ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

近場の散歩;龍野

2021-05-29 14:50:24 | 日記 地域
緊急事態宣言は6月20日まで延長です。
相変わらず,ほとんど人に会わない近場の散歩をしています。

今日は龍野

こんな感じの町並みがあちこちに残っています。
建築とかわからないですが,楽しいです。

善龍寺というお寺では, 文久3年(1863年)の瓦です。
お寺を出ようとしたとき,お寺の奥様(?)が買い物(?)から帰ってこられました。
私がどこかでもらった「たつの市龍野地区十三ヵ寺めぐりマップ」を見せて,
「すみません。これを見ながら,来ました。」
と,ついでに質問。
「あの瓦は?幕末のものですね?!」と言うと,
「寺は建て替えていますからね。」とのこと。「ごゆっくりどうぞ。」優しい笑顔の方でした。

他にも,本行寺にも,如来寺にも瓦がありました。

その如来寺の十王堂。
すきまから, 閻魔様ですよね。
ちょっとこわい?

そして,源徳寺。

太鼓楼が見えます。
浄土真宗本願寺派です。

以前行った龍野御坊圓光寺にもりっぱな太鼓楼がありました。
こちらは,真宗大谷派です。

今回は,龍野歴史文化資料館や,お城の方は行きませんでしたが,
他にも,うすくち龍野醤油資料館や
寅さんのロケ地としても使われたという看板のある旅館前などの周辺も散歩してきました。

1時間弱,5000歩弱です。

コメント (2)
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ぼおっとながめる本

2021-05-27 11:02:19 | 日記 本
最近読んだ本,
いえ,眺めている本です。
まとめます。


①東京国立博物館監修『洛中洛外図屏風 舟木本 岩佐又兵衛筆』

圧巻です!
岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。
それが,なんと,1200円+税!!
虫眼鏡を使えば,細部まで見ることができます。
細部までとても丁寧なのです。
舟木本は,ネットで見ることができることは知っています。
でも,全体を見ることはできません。
大坂の陣直前の微妙な時代。
あの「国家安康」の鐘もあるし,豊国廟で花見をする人もいる。
でも,二条城もある。
鴨川では牛に荷物を載せて運ぶ人,泳ぐ人,しじみ採りの人?部屋に飾っています。(4月3日)


②奥平 俊六『洛中洛外図 舟木本 (アートセレクション)』

以前,「圧巻です!岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風 舟木本」,
たまたま見つけて,買いました!
実は,実物を25%に縮小した,東京国立博物館監修です。」
と書いた洛中洛外図舟木本(屏風です。)を部屋に置いています。
時々ぼおっと眺めているのですが,
もう少し解説が欲しくて図書館で借りたのがこの本です。
この本は,屏風とセットで見ています。
なるほど,このシーンはこんな意味があるのか・・・
と思ってはその場所を屏風の中で見つけています。(5月20日)


③NHKプロモーション,NHKエデュケーショナル
『NHK 浮世絵 EDO-LIFE 浮世絵で読み解く江戸の暮らし』

テレビ番組の「浮世絵EDO-LIFE」もこの本の「浮世絵EDO-LIFE」も
ただぼおっと浮世絵を見ているだけではわからなかったその絵の意味や背景を教えてくれます。
今,「浮世絵EDO-LIFE」の「福袋」を再放送していますが,こちらもおもしろいですね。
先に書いた江戸初期の洛中洛外図舟木本も江戸後期・幕末の浮世絵も,
その時代に生きていた人々の姿が目の前に現れるようです。(5月20日)


④歴史人 2021年3月号
『古地図と現代地図で歩く 江戸 京都 大坂』

正確には,時々眺めている本。
今日書いた2冊の本(「洛中洛外図舟木本」「浮世絵EDO-LIFE」)同様,
その時代の様子がわかります。
たくさんある似たような本の中で,この本が好きなのは,
「京都・大坂」がたくさん載っているところ。
江戸時代はどうしても江戸中心になりますが,
関西人の私には,京都や大坂の方がなじみがあるし,
現在との比較がしやすいです。(5月20日)


⑤小澤 弘,小林 忠『『熈代勝覧』の日本橋 (アートセレクション)』

昨日に引き続き,「読んだ本」というよりは,何度も眺めている本です。
前に書いた『洛中洛外図舟木本』(以下①)から約200年。
『『熈代勝覧』の日本橋』(以下②)舞台は江戸です。
2つを見比べてまず思ったのは,建物の屋根の違い。
②は瓦ぶきになっています。
地方も瓦ぶきだったかどうかは知りませんが,
①は当時の日本の中心京都ですが,民家は板葺きです。
②は寺子屋入門の親子など平和です。
①は馬に乗り,槍を立てて疾駆する武士の一団も描かれています。
(時は,大坂の陣直前ですから)
見比べるとおもしろいです。(5月21日)

追記:以前に読んだ『NHKスペシャル シリーズ大江戸の世界』の
「第3集 不屈の復興!!町人が闘った大火の都」(この大火は1657年の明暦の大火です。)
89ページに「建物の屋根には火に強い瓦を葺くことが奨励される。」とありました。
日本橋だから瓦葺きであって,地方だと,茅葺きや藁ぶきが普通だったのかもしれません。


⑥上野憲示監修『決定版 鳥獣戯画のすべて』

ぼおっとながめて癒されよう,と買った本。
が,おもしろい!
以前録画していた「日曜美術館」や「ぶらぶら美術・博物館」の
「鳥獣戯画展」もあわせてじ~っと見ました。
断簡や模本つないでの甲巻復原はすごい!
平成の大修理で,丙巻は実は前半と後半は1枚の紙の表裏だった!
もしかしたら,後白河院?
私の一番のお気に入りは,丁巻第13紙の振り向く貴族のおじさん?かな?
関西に住む私は,遠いのでとても行くことができませんが,
東京国立博物館の「鳥獣戯画展」が再開されますように。(5月27日)

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『松ケ下村庄屋日記』の松ケ下?

2021-05-18 14:31:30 | 日記 地域
2020-03-16の記事の一部を抜粋します。
「松ケ下村庄屋日記」
いつもお世話になっている地元の県立博物館も市立図書館も臨時休館してしまいました。
(中略)
そんな中,まだあいていた(3/6現在)
太子町立歴史資料館(兵庫県揖保郡太子町)で
「松ケ下村庄屋日記」を見ました。
(中略)
そこには,文化12年(1815年)6月の洪水,
7月の大風雨の被害が書かれていました。
資料館の方にお願いすると,
この「松ケ下村庄屋日記」のコピーですが,別のページも見せてくださいました。
(中略)
この日記は明和7年(1770年)から明治4年(1871年)までの記録があります。

(ちなみに,このあと,3月10日に臨時休館し,4月7日~第1回緊急事態宣言になります。)

さて,ここから今日です。
2021年の3回目の緊急事態宣言では,
宣言延長であっても,5月12日以降,兵庫県では博物館等は開館しました。
太子町立歴史資料館も開館しました。
太子町の総合公園は駐車場が閉鎖されていましたが,開きました。
今朝は,テニスのほか,
グラウンドでゲートボール,ジョギングコースを歩く人(私もその一人)がいました。

コースを歩いていて見つけたのが,
松ケ下荒神社    小さな神社ですが,「松ケ下」!

そして,もう少し歩くと,    聖徳太子の投げ石「松ケ下の投げ石」
ん,「松ケ下」!

看板によると,
太子町内には聖徳太子の投げ石という伝説をもつ石がいくつかあり,
この石もその一つ。
聖徳太子が檀特山から投げた石の伝説をもち,
江戸時代後期に製作された絵図にも
「太子のなげ岩」として,描かれているそうです。
(もとは現在地より約25m西の水田中にあったそうですが,
 工場の建設に伴い,現在地に移転)

それだけのことですが,
今日の近場散策の私の新発見!です。
(前,このコースを歩いた時は,桜ばかりに気を取られ,気がつかなかった…(;^_^A

近いうちに太子町立歴史資料館に行って,
『松ケ下村庄屋日記』を見て来ようと思いました。
といっても,いつも展示しているとは限らないですね。



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次は,「村田家文書展」が見たいです。

2021-05-13 15:15:12 | 日記 地域
春です。 我が家のいちごです。
が,緊急事態宣言,延長中です。

でも,兵庫県内の博物館等は,5月12日から開館しました。
とはいえ,感染者数はほんの少し減っただけです。

ということで,
今日は,ずっと行きたかったたつの市立龍野歴史文化資料館へ。
特別陳列「新発見!秀吉の書状ー播磨と但馬をつなぐ垣屋氏文書ー」です。

1つの展示スペースが,
「秀吉関連文書+α」といった感じになっていました。

今年は,脇坂氏が龍野に入封して350年だそうです。
初代脇坂安治は賤ヶ岳7本槍の一人で,のちにその子孫が,龍野の藩主になります。

秀吉の但馬侵攻の際,
但馬守護山名氏の家臣・垣屋氏は,はじめは抵抗していましたが,秀吉の配下になり,
一族は脇坂家に仕えました。
江戸時代になって,同じく脇坂家の家臣・村田家と婚姻関係があったと思われ,
史料が村田家に伝わります。

たつの市立龍野歴史文化資料館が村田家から寄贈された村田家文書は3000点を越えますが,
そのうち約2000点は垣屋家に関するものだそうです。

今回はその中から,秀吉がらみの文書2点を含む
秀吉関連文書等が展示されていたのです。


写真は,「垣屋孫一(孫市)宛領地宛行状」です。(写真撮影可)

天正11年8月1日のもので,
この年の4月に秀吉は賤ヶ岳合戦で柴田勝家を破っています。
8月1日付の宛行状は,ほかにも多く伝わっているそうです。

もう1点は,秀吉の朱印状
太閤検地後に垣屋孫市が秀吉より与えられたものです。

ほかにも,以前の「秀吉からのたより」で見た
脇坂甚内(安治)に宛てた文書や「指出寄帳」など脇坂関連の文書も展示されていました。

この度は,展示も良かったけど,
この展示の中にいられることが嬉しかったです。
なのに,1時間以上いたこの場所に,
資料館の職員以外誰も来ない・・・。
(平日の朝一ですが)
やっぱり私は世間から見れば,ちょっと変わった歴おばさん・・・なんでしょうね。
次は「村田家文書展」が見たいです。

「密」を十分避けられた特別陳列でしたが,
帰りに寄ったスーパーはすごく混んでいました (;^_^A







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まだまだです。

2021-05-01 15:24:56 | 日記
書くのは久しぶりです。

最近,時々散歩を兼ねて,地元の神社やお寺・道標めぐりをしています。
意外と楽しいものです。
先日は,秀吉朝鮮出兵時の逸話が残る龍源寺,
丸亀藩の陣屋跡など散策し,
7000歩あまり歩きました。

ところで,
昨日,NHK学園「古文書を読む」2021年度解読実践コースが届きました。
手元にたくさんある修了証書を見ると,
まず,「はじめての古文書」は平成26年2月に修了しています。
基礎して,応用して,応用Ⅱして,
次,1回目の「解読実践コース」修了は平成29年12月です。
そのあと,平成30年11月,2019年9月,2020年7月,(あれっ?途中から西暦!)
そして次は,2021年5月修了ですね。
解読実践コース,6年目突入です。
その間,
生涯学習2級インストラクター 古文書
の資格を取りました。

でも,まだまだです。
とても「古文書が読めます。」とは言えません。
ぜんぜん力が足りません。


兵庫県立歴史博物館では,
特別企画展「広告と近代のくらし」
開催期間: 2021年04月24日(土) 〜 06月20日(日)
のはずですが,
緊急事態宣言で,現在臨時休館。
ホームページから,「展示解説動画①」を見ました。
明治時代の引札の解説です。
引札は,たつの市立龍野歴史文化資料館やうすくち龍野醤油資料館でも見たことがありますが,
こういう解説の動画を見ると,はやく見たくなります!
歴博に行きたいです!

たつの市立龍野歴史文化資料館では,
特別陳列「新発見!秀吉の書状ー播磨と但馬をつなぐ垣屋氏文書ー」
期間:令和3(2021)年4月24日(土曜日)~6月6日(日曜日)
のはずですが,
やはり,緊急事態宣言で,現在休館。
こっちも見たいです!

でも,本当に5月11日に緊急事態宣言は解除できる状態になるのですか?
毎日,「今日は何人?(コロナ感染確認)」
とニュースを見てしまいます。
ちなみに今日は,NHKの兵庫 NEWS WEBによると,
「新型コロナ 兵庫県で新たに539人の感染確認」05月01日 15時08分
とのこと。
・・・・
まだまだです。

歴博も,龍野の歴史文化資料館も
まだまだですね,きっと。


5月3日追記
NHK 兵庫 NEWS WEB
兵庫知事“緊急事態宣言の延長要請もありうる”
05月03日 14時09分

そりゃそうでしょ。
暗くなってばかりいても仕方がありません。

今日の散歩  
 龍野神社とその周辺約4000歩
たつの市立龍野歴史文化資料館
特別展「秀吉からのたよりーよみがえる龍野神社の宝物」(2016年)の龍野神社です。

コンビニスイーツと家でとれたイチゴで元気を出します。
 おいしい! 味覚は大丈夫です。
歴博も,龍野の歴史文化資料館も
まだまだですね,きっと。





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