いつもの定期診断にクリニックに入ると 30分待ち位の混み具合、 隣に座ってた奥さんが名前を呼ばれ 席からドッコイショと立ち上がったと思ったらふらついて前のカウンターに手を付きジットしたまま歩けない、 事務員が手を貸そうとしたら何とか手を離してヨタヨタと診察室に入っていった。 少しして診察室から心細い足取りで出てきたけど 座席の座面に手を付き体を伸ばし 足を曲げたり伸ばしたり、 清算を終えてシッカリとした足取りで出て行った。 此処は内科だけど やけに元気になったものだ。
ポスターから 日野皓正を描きました
自分の名前を呼ばれて診察に入る。 この部屋はそれほで程窮屈とは思えない部屋だけど ガラガラとあけた扉を背にして椅子があるので座るりづらい。 血圧を測る際 普通は腕を置く机や支えがあるものだけど ここは何も無くて空中に腕を上げたまゝの状態でアシスタントが支えてくれる事もある。
シャツを引っ張り上げ胸の聴診、 背中を向けてくれと言われ 回転椅子で廻ると座面がスーッ落ちて ストンの止まる 足でレバーを踏んでしまったようで 皆で笑ってしまった。
診察が終えるとバンドを緩めて急いでシャツをズボンの中に納めながら 話を聴く、 大体が何時もと同じ薬を出すってな話。 毎度 おなじ事をやる結構楽しい診察室である。