また壊れる
自粛生活にウンザリし、歯の方もほぼ1年間お粥生活を続けた頃、今度は右上4番目の歯が、根元を残しコロッととれる。とれた歯をよく見るとねじのようなものが2本出ている。このねじで留めていたのか、これではかたいものを噛んだら壊れるなと納得。
コロナの時期ではあるが、上下とも右4番目が使えないのは食べづらい。観念してぬいぐるみだらけの歯医者さんに行くことにする。
上下とも歯の根元が残り、土台として使えそう。時間がかかりそうだが、治療して治りそう。少しホッとする。それでも、まだまだお粥生活は続きそうな気配です。
ちなみにこの日のアニメは、「ハウルの動く城」（次の日TVで放送したのでわかった）、次の日は[ラピュタ」、その次は「フランダースの犬」でした。途中で治療が始まるので話がつながらないのが困るのだけど…。
本格的に歯が壊れる
昨年の春、初めて行った歯医者さんで治療後1か月経ったころ、自分で焼いたココアパンを、耳がちょっとかたい？と思いながら食べていたら、右下4番目の歯が割れてしまった。パンに歯が負けた。そういえば店じまいした先生にかたいおせんべいは食べたらだめと言われていたことを思い出す。
1回目の緊急事態宣言の最中で、こんな時にまた治療には行きたくない。間に合せてつなごう、この時期が過ぎるまで待つことにする。
そうはいっても、大変なのは右下4が割れてからの食事。割れた歯を使わないように、壊さないようになーんちゃってゲルソン食をどうやって続けるか、途方に暮れる。
普通に炊いた玄米はかたいが、白米では必要な成分が取れない。柔らかくて、何度も嚙んでも溶けない、歯茎にソフトな刺激が欲しい。困って玄米粥生活を始める。丁度そのころ、家族も歯の知覚過敏がひどくなり、大きく口を開けて噛めない状態が続き、玄米粥に馴染むようになりました。
豆入り玄米粥の作り方（文化鍋や厚手の深い鍋の場合）
材料： 玄米 2.5カップ
豆 0.5カップ
水 1400ml
作り方：煮立ったら、火をごく弱火にして50分炊く。
小豆はすぐ炊けるが、金時豆、黒豆、大豆などは浸水が必要
お粥と言っても、ごくやわらかいご飯の程度、チャーハンには向かない。
電気釜の方はそちらの作り方でお試しを
歯医者さん探し
昨年の春、歯に詰めたものが取れて、どこかで治療しなくてはと困り、ｐｃ仲間の行きつけの歯医者さんに行くことにする。1回目の緊急事態宣言が出ている中、できれば歯医者にかかりたくないけれど食べるのに不自由でそうもいっていられない。
予約を取り行ってみると、待合室はぬいぐるみだらけ。ぬいぐるみの家に来たみたい。奥にはおもちゃの部屋がある。順番が来て、診察室に入ると、診療台が5.6台。奥の台に座ると左上にタブレットがあり、アニメが流されている。狸がやたらに出てくるアニメだ。
山田土筆(どひつ)さんの絵の昔の多摩丘陵の風景を思い出しながら見ていると、レントゲンの撮影。それから詰め物をお掃除して歯に詰めて出来上がり。ここまでは簡単に終わる。
その後、丁寧に歯全体のお掃除、歯ブラシで取れない歯石や黒ずみをきれいにしていただき、見違えるようになる。ニンジンのあくと煮出したお茶の茶渋が久々にとれる。ジューサーのあくと違って機械で簡単に取れるみたい。歯が使えるようになりよかったけれど、でもなんだか緊張してとても疲れた。
狸がやたらに出てきたアニメは「平成狸合戦ぽんぽこ」の最後の方だった。丁度最後のところを見ていなかったのでこれでつながったと思いながら帰りました。
