2日連続で、とても対照的な貸切バス旅行にご一緒しました。
初日は、ご縁をいただいてもう1年半ほどになる宝塚のご一行様。
春と秋の日帰りバス旅行に毎回ご一緒させていただくうちに
皆様のお名前はもちろん、
旅のお好みもだいたい分かってきたかなというところ。
行先は南大阪のこだわりワイナリー。
銀ステ・ツアーでも何度かご案内し好評の変わり種コース。
そして2日目は、京都のご一行様。
定期的に行なってきたという日帰りバス旅行を
今回初めて当社にご依頼くださり、
こちらは幹事様を含め、全員様と初対面。
行先は神戸。とてもオーソドックスなコースです。
初日は宝塚、2日目は京都。
どちらもそれぞれの「名士」と呼ばれる方々です。
もちろん、どう呼ばれる方々であろうとなかろうと、
お客様である以上、
こちらの対応に何ら変わりがあるはずもないのですが…。
そうは言いつつ、そういう方々の発するオーラには
毎回圧倒されるというのが正直なところ。
とくに今回の京都のお客様。
初対面だったこともあり、
その存在感にただでさえ緊張しているというのに
朝一番からバスが渋滞で遅れるというハプニングまで…!
さて、行先の神戸は、私の地元です。
勝手知ったる神戸の街ですから、
目をつぶっていても案内できるはずなのに
もう、、
緊張しました、緊張しました、緊張しました。
時計が午後を指し、
お食事場所でもバス車内でもビールが進んで
ほろ酔い気分の皆様とは裏腹に、
こちらは、まるで新人添乗員のようにガッチガチ。
空き時間にはポツンと孤独にかられて携帯を取り出し
「ええ、まぁ別に…ちょっと電話しただけです」
思わず意味なく会社に電話をかけてしまうほど。
そんな1日も終盤へと向かい、
バスが京都市内に戻ってきて、最後のご挨拶というところで
ようやく少し自分を取り戻しました。
「最後に、今日の私の感想をお伝えさせてください」
というと、これまでになく皆様の注目が集まるのが分かりました。
「皆さんのオーラと存在感の前で、
今日はもう…つかれました」
その途端、ドッと笑われ、
「お疲れさま!」の声が飛び、
ガッチガチだった何かが、へなへなと崩れおちました。
バスを降りぎわにも「お疲れさま」と
再度お声をかけて下さる皆様の背中を見送るうちに、
その「存在感」がさらに10倍増しぐらいになって迫ってきました。
こちらが平常心でなく、取り繕うことすらできなかったからこそ
宝塚のご一行様とは1年半かけて近づいた距離を
今日1日でぐんとお近づきになれた気もして、
「またぜひお目にかかりたい」
そう強く、感じました。
こちらの一方的な片思いではありますが…。
お疲れさまでした、
は本来こちらのセリフです。
皆様こそ、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
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