なーんちゃってゲルソン食日誌:08年7月炎症性乳がんと告知され崖っぷち体験をしましたが転移もなく15年半生きています

告知の日からジュースをたくさん、肉抜き塩抜きあぶら乳製品抜き、玄米菜食の食事療法を続けています。がんの食事療法あり。

驚きの定期健診!

2018-03-31 19:51:28 | 健康・病気

定期健診におまけが・・・
 3月29日、いつものように大船に定期健診に出かける。
ようやくあたたかくなり、遠くに行かなくても行く先々で桜をみることができる。でもちょっと気を引き締めて検診に。右胸の縫い目の近くに赤いポッツンがあるし、10年前の今頃、ピンク色の小さなしこりを見つけたことを思うと気になる。
 血液検査と超音波の検査を受けて、乳腺外科の待合室に。30分ぐらい待っていたら、見たこともない白衣の人に、突然名前を呼ばれ入ったことのない診察室に案内された。部屋に入るともう一人白衣の人がいて、放射線科の責任者とその関係者、技師さんとわかる。なに?なんの用?
前回の放射線でなにか悪いところがあった? 
そうだとすれば主治医の先生から話があるはず。理解できないと思っているうちに、その責任者の人が、自己紹介をしてから、手に持ったコピーを見せてくれた。それは、確かに私が書いたアンケートのコピーだ。
それについて説明をしたいとのこと。
前回1月4日、定期健診の時、レントゲン室で胸、マンモグラフィ、骨密度の検査を受けた。その骨密度の検査のことで、大腿骨と股関節と2か所、骨密度を測定する。股関節の検査の時、一度機械を動かしてから、検査技師さんが部屋を出入りしてもう一度機械を動かしたので、再度取り直したと思い、アンケートに検査は一度でお願いしたい、放射線は蓄積するから余分に浴びたくないので今後気を付けていただきたいと書いていました。
 これについて、当日の記録を調べ、取り直しはしていない。もし誤解を生じさせるような態度があったら、改善していかないといけないと真摯に対応していただきました。
 以前に、マンモの時うまく取れていないので取り直しをしますといわれ、フィルムを入れ替えて取り直しをしていたことがあり、今回もまたかと思ったと伝えておきました。
 クレーマーになるつもりはないけど、いつも行っている病院で、安心して検査や治療が受けられるのって大事ですよね。アンケートに説明って、それにしてもびっくりでした。

 ところで、胸の縫い目の赤いポッツンは、「あ、関係ない!」とのことでした。

 安心して鎌倉にお花見に行く。
川喜田記念館が開いていたので、古い映画のポスターなどを見て一休み。通学途中で見た大映のポスターがあるを見て、昭和の時代、鎌倉には東映、東宝、日活、松竹、洋画と5つ映画館があったことを思いだす。中に映画関係者の本もあり、沢村貞子さんの晩年の本があったので読みました。献立日記でよく知られた沢村さんは、ご主人が亡くなってから料理を全く作らなくなってしまったそうです。なーんちゃってゲルソン食日誌も沢村さんの献立日記がヒントになっているのだけど…。

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乳房再建・参考になった本

2018-03-10 20:41:07 | 健康・病気

乳房再建・参考になる本
 啓蟄もすぎ、うちのカメも、暖かい昼間にはときどき甲羅干しをするようになりました。今年も無事に冬を乗り切ったみたいです。

 さて、右胸を再建して、今度反対側の左胸に皮膚まで達する乳がんができたらどうするのだろうと疑問に思い、何かヒントがあればと思っていたら図書館で見つけた本です。この図書館には、ジェインプラントさんの「乳がんと牛乳」もあったのです。

横浜市民総合医療センター形成外科准教授 佐武利彦先生
「乳房再建のすべて」 講談社¥1300
1.穿通枝皮弁・・・脂肪と皮膚に血管がついた組織を移植
        穿通枝(せんつうし)とは、筋肉の中を通る太い血管から
        枝分かれして、脂肪、皮膚へ垂直方向に走る細い血管のこと
        腹直筋を残せるメリットがある。
        ①お腹、②お尻、③背中、④太ももから。

穿通枝皮弁:高い技術と経験が必要。1本か2本の血管だけ使う。血流安定が難しい。悪いと壊死。ダメージ少ない。選択肢がある、①~④。

筋皮弁:血流安定、筋肉には血管がたくさん通っているから壊死のリスク低い。腹筋が弱くなる。腰痛やお腹が出たりする場合もある。
    
2.乳頭乳輪の再建
   健側の乳頭を使う、大きい場合。
   再建側の乳房の皮膚と脂肪の一部を使う。
   安定して高さを維持するのが難しい。
「がんの転移や再発の可能性をできる限り低くすることを最優先に考えて、安心できる状態になってから再建にのぞみましょう。」

読んだ感想:
1.反対側の胸が皮膚の表面まで乳がんになった時には、何とかなりそうだとわかりました。何の情報もないという方には役に立つと思います。
ちなみに、筋皮弁法の腰痛やお腹が出ることについて、私の場合、真向法体操のせいか、お腹ポッコリや腰痛は全くありません。
2.再建の専門医だからか、そこまでやるかという印象。穿通枝皮弁をやって落ち着いたら乳頭乳輪、左右の調整・・・、外科医としてはどこまでも完成度を上げてということなのでしょう。
ちなみに、佐武先生の穿通枝皮弁法での再建は、Nの会のメンバーの話では約2年半待ちだそうです。二期的再建ができる人にとっては長く待っても納得できる選択をしたいのだと思います。それぞれのこだわりがあるでしょうから。

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