銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

邪気払いに「じゃばら酒」を

2015年02月23日 | のほほん同志Aの日常
「あかん、どうやら節分の豆まきが足らんかったわ」

一難去って、また一難。

スーパーマリオなみに、次々とクリアすべきハードルがやってくる毎日に、
隣のスタッフから、珍しくボヤキがでました。

では、これをどうぞ。



「邪払」と書いて、じゃばら。

邪気を払う、を名前の由来にもつ、
ゆずでもない、カボスでもない、世界でも珍しい柑橘類です。

日本唯一の飛び地の村、和歌山県の北山村で全国生産の8割を占め、
村の宝といわれています。

このじゃばらで作ったリキュール、「じゃばら村」のなんとまぁ美味しいこと!

特約店でしか手に入らず、年末からずっと待って、ようやく先日何本か取り寄せたのですが、
うれしさあまって美味しさを吹聴し、「厄払いに一本どうぞ」とやってるうちに、
早くも手もとには残りわずかに…。

あかん。
一番厄除けしないといけないのは、この私です。

豆まきよりも、毎晩のじゃばら酒。

この美味しさで邪気まで払えるのなら、言うことありません。


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From NZ

2015年02月22日 | Hの生きる喜び、それは
Hello!

私はいまクイーンズタウン《NZ》にいます。

こちらは爽やか夏。
夜の8時半ですが、まだ外は明るいです。

毎日天気に恵まれて、皆さん元気に楽しく過ごしています。
誰よりも私が一番楽しんでいるかも、、、なんて怒られそうですが、、、

明日ミルフォードサウンドクルーズに出発します。
船の上で一泊する特別な一夜。
今回の旅のハイライトです。

輝く星空に出逢えますように❗️


Good night, Bye.

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welcome Japan って

2015年02月21日 | 見かけだおしNのつぶやき
春節祭に合わせ、国内に中国観光客がどど~んと
押し寄せている、というニュース、最近多いですね。

たいがい爆買いネタで、
炊飯器にウォシュレット云々、、、
日本でいくら使うか。
どこも似たり寄ったりの成り金的情報で

最後は毎度おなじみ
「中国人ってやつはぁ~」で締められているような・・・

昨日、とある名所を訪ねた時のこと。
ここにもたくさんの中国人観光客が訪ねていました。

私としては、ここは超がつく観光地でもなく、
日本人でさえ、「珍しい場所」のはずの施設に来ていた外国人に

へぇ、よくこんな場所見つけて来たね。
ただ感心しました。

日本の大正、昭和という時代様式が凝縮された
お屋敷あとです。

こういうのに興味を持って訪ねて来てくれるんだ、と
少し嬉しくも。

ところが

館内を案内してくれていたガイドさんに
凄い剣幕でなにやら訴えてきた1人の
女性がありました。

聞こえてきた言語は日本語ですが、どうやら中国人のようです。
周辺は、
大きな声を上げる女性に
例の「中国人ってやつはぁ~」の表情に・・・
眉間を寄せています。

まあお国柄、喧嘩口調・大声というのも
損なんでしょうが、、、

で、怒りの内容というのが、
どうもお子さんが、そのお屋敷内の椅子に
子どもゆえ、座ったところ
係りの人にかなりキツく怒られたようなのですが、
その怒り方が尋常じゃないと。
子どもに対する注意の仕方ではないと。

「すごい目で見た」
「とても悲しい」と、日本語で懸命に訴えていました。

日本語が流暢でないにしろ
話しができるということは、
日本語を学んでいて、日本を知ろうとして
訪日しているわけです。

しかも、自身の興味を、日本という国を、
子どもにも伝えたくて家族と共に訪ねて来たわけです。

その彼女が、白い眼が怖かったと、今訴えているのです。

もし、これがヨーロッパ人の栗毛の子どもが
無邪気に文化財に触れたとして、
その係りの人は同じ行動だったかしら、、、

怒りが治らない彼女は、もう夢中で
周辺の冷めた空気をモロともせず、
日本語を駆使してガイドさんに訴え続けていましたが、

「ママ」

子どもの呼びかけで、ようやく穏やかな母の顔に戻った彼女は、
何事もなかったように観光客の群衆に紛れていきました。

やれやれとばかりに
その背をみやるガイドさんの顔に、
例の表情を見たのは私の気のせいだったのかしら。

中国人というククリ。
あまりに広大な大陸の民を
ひとククリにして、単純化するのはどうなんでしょうね。

ウェルカムジャパンって言葉が一人歩きしている❓そんな気がしました。

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旅サロン弥生便りを発送しました。

2015年02月20日 | T字路をまっすぐ行ってみたら
本日、旅サロン「弥生便り」を発送しました。
原稿作業が終了してから、数日後、いつもこの発送日が訪れます。

印刷会社さんから納品されるやいなや、せっせと冊子状にセットしていきます。
春・夏の旅満載の今回は、40ページもの分厚い冊子です。

私は、この日だけは、社内でほめられ重宝される役になれます。
そして、私自身もこの作業が苦ではなく好きなのです。

無心で手を動かし、頭が、空っぽになると、リセット出来る気がします。
時には、グルグル考え事をしてみたり、はたまた、
できたてホヤホヤの旅案内を読みながら、他のスタッフの添乗報告を読んだり、
いつもと違う頭の動き。

そんな感じで、今日も無事に旅案内を皆様にお送りすることができました。

元旦に皆様にお送りした先月号の旅案内、私のものは何度もページをめくりもうボロボロです。
今日からは、新品の旅案内を片手に、ページをめくります。

私の気持ちの入れ替えにも新品の旅案内はピッタリで、
緩んだ気を引き締めて皆様をご案内させていただきます。

桜や薫風の新コースをお見逃しなく!!
週明け月曜日のご予約のお電話をお待ちしております。


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ニュージーランド、湿潤なれどウェットならず

2015年02月19日 | のほほん同志Aの日常
先日、ご家族皆さんでご利用いただいているお客さまの、
娘さんとばったり、電車で乗り合わせました。

「そこまで一緒に」と、となりに腰かけてぽつぽつとおしゃべり。
「これまで訪ねた海外でどこが一番よかったですか?」と訊かれました。

いつものように、「アラスカです」と答え、
ユキさんは?と、私と同じ名前のその人に尋ねると、

「わたしは…あまり外国行ったことないんですけど、
 ウィーンがとてもよかったです」と。

「音楽の都っていうけれど、
 日本と違ってカフェでもお店でもBGMがほとんど流れてなくて。
 わたし、BGMが苦手なんです。
 だから、人の声のざわめきだけの街がとても居心地よくって」

そこまで聞いたところで、電車は逆瀬川駅に到着し、
私はなんとなく名残惜しい気持ちで、「ではまた」と手を振って電車を降りました。

それだけの短い会話だったのに、なぜかとても心に残っています。

ふたりで…という意味ではほとんど初対面だったのに、
ユキさんが素直に、自分の感じたことを言葉にしてくれたからかもしれません。

逆にいうと、ふだん、そういう会話をあまりしてないってことかも。

朝、だれかと顔をあわせれば「おはよう」と言い、
毎日たくさんの、たくさんの、たくさんのことばを交わしますが、
そのほとんどはあぶくのように消えていったり、あるいはワハハ!とばか笑いに転じたり。


そんななか、今日はニュージーランドへ出発するお客様のお見送り。
皆さんがゲートに向かうのを見送ってから、
「搭乗までまだ時間あるでしょ、ちょっと手伝って」と添乗のスタッフを呼び止め、
ベンチに陣取って、ふたりである単純作業に精を出しました(今週はなかなか忙しいのです)。

そんな、お互い自分の手もとの一点を見つめ、せっせと手を動かしながらのやりとり。

ニュージーランドが大好きで、唯一、海外で住みたい国だという彼女。
一方、アラスカが好きで好きでたまらない私。

国内では、尾瀬や礼文島など、好きなところが重なるのですが、
海外ではアラスカだ、いやニュージーだ、と、お互い一歩もゆずらないのです。

「どっちも自然なのに、なんででしょうね」

うん。

…ちょっと考えてから、

「きっと、アラスカは物悲しくて、ニュージーは物悲しくないからよ」

そう言ったら、あぁ、なるほど!と。

そのあたりで時間切れ。

彼女、少し名残惜しそうな顔で、…いえ、嬉々として、
大好きなニュージーランドへと続く搭乗ゲートへと走っていきました。

湿潤ではありますが、気分はあくまでからりと晴れ渡るような土地、
ニュージーランドで、みなさん良い旅を!

今日のやりとりは、記憶に残りそうな気がします。


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