朝の通勤時、こちらに向かって歩いていた女の子がくるりと
背をむけたかと思ったら風のように走り去っていきました。
ランドセルからはみ出したリコーダーが上下に揺れていました。
一緒に歩いていた同級生らしき子供たちが話す内容で
「あ、忘れ物取りに帰るんだね」と合点しました。
そういえば、小学生のころ、とにかく忘れ物の多い子供でした。
黒板に、《雑巾をもってこない人》と、
いつまでも持参しない子供の名前が張り出され、
最後まで、W君と私の名前が残っていました。
しかも、毎度毎度・・・・
なぜだろう?
「忘れ物ないか?」は毎朝の母の口癖でしたし、
どちらかといえば母はきちんとした人でした。
そして、自分でいうのもなんですが、
人間そのものはモノグサなのに(家人に言われる・・・)
外面、対外的には、ルーズが大嫌い。
きちんとしているつもり。
ちなみに雑巾とは:
何ヶ月に一度、お手製の雑巾を持参する必要がありました。
昔は、掃除といえば木造校内を雑巾がけでした。
(おお、イヤだイヤだ、時代がバレる。)
と、遠ざかる子供の背を見て、少し納得することがあったのです。
そうか。
小中と、家は、学校の近所にありました。
なので、学校でハタと忘れ物に気づいて慌てながらも、ダッシュすれば家に戻れたのです。
最悪は、昼休みにダッシュ。
さらに最悪は、帰宅後、もう一度ダッシュで学校に戻る。
ゼイハゼイハ息せき切りながら。
前の晩に、ちょっとチェックすればいいだけなのに・・・・学習能力ゼロ。
なるほどなぁ、、、
この繰り返しで、おのずと鍛えられていったのですね、私。
どこまで、ぎり許されるのかを。
取り返しがつくのは、どこまでなのかを。
?!
はい、秋になり、行楽シーズンとなれば、ありがたいことに
忙しくなるわけで・・・
なぜか、机上には、手が付けられていない仕事が積まれており・・・
でも、それぞれの最終締日だけはきっちり把握していたり・・・
まだ大丈夫、まだ大丈夫と呪文を唱え。
少しでも手をつけ、進めれば楽になれるのに・・・と、これもよくわかっていて。
学校の近くに家をもうけた親が悪いんだなぁ、きっと。
もしや家の近くに学校が建てられたのか?では学校のせいか?
と、うだうだ・・・
はよ仕事せんかい!とこれは業を煮やした私の外面が耳元で言ったようです。
しごくごもっとも。
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