リングはリングでも

帰国から５日。
もうすっかり日常業務が始まっているのですが、
まだまだ続きます、タスマニア気分。

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タスマニアから帰ったら、
ツタヤでビデオを借りて
『ロード・オブ・ザ・リング』を観よう。
そう決めていました。

というのも３人のガイドさんが一様に、こう口にしたからです。

「オーバーランドの森に出会ったとき、
　『ロード・オブ・ザ・リング』の世界だと思ったんだ！」

そう、20代の彼らは『ロード・オブ・ザ・リング』世代。

お客様はもちろん（失礼）、
私も…ぜんぜん、ピンと来ません。

聴けばどうやら、森の精やらが登場するファンタジーのようです。
う～ん、ますます縁遠い。

でもまぁ、新しいものとの出会いが人生の醍醐味ですから、
と無理やり自分を盛り上げて

「じゃ、まぁ、添乗明けのオフにでも見てみるか」

そう思いつつ帰国しました。

そして先週末、添乗明けのオフ。

ツタヤに行く前に、映画館にいました。
見てたのは話題の映画、実写版の『あしたのジョー』。

以前に原作を読んですっかり虜になり、
映画が公開されたら絶対に見にいかねば！
そう決めていたのです。

オモシロかったです。
ジョーにも力石にも心配していた違和感をさほど感じず、
まぁコレを実写でやるなんて過酷なことよ…
と思いながら映画館をあとにし、
さぁ今夜は連チャンだ、とツタヤに向かいました。

さて、『ロード・オブ・ザ・リング』。
すぐに見つかったのですが、
手にとってパッケージをしげしげ眺めて、
…また棚に戻しました。

もう年なのでしょうか。
新しいものとの出会いをなかなか受け入れられません。
せっかくファンタジーに目覚める良い機会でしたのに。

そして、足はなぜか昭和の名作コーナーへ。

見たくなったのは
「ロード・オブ・ザ・リング」ならぬ
「リング上の死闘」。

劇画版の『あしたのジョー』をしっかと抱いて
レジに並んだのでした。



▼「タスマニア島・オーバーランドトラック」ツアー報告はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20101110.html

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