銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

夏祭り② 相馬野馬追

2023年08月04日 | のほほん同志Aの日常

夏祭り第2陣は、福島県の「相馬野馬追」へ。

宿泊ツアーが近づいてくると、
天気予報では、地元関西よりも、旅先の天気に目がいきます。

ふつうは傘マークがついていないかが気になるのですが、
今回だけはちがいました。

えぇーっと、来週からの福島は、、
わ、3日間、晴れマーク! ガーン、、、
少し雨が降ってくれたほうが涼しくなるのに・・

というわけで、今回は何より、暑さを心配しながらの出発となりました。



初日に訪ねた福島県の二本松は、『智恵子抄』の智恵子の故郷。
安達太良山と阿武隈川を見晴らす丘からは、「ほんとの空」が見えました。


さて、翌日が本番です。
浜通り、南相馬市で行われる「相馬野馬追(そうまのまおい)」へ。

およそ1000年もの歴史を重ねるお祭りで、
馬に乗って駆け抜ける勇ましい武者姿に、
私も見るたび胸を熱くしてきたのですが、、、

胸が熱くなる前に、後頭部がくらくらしてくるのが今年の暑さ。
真っ昼間の屋外で見学、だいじょうぶかしら、、



それでも、逆境にあれば人は自然と、工夫し、団結することになるようです。

・塩スイカ飴
・塩分チャージのタブレット
・熱さまシート
・ハッカスプレー

・・はては、新聞紙で織った「日除けカブト」(?)まで登場!

はい、どうぞ!と皆さんで交換しながら暑さ対策。

それでも観覧席はあまりに暑いので、ぶらぶらと(ふらふらと?)、
武者や馬たちの控える本陣へ。



甲冑競馬を終え、「羊腸の丘」を駆けあがってきたところ。





祭りを見守る後ろ姿。



そして、ふたたび観覧席で集合。
・・よかった、
皆さん、汗びっしょりですが、元気です。

会場を後にしながら、震災から3年目に訪ねたときを思い出していました。

東日本大震災でも途絶えることのなかった「野馬追」の神事。
でもコロナには抗えず、今年は3年ぶりの通常開催だったそうです。

颯爽と駆け抜ける雄姿に、今年ももちろん胸は熱くなったのですが、、、。

「泣けた? 泣けたやろ?」

無事、祭り終了の報告を入れたところ、こう訊かれ、
思わず出た返事は

「涙もぜんぶ、汗になって出ていきました」、でした。



最後は涼やかに、裏磐梯高原へ。
心地よい風に、生き返りました。

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