爺さまの春、今うらら

「おじいちゃん、元気でよいお年をおむかえくださいね」

父に届いた往復はがきの年賀状
地元の見知らぬ小学生からでした
（わたしも古くはそこの卒業生）

アンパンマンにピカチュー
色鉛筆の手書きの絵手紙です
独居老人への地域のやさしい取り組み
その一環でしょう

でも何だか違和感・・・


はい、本日も毎度の昭和一ケタ生まれの父ネタをひとつ

年金暮らしになって随分ですが
地域の老人会なるものに参加したためしがありません

一度はあったのかも

「♪お手ぇ手ぇ～繋いで♪開いてぇ～・・・って知らんお婆となんで
そんなことせなアカンねん！」
「お菓子なんかいらんわ、ガキん子じゃあるまいし」
「誰も煙草吸いよれへん」

かなり憤慨して公民館から帰ってきたのを覚えています

そうです、彼は
「シルバー環境」が嫌い
今でこそ廃れたゲートボールも盛んだった当時
ふふん
鼻で笑っていました

でも身体は爺様
「あっちが痛い、こっちが痛い」
もっと娘なら労れ！は口達者に言います

そのくせ
酒も煙草も昔のまま

「飲んで、呑んで、この年で何が悪い！いつ死んでもええわ」
これも最近耳にタコの口癖です

そういう人に限って死にませんよ、ねえ

さて、我が家には不似合いなその愛らしい往復はがきへの
返信の一文がこちら

「酒も煙草もやめません、生きてる限り」

・・・

小学三年生の、みはるチャン、二年生の、はるとクン
齢83歳の爺さんとはこういうものですよ
良いのか悪いのか、「でちゅよ的」な言葉は一切なく

そのまま返信しました

投函した私としては・・・・
もっと夢のある内容がよかったのかもと一抹の後悔を
抱きながら
それでも、炬燵に背を丸めながら旨そうに一服する父を見て
まっ、これでいいか

あけて始業式

担任の先生の困惑した顔が浮かんで、それは、それで
小気味いいものでした

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＜サロン会のお誘い＞
日時：2011年1月5日（水）
集合：11：45阪急逆瀬川駅改札口
会場：濤季（駅から徒歩5分）
予算：お食事代3,000円
予約：午前中にお電話下さい
0797-91-2260まで（営業8：30～17：00）

仕事始めです

明けましておめでとうございます！

年末の寒波到来で
今年のお正月はどうなることか、と心配されましたが
手配旅行でお出かけ頂いたお客様も
無事、旅先でお正月を満喫されお戻り頂いたようです。

ひと安心

さて、今日から「銀のステッキ旅行」でも
仕事始めです

とはいえ、社内にいるのは私一人
互いに年始の挨拶もなく、いきなり始まりました

はい
毎月の原稿作業です

黙々と他のスタッフがいない間に
差をつけておかねば・・・
これは箱根駅伝に近いものがあります
、、、いえありません

明日は一日遅れでスタッフが久しぶりに顔を合わせます
年末年始の旅の報告兼ねて
ささやかな「新年会」をサロン会で
行う予定です

皆さまもぜひお時間がございましたら
ご参加下さい

それでは、本年も何卒よろしくお願い申し上げます


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＜サロン会のお誘い＞
日時：2011年1月5日（水）
集合：11：45阪急逆瀬川駅改札口
会場：濤季（駅から徒歩5分）
予算：お食事代3,000円
予約：お電話下さい
0797-91-2260まで（営業8：30～17：00）