黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

4年の間

2015-05-25 | 日記

木炭デッサンはパンくずなどで床が汚れるので新聞紙を床に敷く事になっていて 終わると皆さんしゃがんで後始末、 自分は早く終わったので汚れ物をよけてピョンピョン飛び跳ね外に出る、と 地震のお知らせで携帯がジージーと鳴り出す、 教室をみると立ち止まったまゝ地震とか話してるみたい、 自分は跳ねてたので良く解らなかったけど たいしたことは無かったようだ。
帰りのエレベーターはバーサン達ばかりの満員で男は自分一人、 小柄なので頭越に全員が見えてしまう。 暑さと相まって加齢臭まで充満してくるので 早く1Fに着かないかと思ってしまう、 本校の女子大生の一団と乗り合わせた際とは大分違った気分。

              

         映画「パピヨン」からダスティン・ホフマン、ステーヴ・マックィーン

自宅マンションに着くとエレベーターは地震の影響でで止まっていて フロアは稼動待ちの人達が退屈げに座ってるけど 自分は思い切って階段を登る事にする。 エッチラホッチラで5Fまで上るともう動けなくなって一休み 10Fで休んでると 幼稚園児を連れたお母さんが休んでいて この子がいるんで休みながら登ると話す。 自分はお先にと出発したけど途中の階で休んでたら追いつかれてしまった。
3.11で止まった時は2回の休憩で登れたものだけど 今日は4回も休憩してしまった、 画板など絵の道具を持ってたけど4年の間でだいぶ体力が衰えてしまった。  再稼動するまで皆さんと待ってば良いんだけど じれったいし 俺はまだまだ出来るんだと思ってしまうんでね。