ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

BS朝日 京都ぶらり歴史探訪 南禅寺・龍安寺・一休寺と禅の心

2016-06-30 13:21:30 | 日記
さっき,お昼ご飯食べながら,ハードに撮っていたこの番組を見ました。

番組のことは番組のホームページに出ているので,ここでは,私が書きたいことを書きます。


約30年前,学生時代には,京都のバスの回数券を使って,よく京都をぶらぶらしていました。
自宅は兵庫県姫路市・・・山電・阪急を乗り継いで,片道2時間半はかかるのに,学生時代は時間がありました。

今回の南禅寺も,龍安寺も学生の時に行ったはずです。
確かに,龍安寺の石庭の前(?)廊下(?)に座り,石庭をじっと眺めたのを今も覚えています。
でも,今行ったら,あの時よりももっともっと楽しいだろうと思います。
(介護もあって,なかなか行けませんが)


で,テレビ

一休寺はおもしろそうですね。
観光客を集めようとする努力が見えます。
私も子どもの時,「一休さん」のアニメを見ました。
「このはしわたるべからず」や「屏風のとら」がお寺にあります。
これは,びっくりです。
でも,行ってみたいです。写真撮りたいですね。
「善哉(ぜんざい)」の名をつけたのは,一休さんとか?
この料理を食べた一休さんの「善哉(よきかな)」から名前がついたとか。
おもしろい!!!
事実かどうかはわかりませんが,こう伝えられたってこと自体が,歴史だと思うのです。

南禅寺の湯豆腐もそうです。
鎌倉時代の禅宗の僧が中国から伝え,精進料理だったそうですが,
江戸時代には南禅寺門前で,お店ができ,庶民も食べるようになったそうです。

そういえば,「趣味どきっ! 旅したい!おいしい浮世絵」にも,京都の豆腐料理が出てきましたよね。
テキストを今見ると,・・・
多くは,田楽豆腐ですが,
ありました,ありました,国貞の浮世絵,南禅寺豆腐屋を描いています。

ほか,テレビの番組では,
南禅寺の三門のこと,
金地院・金地院崇伝のこと,金地院にある東照宮のことなどなど・・・

行きた~い!


そう,こういう番組は,行きたいのになかなか行けない人のためにあるんですよね。

なんとか,神戸なら・・・
あす,「国貞・国芳」行く予定です。
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神戸市立博物館 「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」 あさって行きます!

2016-06-29 15:26:44 | 日記 国芳
神戸市立博物館 「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」
楽しみです。

フェイスブックより
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」にちなんで、みてコレのコーナーでも博物館が所蔵する国芳と国貞の浮世絵を展示しています。
 ボストン美術館は、1万枚以上の国貞作品、3700枚以上の国芳作品を所蔵しており、特別展では選りすぐりの170件を展示しています・・・。


版画はたくさん印刷できるとはいえ,すっごい数なんですね。
どうしてボストンにあるんでしょう?

その点も含めて,あさって行ってきます。
家族だれも,風邪などをひいたりしなければ

あさってすぐには,ブログには書けませんが,写真撮影もできるそうですし,(期間限定)
いっぱい書くつもりです。

では
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「真田丸」に出てくる本多正信と本多忠勝はどういう関係ですか?

2016-06-25 17:03:38 | 歴博
続けて投稿

昨日は,歴博の日
上記のタイトルのような質問がありました。

辞書で調べ,見せると,喜んでいただけました。

うっかり,辞書の名前を控えるのを忘れました。2週間後に「PS」として,下に書き加えます。

さて,その辞書には,本多氏の項目だけで,2ページにわたる説明。
もちろんそのほかにも,「本多正信」「本多忠勝」等たくさんの本多氏の説明があります。

「本多氏」の項目がいちばんわかりやすかったので,
このページをもとにお話ししました。

本多忠勝の7代先祖の「定通」と
本多正信の6代先祖の「定正」が兄弟であることが判明しました。

ちなみに,本多正信,正純親子は,家康のもとで,権力をふるいますが,
正純はいわゆる「宇都宮釣天井事件」後,改易されます。
宇都宮釣天井事件が事実であるかどうかは別として,権力争いに敗れたのでしょう。

一方の本多忠勝

息子の忠政は家康の孫(家康と築山殿の息子・信康と,織田信長の娘・徳姫の子どもの熊姫(ゆうひめ))と結婚し,
忠政と熊姫の間の子ども本多忠刻(ただとき)は,家康の別の孫・千姫と結婚しています。(もちろん,豊臣秀頼の死後)
忠政は姫路藩主にもなっていて,
忠刻と千姫は姫路城に住んでいました。

真田丸に出てくる
本多正信も本多忠勝もかっこいいですよね。
全然タイプは違いますが


PS.上に書いた辞書の名前です。
 国史大辞典(ただし「辞」は旧漢字)  吉川弘文館 平成3年
  全14巻+索引(15巻,上・中・下の3巻が15巻目)
  の12巻に載っていました。  (7月8日追記)
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イギリス:教科書には・・・

2016-06-25 16:30:30 | 日記
昨日,ニュースを聞いて,ビックリ!!

イギリスでの国民投票の結果,EU離脱支持が残留支持を上回り,約2年かけて,離脱すること決まったらしい。
現代史には余り興味のない私でも,これは・・・とびっくり!!です。

イギリスと言えば,
中学地理では,はじめの方で,「島国と内陸国」の勉強をします。
イギリスは島国の代表のように出てきます。

このブログは,歴史のブログなので,地理は置いておいて,
中学歴史を見てみましょう。

ちょっと古いですが,平成13年検定「新しい社会 歴史」東京書籍 (息子が使っていた教科書)
「事項さくいん」でイギリスを見ると,
86,112,114,116,138,165ページに出ているそうなので,
まず,86ページ
なんと,家康が行った朱印船貿易でイギリスが出てきました。

112ページはイギリスにおける市民革命(ただし,市民革命の語句は出ていない。)
114ページは,産業革命,
116ページは,「イギリスのアジア貿易」と題し,三角貿易,続いて,アヘン戦争。
138ページは,帝国主義,
あれ?と思い調べると,
索引にはありませんでしたが,142ページに日英同盟。

そして,165ページは,世界恐慌,ブロック経済。

という結果でした。

あれっ?と思い,また調べると,
172ページ,第二次世界大戦の所でも,イギリスは出てきましたが,チャーチルの名前などは出てきませんでした。
ナチスドイツのヒトラーの名前は出てきますがねえ。

いちばん教科書が薄かった時代のものですから,今は違うかもしれませんが,
中学生の段階では,案外イギリスの扱いは軽いんですね。

イギリス,そして今後の日本,世界の動きから目が離せませんね。
ちなみに,日本も島国です。
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瓜生中『仏像がよくわかる本』:仏像復習 for(? ) ATSU

2016-06-20 11:28:00 | 日記
先日見たNKHの半跏思惟像の番組

恥ずかしながら
中宮寺の仏像は,半跏思惟像が本当の名前か?
それとも弥勒菩薩が本当の名前か?
と高校の時に思っていました。

両方正解。
“半跏思惟像”というのは,台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組み(半跏)、折り曲げた右膝頭の上に右肘をつき、右手の指先を軽く右頰にふれて思索する(思惟)姿(Wiki)
そして,“弥勒菩薩”は,遠い未来にあらわれて人々を救う菩薩。
遠い未来とは,仏滅(釈迦が亡くなること)から56億7千万年後(『仏像がよくわかる本』以下この本による)

如来は,完全なる人格をもち,釈迦をモデルにした仏像の基本形
如というのは真理の意味で,真理に到達した(悟った)人という意味。
真理に到達して,真理を教えて,人々を救うために真理の世界から来た人。

菩薩は悟りを目指して,修行中。
悟りと万民の救済を求めてやまない。


ところで,仏教では,釈迦が世を去ってから,56億7千万年後に弥勒菩薩がこの世に現れるまでの間,無仏の時代が続く。
この時代は,世の中の秩序が全く乱れる末法の世になり,暗黒の時代が続く。
(高校教科書的に言えば,1052年以降は末法の世)
釈迦は,このような時代が来ることを案じて地蔵菩薩に無仏時代を守ってくれるよう頼んだと言われている。
そして,経典には,閻魔大王に化身すると説かれるから,罪業が深いものが地獄に堕ちて,閻魔大王の裁きを受ける時に地蔵菩薩の功徳により助けられるという俗信を生んだ。
地蔵菩薩は,地獄などの冥界とこの世の橋渡しをするということから,平安時代の後半に,末法の世が叫ばれると,盛んに信仰されるようになった。
さらには,冥界に堕ちた子どもを守ってくれることから,人気を呼んだ。
(そういえば,歴博にある熊野勧進十界曼荼羅(江戸時代)の賽の河原の子どもの近くには地蔵菩薩が立っていた・・・。)


話が,地蔵菩薩に行ってしまいました。


主な如来
仏像の元祖,智慧と慈悲を兼ね備える;釈迦如来
すべての人に極楽往生を約束する;阿弥陀如来
万民を癒し寿命をのばし,衣食を満たす;薬師如来
あらゆる仏の源;大日如来

主な菩薩
遠い未来にあらわれて人々を救う;弥勒菩薩
天界から地獄まで救う;地蔵菩薩
無限に変身して,一切の衆生を救う;観音菩薩
無限の救済能力をあらわす千手観音
すべてに人々に財宝を与える;如意輪観音

なんか人間に都合よくつくっていません?
(時代を無視して並べています。)

以上『仏像がよくわかる本』の目次の一部から・・・。

明王,天など書くと長くなるので,今日はこれまで。

自分のいい復習になりました。


PS.図書館で予約していた浮世絵の本4冊,家の近くの図書館に届きました。
 あすは,仕事が忙しいので,水曜日借りてきて,
 次は浮世絵にひたりましょう!
 「国貞・国芳」,神戸市立博物館で始まっているはずです。
 会期中に絶対行くぞ~!!!
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