銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

小笠原美容法

2015年03月26日 | のほほん同志Aの日常

昨夜、小笠原11日間の添乗を終え、さっそく今朝から通常どおりの出勤の朝。
本来であれば、くったくたにくたびれた疲労の色が顔に出て、
周囲もおのずとねぎらわずにいられない…というものかと思うのですが。

今朝、顔を合わせるなり、「わ、肌つやつやしてる!」と言われました。
(これはこれで、かなりうれしい)

でも、続いて言われた言葉が

「あんた、今回、仕事してへんやろ?」

ドキッ。図星です。

何せ、東京・父島を結ぶ片道25時間半の「おがさわら丸」の船内で、
酔い止め薬アネロン1錠で、16時間は夢の中かと思っていたのですが、
実際には往路も復路も、きっちり18時間こんこんと眠りつづけていました。
(お客さんもほったらかして身動きできず。食欲ゼロのため食事は流動食のウィダーインのみ。)

そして、その18時間の半絶食と眠りから覚めたあとの体のなんと軽いこと!
(10歳ぐらい若返ったようだよ)

しかも父島でも母島でも野菜たっぷりの美味しい食事。
10時にはベッドに入り、たっぷり睡眠。
そしてこれが大切、ストレスフリーの日々。
肌もつやつやになるはずです。

体がそれほど喜んでしまうぐらい、小笠原は楽園なのです。
人も優しく、時間はゆったり流れ、どこまでも広い海をクジラがジャンプし、
わずらわしい人間関係も、満員の通勤電車も、犯罪もテロも原発も、遠い遠い世界のことのよう。
たくさんの人がこの地に魅せられて、移り住んでしまう気持ちがよくわかります。

今回たいへんお世話になったある方が、
「ここは、悲惨な状況の人がいない島なんですよ」といった言葉が、耳に残りました。

そのときは、いいな、と思いました。
でも、なぜでしょう。

昨日、25時間半の船旅を終えて東京・竹芝港に到着したとき、
自分の住む世界はこちらだ、と思いました。

きのうまでは小麦色の肌に赤や青の明るいTシャツを着こんだ笑顔の人たちに囲まれていたのに、                                                   羽田空港へと向かうために乗り込んだモノレールの車内は、
ネズミ色と黒のスーツ姿のサラリーマンばかりで、
皆一様に疲れた表情で目を閉じていました。

それでもやはり、たくさんの人がいて、いろんな人がいて、絶好調の人も悲惨な人もいて、                                                       幸福もあって不幸もあるこっちが、自分の住む世界なのかな、と。

お肌つやつやもつかの間。                                                                                      悩み多き春は、肌荒れの季節です。

東京ではもう、桜が咲き始めていました。

 

 ****************************************

恒例! 銀ステ市場開催します。

収益の全てを東北震災義援金として寄付します。

ぜひ、みなさまのご来店をお待ちしております。

⚫️日時:3/27(金)~3/29(日) 10:00~17:00

⚫️会場:銀のステッキ事務所内

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

****************************************

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ、そうだった

2015年03月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

銀行の窓口。

まだニキビツラのお兄ちゃんとそのお姉さん?らしき

二人が新規口座開設の問い合わせ。

 

あらっ、

ちょっとじっと見入ってしまいました。

なぜなら、そのお姉さんらしき人の指には

あまりに大きな指輪がキラキラ。

本当に巨大な指輪で、え?大丈夫か?ホンモノ?

とすれば、かなり無防備な姿。

しばし釘付け。

 

すると、

「一人暮らしを始めるので」という言葉が。

あ、そうか。

なるほど、今日は3月も下旬。

引っ越しのシーズンでした。

こちらは、桜シーズン前のわずかな静寂期。

でもお隣さんは受験あり、涙に喜び経て、家族との別れ。

ひとり暮らしへの不安と期待。

そんなめまぐるしいひと月だったことでしょう。

 

となると、2人は親子か。

 

う~ん、

どう見ても私より若い。

立派に息子さんを育てたのねぇ、

ウルウル、、、とはなりませんでしたが

なんだか感慨深い。

 

キラリ。

あの巨大な指輪が誇らしげにまた光って見えました。 

 

銀行窓口にもそんな春がありました。

 ****************************************

恒例!銀ステ市場開催します。

収益の全てを東北震災義援金として寄付します。

ぜひ、みなさまのご来店をお待ちしております。

ただできることを続けていきます。

⚫️日時:3/27(金)~3/29(日) 10:00~17:00

⚫️会場:銀のステッキ事務所内

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

****************************************

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もフリーマーケットを行います。

2015年03月24日 | T字路をまっすぐ行ってみたら
色の配色が苦手な(センスのない?)私が、
東北義援金の為の当社主催のフリーマーケットのチラシを作りました。
*二年前から始めて今回で3度目。
毎年フリーマーケット未経験のスタッフでドタバタと手がけてきました。
 
今日は、そのチラシを持って、
逆瀬川駅付近のお店にチラシを貼って頂けないかとお願いしてきました。
いつも、お昼にお世話になっているおうどん屋さんや、
お客様の知り合いのお店などなど、皆さま、快く引き受けてくれました。
嬉しいです。
同時に、サロン会員様にお願いしているフリーマーケットの品も
続々と事務所に集まってきています。
 
わざわざ事務所まで足を伸ばしてお持ちくださる方や、
ご遠方の方は宅配便で送ってくださったりも。
何が入っているのだろうと開封するときのドキドキ感には
いつも楽しませてもらっています。
 
中には、海外旅行でお買い求めになられた思い出の品や、
来客用にご用意したとおっしゃったキラキラした食器セットや、
はたまた、時間があったから作ってみたわとキレイなレースの小物類など、、、
私も欲しい!と思う品々が揃い始めております。

ところでお客様世代は、断捨離世代。
ですから、お品の出店はあっても
お買い求めは・・・どうでしょうか。
 
さて勝手なお願いです。
 
皆さまのお知り合いの方や、ご近所の方などに、
ぜひ、銀ステバザー開催をお知らせください。
ほっとできるお飲物をご用意してお待ちしております。

 ****************************************

恒例!銀ステ市場開催します。

収益の全てを東北震災義援金として寄付します。

ぜひ、みなさまのご来店をお待ちしております。

ただできることを続けていきます。

⚫️日時:3/27(金)~3/29(日) 10:00~17:00

⚫️会場:銀のステッキ事務所内

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

****************************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運動嫌いの春、そこ

2015年03月23日 | 見かけだおしNのつぶやき

私は体育会系です。

でもいつからか、運動嫌いが周辺には定着。

確か大学に入る頃には、スポーツ嫌いと認知されました。

なんでかなぁ。

アタックNo.1から、当時次々出たスポ根アニメやドラマを見て育った世代。

流れのまま、中高とバレーボール三昧でした。

教科で体育だけが常にオール5だったはず…

 

でも「運動部ではないなぁ、自分」と、いつしかいわれるようになり、

乙女には、運動バカよりなぜか褒められた感があって

ちょっと嬉しくなって

文科系帰宅部を気取り出しました。

 

月日は流れ、、、

かつて勤めた会社にチョットした危機が訪れることに。

それまでは、のんぽりよろしく

無関心を美徳としていた私。

それなのに、「危機」の言葉に異常に反応してしまい、

バックで山下真司の拳と涙、そしてテーマソング「ヒーロー」

(もちろん麻倉みきのね)が流れます。

何やら急に熱くなるものがムクムクと頭をもたげ、、、

やったるか~と浪花節根性が目覚めたのです。

その時の気分はなんでしょう爽快、絶好調。

仕事が一番楽しかった頃かもしれません。

不眠不休が平気でした。

 

たまたま、その時愛読の某新聞の特集記事が松下幸之助。

何週にも渡り、ドラマ仕立てで

いかに会社の危機を乗り気って、あの大企業が誕生したかが

語られていました。

それをバイブルに、今そこにある危機!?に向かい合いました。

自身は、もともと体育会系、スポ根が好きなので

ピンチに立たされ、いきなり奮い立つ我が単純さを十分理解していました。

ただ、まだ私にもこんな昂ぶる気持ちが残っていたことには

正直驚きましたが・・・

 

しかしよく働きました。

結論はともかく・・・楽しかったな。

一生懸命な自分に酔っていたのかな。

でも、やっぱり楽しかった。

 

今日は、その当時を思い出す日でした。

なぜって、いまどきって鈍臭いや泥臭いのは倦厭されるでしょう。

恥ずかしいことのように...

ふふふ

そんな無関心世代の一人と思っていた、ある女のコが何故か

当時、心の支えだった新聞の松下幸之助物語を一緒に回し読み始めたのです。

クールでソツない仕事ぶり。

冷静沈着。

汗をかくような動きは皆無、、、にみえました。

簡単にいえば可愛げがない、

そんな彼女がメラメラ音を立て熱くなるベタな場面を見てしまったのです。

汗臭いぞ、

あ、もしやこのコ、体育会系か!?

 

一緒になってよく働きました。

頼もしくもあり、

そういえば、あれからずっと頼りきりだったかもね。

 

今、私の隣で彼女は綺麗に整った眉間に皺寄せ、小さくため息をついています。

メラメラとはならないようです、どうやら。

でも、そんな姿も嫌でない。

クールでソツがないより、はね。

 

結論はともかく・・・明日からまた汗かいて働こうと、

そう思ったのです。

はい、今朝イタリアから戻ってきました。

季節は待ったなしで、桜がほころび始めました。

忙しくなりそうです。

また楽しんでみますかね。

 ****************************************

恒例!銀ステ市場開催します。

収益の全てを東北震災義援金として寄付します。

ぜひ、みなさまのご来店をお待ちしております。

ただできることを続けていきます。

⚫️日時:3/27(金)~3/29(日) 10:00~17:00

⚫️会場:銀のステッキ事務所内

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

****************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和装の勝負師

2015年03月22日 | Hの生きる喜び、それは

桜花賞、宝塚記念など4つのGIが行われる阪神競馬場

広く、宝塚市外にお住まいの方に競馬を知って楽しんでいただこうという目的で

阪神競馬場より、特別な機会を設けていただきました

競馬場観覧席の最上階に位置する「特別来賓室」からの観戦

初めての方も、競馬新聞の味方から馬券の買い方まで

レクチャーしていただけるという、解説付きです

めったとない特別な機会のプランに、出発前、急なキャンセルが入ったため、

何名かのお客様に急にお声かけをし、ご参加いただくこととなりました

最後の最後で入っていただいたお客様

電話でのお誘い時には、正直あまり乗り気でないような反応

(急にお誘いしているこちらがそもそも勝手なのですが・・・)

「ドレスコードがありますので、、、

そこまでフォーマルな格好でなくて結構です

そうですね、、、例えば、阪急デパートにお買い物に行くような格好で

ご参加くださいね」

必要なことだけ伝え、迎えた当日

颯爽と、紬のお着物で到着された先ほどのお客様!

「こんな時しか着る機会ないからね」と涼しいお顔

今日の明日の話で、これだけさらっと着こなしてこられるなんて

さ、す、が、、、 何だか、惚れちゃいます

 

そして向かった阪神競馬場

最上階から見える競馬場と、その向こうに見える宝塚から川西方面の町並み、中山連山、

時折、伊丹空港から発着する飛行機も見え、抜群の眺めです

さてと、興奮おさまらないなか、そのお部屋でお昼をいただき

落ち着いた頃にレクチャーを開始します、と説明していたのですが

先ほどの着物のお客様、さっと、バルコニーに出て

じーっと、レース場を眺めておられます

すると、隣の部屋(バルコニーは隣ともつながっています)の

いかにも競馬関係者?らしきグループの方に近づき、何やら話し込んで、、、

何と馬券を買いに行かれるではありませんか!

他の方(私も含め)はまだ、ゆっくりお弁当中・・・

そもそも、何をどう買えばいいか分からないのですから

すると、戻ってこられたお客様は、その馬券を握りしめ、

バルコニーでひとり真剣に観戦!

*レースは30分おきにあります。ですから、どんどん走るのです

他のお客様もゾロゾロとバルコニーに出てきて

「え、もう馬券買ったんですか?お好きなんですか?勝ちました??」

と矢継ぎ早に質問するも

「ええ、初めて。その隣の方に聞いて買ったんです」とまたも涼しいお顔

部屋の中からその様子を眺めていた私は

またも なんてカッコイイの!?と惚れちゃいそうに。。。

 

その後は、解説を聞いて全員で賭けて本気で遊び、

この日の最大のレースが終わると、最後に1レースを残していましたが

全員、お帰りになられました

ところが、先ほどのお客様だけ、まだ残っておられます

「最後のレースまで買っちゃって」

手にはまだまだ複数の馬券あり!

「いえ、私も買ってますから、一緒に最後見ましょう」と最後はふたりで観戦

「今日はどうでした?」

「私、ずっとサンパチ(3番と8番)で賭けてたのよ

この数字に縁があってね、何枚か当たって元はとったわよ

今日一日充分楽しませてもらったわ、ありがとう!」

最初から最後まで、きれいに着こなしてこられた

お着物はちっとも乱れることなく、まるでお茶室にいるかのような

雰囲気は変わることなく、

ただ、あの涼しい声が、最後はちょっと高鳴っていたように思いました

 

和装の勝負師、ここにアリ!?

 

かくゆう私は、何と、全戦全敗!

ビギナーズラックにまで見放されるとは・・・とほほ・・・

****************************************
貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

****************************************

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする