熊本、徳島、福島、新潟。
真夏の阪神タイガース並みの添乗ロードが、ようやく、無事おわりました。
どこが良かったかと訊かれれば、「いずこの土地も…」なのですが、
なかでも熊本は何かと記憶に残る時間でした。
(何せ脚をねじって、添乗の合間にレントゲンまで取ってもらったのですから)
その熊本ツアー初日のできごと。
復旧途上の熊本城を、日傘をさして歩く私たちに、大きなカメラを抱えた男性が、
汗をふきふき、声をかけてきました。
こんにちは…と名刺を出され、見ると、熊本日日新聞の記者さんです。
「熊本はきょう梅雨明けで、記事にしたいんですが
日傘がとてもきれいだったので、写真を撮らせてもらえないかと思いまして」
え~、え~、とためらうふりをしつつも、さっさと横に並び、
カメラ目線で「はいどうぞ」とポーズを取る私たちに記者さんがひとこと、
「…あの、すみません、もっと自然に、お城のほうを見ていただくとか…」
失礼しました。
その後も記者さん、アラーキーばりに地べたに寝っ転がって、地面近くから指示を出されます。
「右の方、日傘をもっと、傾けていただいて」
「青い日傘の方、もう一歩前へ」
炎天下のなか、こっちも「自然な」ポーズをとるべく、ずいぶんリクエストにお応えしました。
さらには誰かひとこと、コメントが必要とのことで、
私が代表で、年齢まできちんと名乗り、名刺も差し上げたところ、
「できたら送りますね。あ、でも、100%載るってわけじゃないんですけれど…」
と、最後は急に弱気な記者さん。
翌朝、ホテルのロビーで真っ先にチェックしてしまいました。
熊本日日新聞の、なんと一面に。
熊本城をバックに、日傘に浴衣の、若い女性。
なんじゃこりゃ。
「う~ん、浴衣に負けたわね!」
これが、お客さんの見解でした。
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大曲を見ずして、花火は語れません。
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