黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ランチビール

2015-05-21 | 日記

御茶ノ水駅を降りると 12時前なのに 袖を捲くったサラリーマンが同僚と連れ立って楽しそう話しながら ゾロゾロと歩いていて飯屋の物色。 行列のできてる店も多い。
自分の現役時代には仕出し弁当を食べることが多かった。 大体がオレンジっぽい色の弁当箱で メインのオカズ入れの隅に銀紙が置いてあり 上に新香が乗ってるというか張り付いてる、 薄くて少量で疲れていて 歯に挟まる程度、 入ってるじゃないかと居直る弁当屋の証拠物みたいなもの。 美味いと思った仕出し弁当は思い出せない。

    

    工事中の御茶ノ水駅  と画廊の絵

画廊を見学してからたまに行く三省堂の地下の店でランチを取る。 ビールも頼むとランチビールですかと訊かれ グラスビールだというので中生を注文 シャレたグラスで出てきたけど量は不満 昼飯なので我慢する。
割り箸の袋には見た事のある字体で「吉池」と書いてある。 どうやら御徒町駅前の吉池の経営みたい、 立ち飲み屋もやってるけど こんな上品な店をやってるとは思わなかった。
帰りに冷やかした三省堂はすっかり新しいスタイルで客が多かったけど、 薄暗い感じの東京堂書店は懐かしいスタイル、 いい雰囲気なので このまま残っていて下さいと思ってしまう。


楽しい診察室

2015-05-19 | 日記

いつもの定期診断にクリニックに入ると 30分待ち位の混み具合、 隣に座ってた奥さんが名前を呼ばれ 席からドッコイショと立ち上がったと思ったらふらついて前のカウンターに手を付きジットしたまま歩けない、 事務員が手を貸そうとしたら何とか手を離してヨタヨタと診察室に入っていった。  少しして診察室から心細い足取りで出てきたけど 座席の座面に手を付き体を伸ばし 足を曲げたり伸ばしたり、 清算を終えてシッカリとした足取りで出て行った。 此処は内科だけど やけに元気になったものだ。

          

       ポスターから 日野皓正を描きました

自分の名前を呼ばれて診察に入る。 この部屋はそれほで程窮屈とは思えない部屋だけど ガラガラとあけた扉を背にして椅子があるので座るりづらい。 血圧を測る際 普通は腕を置く机や支えがあるものだけど ここは何も無くて空中に腕を上げたまゝの状態でアシスタントが支えてくれる事もある。
シャツを引っ張り上げ胸の聴診、 背中を向けてくれと言われ 回転椅子で廻ると座面がスーッ落ちて ストンの止まる 足でレバーを踏んでしまったようで 皆で笑ってしまった。 
診察が終えるとバンドを緩めて急いでシャツをズボンの中に納めながら 話を聴く、 大体が何時もと同じ薬を出すってな話。  毎度 おなじ事をやる結構楽しい診察室である。


暑い陽気のせい

2015-05-18 | 日記

今朝 味噌汁を作ろうとナベを取ったら 重くて嫌な感じ、 蓋を開けると残った味噌汁の表面にオカラ状の白っぽい物が一面に広がってる、大根、ニンジン等の 具の周辺に大きな付着がないので 味噌の汁から発した腐食物と思われる。 臭ってこないのでナベに鼻をつっこんでみたけど どういう訳か感じない。
朝から中身を捨てる仕事が増えてしまい シンクのゴミ受けに流してから固形物を廃棄、 この腐ったのが入ってたナベでこれから味噌汁をつくるのか と洗いながら考えたけど 気を取り直し 今朝は少なめな具で味噌汁を作りました。

         

     デッサン教室で描きました

いつも味噌汁は多めに作っておき おやつ代わりにつまみ食いをする。 特にショッパイおやつが欲しい時にはカロリーが低くて体にもいいと思ってる。 たまに他のおやつに気を取られて翌朝に 気が付く事があるけど腐食は見られず 具を継ぎ足し食べてしまう。 ここの所の 暑い陽気のせいだと思われるので気をつけないといけない。
長いこと冷凍庫に入ってるダイヤ氷が風化して周りの角が取れて丸くなってしまってる。 新しいのを買って氷容器を一杯にした。 ウイスキーの水割りとかいいと思うけど ビール、日本酒党なので酒類には用いず、たまに飲むアイスコーヒーに用いるのが主。 しかしこれからの暑い日にガリガリと口に入れて消費するのが楽しいし一番の使い道である。


抜かれると癪

2015-05-17 | 日記

改札口の手前で バッグの中をまさぐりながら歩く女性が ポトリとカードを落として気が付かない。 けっこう早足なのでこっちも急いで拾って駆け寄ったけど 一瞬 何と言って声をかけたらいいかわからなくなる。 肩を叩こうと思ったけど女性だし変に思われたくない、結局 お姉ーさん といって声をかけた。 振り向いたら30手前ぐらいの圧化粧の女性で声かけは正解だとおもう、 けど余り嬉しそうな感じではない。 お嬢さんとでも呼んで貰いたかったのか、それとも爺さんだったのでガッカリしたのか?

           

          ミレー「ミルク粥」のスケッチです

後姿でおおまかな年齢は表れるもの、歳とともに筋肉が減った分アチコチ垂れてきて筋力も減って姿勢が傾いたり 歩く姿も足が上がらずトコトコと歩くようになって年寄り臭くなってくる。
散歩の際にタラタラ歩いてるのに気が付き 気を取り直して腹をへこまし姿勢を正して歩くと若返ったようで気持ちがいいものである。  しかし少し経つと元に戻ってしまってる 年寄りじみたスタイルが身についてしまったみたいである。
毎度の事だけど後ろから来る若い人に抜かれる事がしばしばで しょうがないと思う。 しかし同年代には追い抜かれると癪にさわる 以前は競争みたくなったけど最近は先に行かせる様にしてる。


面長はイケメン

2015-05-14 | 日記

久し振りに映画館に。 上映中に席を立つとスクリーンに陰が写るので気をつけてくれの案内がある、そういわれるとトイレが近いので気になり先程したばかりだけど念のためもう一度入ってしまった。
上映中 後方の席でそれ程面白くも無いのに頻繁に笑い声を発する女性いる、 本人はマイペースで楽しんでるみたいだけどトンチンカンな所でやられてしまうと映画に集中出来なくなり迷惑な事だ。 この辺ところは上映に先立っての注意では難しいと思うので 同行の友人達が注意してくれると助かるんだけど。

      

    映画「イミテーションゲーム」 画像から描きました

見た映画は「イミテーションゲーム」でドイツ軍のエグニマと称する暗号の解読に挑戦する天才数学者の物語。  苦労の末に解読に成功して目出度しと思ってたら これからが感動する場面。 彼はホモセクシャルとの画像が出てきて好きな女性と別れ 遂には自殺してしまう。
主役は初めて見る英国のベネディクト・カンバーバッチという実績のある役者で なるほどホモだったと伺わせる納得の演技、 彼が写るたびに気になってたのは顔が長い事。 面長はイケメンが多いと言われるけど彼は個性派の魅力。 俺のはバケツみたいなだらしが無い顔 こういうのがいるからイケメンが引き立つんだよね。