銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

添乗員から客になると(2)

2009年06月12日 | のほほん同志Aの日常
添乗員というのは孤独な仕事。

大手旅行社の研修システムは知りませんが、
私が勤めていたのは「習うより慣れろ!」の実践指導の旅行会社。
基本、ツアー中はひとり業務なので、
我流のまま、見かけだけはいつのまにか新人から中堅に…。

だから、他の人がどんな添乗をやってるのかは興味津々。
それが他社の添乗員さんなら、なおさらです。

今回、他社偵察ツアーとして選んだのは、
料金は高いけれど、食事がまぁまぁ良くて、
土産物屋などへの立ち寄りがないことが利点の某旅行会社

多数のツアーが掲載されるパンフレットを見て、
どれに行こうか、真剣に考えました。
 
しかし…。
行きたいツアーって、なかなか無いもんです。
なぜなら、たいていの所にはもう行ってしまっている。
しかも、添乗員として、お給料をもらって。

でも、今回はお金を払う立場。
あったりまえのことですが、添乗員とお客さんの一番の違いはここでした。

「自腹を切るのだから」とけっこう悩んだ末、
岡山の山あい、「ベンガラの町」として知られる
備中吹屋への日帰りバスツアーに、
母と二人で申し込みました。

(つづく)

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