なーんちゃってゲルソン食日誌:08年7月炎症性乳がんと告知され崖っぷち体験をしましたが転移もなく15年半生きています

告知の日からジュースをたくさん、肉抜き塩抜きあぶら乳製品抜き、玄米菜食の食事療法を続けています。がんの食事療法あり。

こんなこともありました。

2018-02-27 19:41:23 | 健康・病気

クッキーさん、お読みいただきありがとうございます。
桜穂さん、週2で傷の処置に通うのは気が重いですね。追加の植皮手術、落ち着くといいですね。

前ので書きましたが、私の場合、放射線治療が半分過ぎたころ、お腹の縫い目が腫れ、痛みだしました。放射線の前に乳腺外科に寄り、毎日、ガーゼを取り換え、様子を見たものの変化がない。そこで切開して溶けるはずの糸を取ることになりました。

先生と面談
手術1か月前、乳腺外科の先生の紹介で形成外科の先生とお話をしました。
・再建には同時、二期的と二つある。さらに自家組織を使う方法と人工物を使う方法があること。私の場合、同時再建後レントゲンをかけるので自家組織しか選べないことがわかりました。
・データ上、再建でがんの運命を変えない。
・腹直筋皮弁法のメリット…皮膚の表面が温かい。年齢に応じて健全な胸同様経年変化。
        デメリット…壊死の可能性は皮膚の表面手術だから回復が早い。ほとんどないとのことでした。
・手術の累積例はどのぐらいですか?と質問したら、のけぞってびくっりされて、椅子から転げ落ちそうになり、何でもないのだという風に窓の近くの写真集をとり、見せてくださる。その仕上がり状態の、移植したキズは小さなまる印、きれいな縫い目になっていました。お腹の傷の写真はありませんでした。
累積例は、08年現在、二十数年で、200例を超えているとのことでした。これでスタンダードな方法なのだとわかりました。でもこんなことをきく人はいないのでしょう。
・この他、気管支ぜんそくの場合、全身麻酔はどうなのかとか、自己血輸血についてもききました。麻酔科の先生がついていること、皮膚の表面の手なので必要なしとのことでした。

一人で訊きにくかったら、家族や友達にメモを取ってもらって一緒に質問するとよいと思います。一人では聞き落すこともありますから。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆

桜穂さん、再々手術って、移植した皮膚が壊死して、もう一度手術ということだったのですか。一部だけが壊死したのかと思っていました。大変な経験で、愚痴りたくなるのももっともです。今度はなんとかついてくれるといいですね。お大事になさってください。

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同時再建その後

2018-02-24 19:21:16 | 健康・病気

同時再建その後
クッキーさん、コメントありがとう。
これから同時再建されるとのこと、気になることだらけですよね。私の経験の範囲ですが、お話しします。
先生のお話のとおり、大船中央でも同時再建をやっています。9年2か月前に右乳房切除後、畑山先生に再建手術をしていただきました。切除しただけでは胸に穴が開いてしまうので、ふさぐために、お腹の皮膚に右の腹筋を付けたまま、移植を受けました。お腹と胸の間の皮膚をはがして、お腹の皮膚に腹筋を付けたまま下をくぐらせて胸に持ってきて胸の形を作ったみたいです。腹筋は、作った右胸の下でたたんで、手術の後は出っ張っていましたが、今はなにもありません。血管だけが残ったのでしょう。血流があるのであたたかい胸になっています。

年数を経ての傷跡・・・胸にマル印、お腹に横35センチぐらいの傷があります。
胸の傷は、薄い線がスーッと一本残る程度で、きれいです。お腹のほうは、真ん中の10㎝ぐらいはきれい。右側は薄赤い筋が残る。左側は一部にはっきりした赤っぽい筋が残っています。手術後安静にせず、早い時期から体操をして動かしたせいなのか、体質のせいなのかよくわかりません。全然どうもない人もいるようです。
手術をすると、自然に溶ける糸が使われます。私の場合、手術の傷自体はきれいに早く治りましたが、術後の放射線の途中から、溶けるはずの糸が溶けず、縫い目が増殖して糸を異物として受け付けない状態になりました。結局、乳がんの先生に手で抜いていただくことになりました。

お腹の縫い目の再手術をして放射線をかけて治すこともできるようですが、放射線を同じところにかけることは出来ないと聞いたことがあるので、将来のために余計な放射線を浴びたくないと思いそのままにしています。

自家組織での再建で、最初は再建した胸が健康な胸より大きかったのですが、だんだん落ち着いて、今は右のほうが少し大きい程度になりました。小さい方の胸に、ポケット付きの下着にシリコンの詰め物を入れればバランスが取れるので、見た目にはわからないと思います。というより本人が気にしていないということでしょうか。
自家組織で再建した後、放射線治療をすると再建した胸が硬くなるといわれていましたが、多少ありますが、気になるほどではありません。
私が受けた手術は腹直筋皮弁法で、30年ぐらい前から行われている方法だそうです。どういう手術か、その後どうなのか、いろいろ調べて納得のいく手術を選ぶのが良いと思います。


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