晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

ダンゴウオ、論文入手。。。

2010年02月14日 | その他
ダンゴウオの生態をちゃんと知りたいと思い、
いろいろ検索していたら、こんなのがありました。

「志津川湾におけるダンゴウオの産卵生態」(阿部拓三・佐藤長明)
という論文です。

これは、独立行政法人科学技術振興機構がやっているサービス
J-GLOBAL科学技術総合リンクセンター」の文献検索で見つけました。
論文自体はこのサイトでは読めないので、
早速、複写サービスを使って論文を手に入れました。

なぜかコピーの郵送で、
なぜPDFをメールしてくれないんだ、、、と思いつつ、
待つこと3日。

届きました!!



が、失敗です。よくよく文献名を見ると、
学会の講演要旨集だったようで、、、
まったく論文になっておらず…。

うう、847円が無駄になりました。

この文献検索には「内容類似の文献」とかが、
丁寧に準備はされているですが、
ぱっと見ると、そこにはダンゴウオ関係はなく、
これしかないと思っていたのですが、、、。

しゃくだったので、執筆者名で他で検索したら、
去年の日本魚類学会誌で、
同じメンバーの論文が掲載していることが判明。

「東北太平洋岸志津川湾におけるダンゴウオLethotremus awaeの繁殖生態」

…といことで再び複写サービスをお願いしました。
今は首を長くして待っているところです。

新月、夜中のウミウシたち

2010年02月14日 | 
ということで今週も行ってきました。
大潮、干潮の海。今回は新月です。
しかも、天気が悪く、寒いこと寒いこと。
家を出るときは、まだ雪が舞ってましたから、、、。

そんななか懲りない面々は、GENさんまんまる軒さんpawさん親子。
なんか、、、、最強メンバーじゃないでしょうか?



セトミノウミウシ。この冬、2回目です。
ぱっと見は、地味ミノなのですが、光を当てると青が出てくるのです。



ネコジタウミウシ。私的初確認!
みんなで浅いタイドプールで、ちょっと移送したスナビクニンを観察していたら、
kouchaくんが、「それより足元のが気になる」と
わたしの足の先20センチぐらいのところで発見。
まさに灯台もと暗し、、、。
 


エダウミウシ。私的初確認!
これは自分で発見しました。
岩の上で小さくウミウシ玉
(私が今、命名しました。イソギンチャクと間違えやすいですよね)に
なっているのを見つけて、水に入れると出てきました。
が、もうちょっと深いところに移動させようとして、痛恨の流出、、、。
潮に乗ってどこかに行ってしまいました。なのでピンぼけ写真のみです。



フウセンウミウシ。これもこの冬2回目の発見。
どこが頭やらさっぱり分かりませんね、、、。

このほかにはエムラミノウミウシ(今までずっとエムエラと思ってました。アカエラだし)、
アカエラミノ、ウミフクロウ、アメフラシ類各種、タツナミガイ超いっぱい、
クモガタウミウシなどを見ましたが、前回の満月の大潮の時に比べると、
なんとなく生きものが少ない気がします。
あんなにいたタコもまったく姿を見せませんでしたし、、、、。
満月と新月で生きものの活動に変化があるのでしょうか?

さて、肝心のダンのウオは?
GENさん、今週も炸裂です。