ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

次はたたら製鉄の遺跡を見に行きたいです。

2024-10-18 11:14:56 | 日記 地域
去年の夏,朝来市にある神子畑(みこばた)選鉱場跡,養父市の明延鉱山に行きました。
次は,宍粟市のたたら製鉄だ!と思いながらも,なかなか行けませんでした。
でも,ますます行きたくなりました。というのは・・・
  兵庫県立歴史博物館 特別展「ひょうご鉄ものがたり」に昨日行ってきました。(写真撮影正面のここだけ可,あとは不可)
展示室に入る前,30分ほどのビデオを見て,たたら製鉄とはどういうものかを学びます。
その方が展示がわかりやすい,とのことです。
でも,あんまりよくわかりませんでした。
江戸時代のたたら製鉄のイメージがそれなりにできたのは,「先大津阿川村山砂鉄洗取之図」(江戸時代末期)です。
全長27mもある絵巻で,山口県の白須たたらでの製鉄の様子を中心に描かれています。
私が一番おそろしく(?)なったのは,大量の木が必要であるということ。
場所を移動しながら,必要な木を伐っていきます。
木を伐ったあと,木を植え,使える木に成長するまでに30年。
30年たったら,また伐採。
実は,私はまだ宮崎駿氏の「もののけ姫」を見たことがありません。
見るべきですね,きっと。

先日「れきはく連続講座 古文書に親しむ(「鉄」関連文書を読む)」の申し込みをしました。
今回の展示古文書についてはまた後日。
抽選に外れるかもしれませんが。
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1 コメント

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萬代悠『三井大坂両替商』 (ATSU)
2024-10-21 05:32:45
萬代悠『三井大坂両替商』
「本書で明らかになったように,とある家族の遊興や不祥事まで,様々なことを隣人や取引先,町役人らが詳細に知っていた。ひとたび重大な不品行や経営悪化が漏れ聞こえれば,その家族は不評のレッテルを貼られ,途端に大阪三井両替商をはじめとする大手の金貸し業者から融資を得られなくなった。このような監視社会を,果たして皆が真面目で温厚なユートピア的世界だったと片づけてよいのだろうか。本書を読んで,考えてもらえば幸いである。」(250ページ)
吉田伸之『シリーズ日本近世史4 都市 江戸に生きる』を読んで,最近の「百姓」観を江戸時代に単純に当てはめていた自分を反省しました。次にこの『三井大坂両替商』を読んだわけですが,上に取り上げたところだけでなく,「組織と人事」に書かれていたいわる一般的にも当てはまりそうな大店のしくみも勉強になりました。
やっぱり本は読まなくてはいけませんねぇ。
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