一昨日の晩、NHKのBSプレミアムで、ドイツの魔女の末裔が出てくる番組を放映しました。魔女は、薬草や手当て法などに熟知していた女性を指す言葉で、西洋医学が台頭するまでは、魔女の存在は庶民にはなくてはならないものでした。
番組では、ハーブの薬局を開いている女性が、近所の野原で多種のハーブを採取していました。ほとんどが自生。知っている草もあれば知らない草もあります。実に多様な草が生えているようです。それらのハーブで、薬草のスープを作りました。色がきれいで、体によさそうでした。
代々長女が魔女の地位を受け継いでいるという家に育って、20歳を過ぎてからそのことを知り、魔女になったという女性も登場しました。魔女は、中世にキリスト教の教会から残酷な仕打ちを受け、息を潜めるようにして生きながらえ、伝統を受け継いできました。当時、教会が魔女狩りを行った理由は、「体や心を癒し、治すのが教会以外の存在であってはならない」というかたくなな考えにあったとのこと。ぞっとする話です。
番組を見た翌日、うちにある数少ないハーブ、フェンネルとアップルミントを摘んできました。ストーブの下で乾かすためです。番組を見て、完全に枯れてしまう前に採っておかないと、と思い立ったからです。
30代の中ごろ、マクロビオティックの食事法を知ったのがきっかけで、東洋医学やアーユルヴェーダ、民間薬やお手当て、ハーブによる自然療法などに興味を持つようになりました。
そのころ、私は「いつか魔女になりたい」と冗談交じりに周囲に話していました。最近になって、いまでも西洋には魔女と呼ばれる人たちがいて、自然療法家として活躍していることを知りました。グリム童話などに出てくる魔女たちが、かまどの前に腰掛けて、にたにたしながらヘビやカエルの入っている大なべをかき回している絵が、実はまるっきりの空想の産物ではなくて、そういったものも、薬としてつかわれているのだということも。
魔女にはなれなくても、もと畑の中で育っているたくさんの野草から役に立つ草を見つけたり、育てやすいハーブを選んで栽培することはできそう。そしてハーブ事典を参考にしながら、体調に合わせてブレンドすることもちゃんとやってみたいとおもっています。
ところで、番組に登場した女性たちは、日本人の目から見るとみんな肥満といっていい体型でした。西洋の童話には、いい魔女とわるい魔女が出てきます。悪い魔女はやせこけて鷲鼻。いい魔女はどちらかというと小太りでした。だから、自然療法家たちは、やっぱりいい魔女なのでしょう。
番組では、ハーブの薬局を開いている女性が、近所の野原で多種のハーブを採取していました。ほとんどが自生。知っている草もあれば知らない草もあります。実に多様な草が生えているようです。それらのハーブで、薬草のスープを作りました。色がきれいで、体によさそうでした。
代々長女が魔女の地位を受け継いでいるという家に育って、20歳を過ぎてからそのことを知り、魔女になったという女性も登場しました。魔女は、中世にキリスト教の教会から残酷な仕打ちを受け、息を潜めるようにして生きながらえ、伝統を受け継いできました。当時、教会が魔女狩りを行った理由は、「体や心を癒し、治すのが教会以外の存在であってはならない」というかたくなな考えにあったとのこと。ぞっとする話です。
番組を見た翌日、うちにある数少ないハーブ、フェンネルとアップルミントを摘んできました。ストーブの下で乾かすためです。番組を見て、完全に枯れてしまう前に採っておかないと、と思い立ったからです。
30代の中ごろ、マクロビオティックの食事法を知ったのがきっかけで、東洋医学やアーユルヴェーダ、民間薬やお手当て、ハーブによる自然療法などに興味を持つようになりました。
そのころ、私は「いつか魔女になりたい」と冗談交じりに周囲に話していました。最近になって、いまでも西洋には魔女と呼ばれる人たちがいて、自然療法家として活躍していることを知りました。グリム童話などに出てくる魔女たちが、かまどの前に腰掛けて、にたにたしながらヘビやカエルの入っている大なべをかき回している絵が、実はまるっきりの空想の産物ではなくて、そういったものも、薬としてつかわれているのだということも。
魔女にはなれなくても、もと畑の中で育っているたくさんの野草から役に立つ草を見つけたり、育てやすいハーブを選んで栽培することはできそう。そしてハーブ事典を参考にしながら、体調に合わせてブレンドすることもちゃんとやってみたいとおもっています。
ところで、番組に登場した女性たちは、日本人の目から見るとみんな肥満といっていい体型でした。西洋の童話には、いい魔女とわるい魔女が出てきます。悪い魔女はやせこけて鷲鼻。いい魔女はどちらかというと小太りでした。だから、自然療法家たちは、やっぱりいい魔女なのでしょう。