黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ガラスの板

2014-12-15 | 日記

電車は空いていて 優先席に座る。 前の人が読んでる本の題名を見ると「人間と教育」と書いてあるので学校の先生ではないかと思う、しかし股を広げてるので態度がでかい。 次の駅で髭の爺さんが 先生の隣に座ったけど窮屈そう、 レジ袋から本を取り出して読み出した 何を読んでるかと盗み見したらラストインニングいう漫画本、爺さんが読んでると違和感がある。 その次の駅で私の前に立った男は「電検三種問題集」読んでるので 資格を取りたいみたいだ。 いつもはスマホを見てる人ばかりなので珍しい状況だ。

         

         ムリーリョ「乞食の少年」から描きました

帰りの車内は混んでいて 前に立つ女性はスマホに夢中 小柄なので画面は丸見えだけど字が小さいし反射で何をやってるか解らない 両隣の男性もスマホをいじってる。 皆無言でガラスの板みたいのを見てる風景は不気味な雰囲気。 電車に乗ってる時間は勿体無いし退屈だ そんな時スマホはガサバらないのでうってつけの道具の様だけど 他に何かないものか。 小生 外の景色をボケッとしながら眺める事にしてるんだけど。