立山で雷鳥研究会の方とお話をする機会があった。立山室堂で、30年ぐらいライチョウの調査を続けているグループだ。
最近の状況をお伺いすると、個体数は比較的安定しているということだった。100万人を超える観光客が来る室堂で、ライチョウがちゃんと生きているというのはすごいことだ。
その方は、いろいろ問題が指摘されているけれど、結局うまくいっているんじゃないか、、、という感じをもっておられました。
個体数の変動は、この30年間に一度大きく減り、それが増え、もう一度少し減って、今はまた回復期だそうだ。
「(個体数減は)環境破壊だと言われるが、ライチョウそのものがもつ個体数の変動が基本的にはあるんじゃないかと思っている」と話してくれた。
そして、「50年ぐらい見たら、それが見えてくるじゃないかと思うんだ」と。
30年も同じ場所でライチョウを見てきた人たちのその言葉に、けっこうグッと来ました。
自然に対して、そして自分たちの科学調査に対して、とても謙虚。
ちょっとだけ、雪に覆われた室堂を歩いたが、ライチョウに出会うことはできなかった。それっぽい足跡はいくつか発見。
雑踏の季節が終わり、本格的な冬がやってくる立山室堂で、吹雪に耐えて冬を越すライチョウのことを思った。
最近の状況をお伺いすると、個体数は比較的安定しているということだった。100万人を超える観光客が来る室堂で、ライチョウがちゃんと生きているというのはすごいことだ。
その方は、いろいろ問題が指摘されているけれど、結局うまくいっているんじゃないか、、、という感じをもっておられました。
個体数の変動は、この30年間に一度大きく減り、それが増え、もう一度少し減って、今はまた回復期だそうだ。
「(個体数減は)環境破壊だと言われるが、ライチョウそのものがもつ個体数の変動が基本的にはあるんじゃないかと思っている」と話してくれた。
そして、「50年ぐらい見たら、それが見えてくるじゃないかと思うんだ」と。
30年も同じ場所でライチョウを見てきた人たちのその言葉に、けっこうグッと来ました。
自然に対して、そして自分たちの科学調査に対して、とても謙虚。
ちょっとだけ、雪に覆われた室堂を歩いたが、ライチョウに出会うことはできなかった。それっぽい足跡はいくつか発見。
雑踏の季節が終わり、本格的な冬がやってくる立山室堂で、吹雪に耐えて冬を越すライチョウのことを思った。