスタの箸休めにしました。ぴったり合います。青トマトの臭みが、カレー粉で消えたみたい。前に、ミニトマトの青いので普通のピクルスを作ったことがあるけれど、大きいトマトはまた違う食感です。ピザに載せてもいいとおもう。ピクルス液は残ったら、ドレッシングにもなるし、またなにか漬けてもおいしいと思います。

   ところで、ネットで検索したつくり方では、砂糖が多すぎるように思ったので、かなり減らしました。味を見ながら少しずつ砂糖を増やすことをお勧めします。

   青トマトは、ジャムにしても甘酸っぱくてまあまあいけますし、フライドグリーントマトにすれば、食感がおもしろいので好きな人は病みつきになります。でも、このピクルスは、保存ができておかずになるからもっといい。青トマトの利用法をまたひとつ知ることができてうれしい。
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魔女のはなし

2012-12-08 18:08:22 | アンティマキ風自然的生活
   一昨日の晩、NHKのBSプレミアムで、ドイツの魔女の末裔が出てくる番組を放映しました。魔女は、薬草や手当て法などに熟知していた女性を指す言葉で、西洋医学が台頭するまでは、魔女の存在は庶民にはなくてはならないものでした。

   番組では、ハーブの薬局を開いている女性が、近所の野原で多種のハーブを採取していました。ほとんどが自生。知っている草もあれば知らない草もあります。実に多様な草が生えているようです。それらのハーブで、薬草のスープを作りました。色がきれいで、体によさそうでした。

    代々長女が魔女の地位を受け継いでいるという家に育って、20歳を過ぎてからそのことを知り、魔女になったという女性も登場しました。魔女は、中世にキリスト教の教会から残酷な仕打ちを受け、息を潜めるようにして生きながらえ、伝統を受け継いできました。当時、教会が魔女狩りを行った理由は、「体や心を癒し、治すのが教会以外の存在であってはならない」というかたくなな考えにあったとのこと。ぞっとする話です。

    番組を見た翌日、うちにある数少ないハーブ、フェンネルとアップルミントを摘んできました。ストーブの下で乾かすためです。番組を見て、完全に枯れてしまう前に採っておかないと、と思い立ったからです。

   30代の中ごろ、マクロビオティックの食事法を知ったのがきっかけで、東洋医学やアーユルヴェーダ、民間薬やお手当て、ハーブによる自然療法などに興味を持つようになりました。

   そのころ、私は「いつか魔女になりたい」と冗談交じりに周囲に話していました。最近になって、いまでも西洋には魔女と呼ばれる人たちがいて、自然療法家として活躍していることを知りました。グリム童話などに出てくる魔女たちが、かまどの前に腰掛けて、にたにたしながらヘビやカエルの入っている大なべをかき回している絵が、実はまるっきりの空想の産物ではなくて、そういったものも、薬としてつかわれているのだということも。

   魔女にはなれなくても、もと畑の中で育っているたくさんの野草から役に立つ草を見つけたり、育てやすいハーブを選んで栽培することはできそう。そしてハーブ事典を参考にしながら、体調に合わせてブレンドすることもちゃんとやってみたいとおもっています。

   ところで、番組に登場した女性たちは、日本人の目から見るとみんな肥満といっていい体型でした。西洋の童話には、いい魔女とわるい魔女が出てきます。悪い魔女はやせこけて鷲鼻。いい魔女はどちらかというと小太りでした。だから、自然療法家たちは、やっぱりいい魔女なのでしょう。
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ソフトなスモークチーズ

2012-12-08 16:51:32 | たべもの
  久しぶりに、木次乳業のチーズを食べました。これはスモークチーズです。

   商品名は、「ナチュラルスナッカー/スモーク」。柔らかめの燻製にしてあって、燻製独特の香りは少ないのですが、食べやすい。いくらでもつまんでしまいたくなる味です。

   市販のスモークチーズのほとんどは、プロセスチーズでできています。ナチュラルチーズの燻製が食べたくて、ダンボール燻製機で固めのナチュラルチーズをいぶしたことがあるのですが、案の定、だらだらに溶けてしまいました。固いプロセスチーズでないと、燻製にしずらいのだなと知りました。

   その後、イタリアかフランスの製品で、ナチュラルチーズのスモークを見つけ、一度だけ食べました。プロセスチーズ特有のクシュッとした食感がなくて、おいしかった! 

   そのチーズは、しっかりスモークしてありました。でも、木次のこちらは穏やか。どちらがいいかは好みなのでしょう。いつかとても固いナチュラルチーズが手に入ったら、自家製スモークチーズ作りに再挑戦してみたいと思います。
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きょうあした開催!「ジビエ・グルメ・グランプリ」

2012-12-08 16:42:13 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   本日12月8日(土)とあした9日(日)は、昨年に続いて「ジビエ・グルメ・グランプリ」が、どんぐり工房前の駐車場で開かれています。主催は愛知県の農林水産部。愛知産のジビエの消費を拡大し、山里の活性化をめざしています。

  雪が舞う中、しっかりおなかをすかせて会場に到着。最初に選んだのは、イタリアンレストランWainaの、イタリア風串揚げです。右端がそれ。上が鹿肉、下が猪肉。どちらもミンチにしてあるので、やわらかく食べやすい。ソースは赤味噌味でした。

  左は、稲武の旧道沿いにあるたばこ屋商店の、焼きおにぎりのスープ茶漬け。昨年グランプリに輝いたお店です。おにぎりの中身が、猪肉の時雨煮。臭みをしっかり抜いてあって、おいしかった。スープのだしは鮎で取ったそうです。上の饅頭風は、米粉と猪肉の稲ブーまん。これも、旧道沿いの和食屋・つたやの一品です。同行した友人がゲット。

   こちらは、どんぐりの里いなぶの、フルーツの甘味の猪肉唐揚げ。衣は米粉です。フルーツにつけて柔らかくしたのでしょうが、おいしくできています。揚げたてなのもうれしかった。

   ピザハウス・うちのごはんの、北イタリア風ジビエおでん。

   猪肉のミンチを使ったロール白菜です。最近どんぐり横丁に登場した、安藤さんの白い発芽ニンニクの芽でぐるりと巻いてあります。

   4種類食べて、おなかはいっぱい。とりあえず、投票だけしました。

    ひときわ目立つのぼりの下では、その名も猪鹿庁というグループが、大きなソーセージを焼いていました。このグループは岐阜県の郡上市から来たそうで、自分たちで獣を撃ち、解体し、ソーセージにしているそう。森林資源の有効な活用をめざして、いろんな活動をしているようです。

   このソーセージ、脂肪もたんぱく質もぎっしり詰まった感じで、濃厚。臭みはないけれど、消しすぎではなく、適度に野趣が残っているのがよかった。なにより、大きいのに250円という安さにおどろきました。

  どんぐり横丁前のひろばでは、三河の山里の直売所が数軒店を並べていました。9月に始まった直売所のスタンプラリー最終日なのだそうです。下の写真は、ここで見つけた、愛知県淡水養殖漁業組合の、鳳来マスのあぶり焼きです。 

   鳳来マスは、ニジマスよりも班点が少なくて昔からある魚だとか。みりんと醤油につけてからあぶり焼きしたもので、頭から尻尾まで食べられます。燻製みたいな味がして、なかなか美味。とくに頭は、油が乗っていておいしかった。

   午後2時過ぎ、自宅に帰り着きました。国道から脇に入った辺りからうっすら雪が積っていて、庭ではそこここが白くなっています。

   今年初の積雪です。稲武に、いよいよ本格的な冬が訪れました。        


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