ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

第7回課題は文政6年の江戸城西丸騒動。でも,やっぱり元禄の「忠臣蔵」の方が有名ですよね。

2021-01-14 11:05:07 | 古文書
私が住む兵庫県は「緊急事態宣言」です。

去年,1月17日に神戸に行くことができて,よかったなあ,と思います。
大学で行われていた阪神淡路大震災のパネル展も行きましたし,
午後からですが,東遊園地にも行くことができました。

今年は,テレビに合わせて,黙とうをしようと思います。

さて,

NHK学園解読実践コース2020年度第7回課題は,文政6年の江戸城西丸騒動です。
(以下,課題については,何も触れません。)
でも,江戸城における刃傷事件では,
やっぱり元禄の「忠臣蔵」の方が有名ですよね!
(私は兵庫県の人間です。)

何度か「義士祭」に行ったことがあります。
著名人が大石内蔵助役をするんですよ。
令和元年度は高橋英樹さんだったそうです。


ここからは,「あなたの声」

兵庫県に住む私にとって,江戸城における刃傷事件といえば,
元禄の「忠臣蔵」です。

2年前にも行った「赤穂市立歴史博物館」では,
「赤穂義士」のコーナーがあります。
浮世絵や「仮名手本忠臣蔵」に関するものもありますが,
赤穂市立歴史博物館のホームページにも,
「史実と文化の両側面からとらえた「赤穂義士」」と書かれています。
(どうしても,「忠臣蔵」は
 文楽や歌舞伎,それに,テレビドラマのイメージが大きく,
 「史実」は置いてきぼりだと思います。)

でも,史実はともかく,
「忠臣蔵」の浮世絵は面白いです。
浮世絵は,
「赤穂市「忠臣蔵」浮世絵デジタル展示室」で自由に見ることができます。
NHK学園古文書解読実践コース2019年度第10回課題に出てきた8代目市川団十郎の父,
7代目市川団十郎(8代目に譲ってからは,海老蔵)が演じる
大星由良之助の絵もあります。

(浮世絵に文章がついているものもありますが,
 くずし字を読みながら,絵をみるのも楽しいです。
 ちなみに,このサイトでは,くずし字の翻刻文もついています。)

ぜひ,一度「赤穂市「忠臣蔵」浮世絵デジタル展示室」で検索して,
覗いてみて下さい。




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今回の課題は書状です。あなたの声は「秀吉が茶々に宛てた書状」

2020-11-20 15:17:49 | 古文書
NHK学園古文書解読実践コース2020年度第5回課題は書状です。
私ははっきり言って書状は苦手です。
今回の課題は,くずしは大きいし,難しかったですが,
素直に(?)右から読めばOKです。
でも,右の行から左の行へ読むと思いきや,
行の間に小さく書いていて,
後から読むものがあったりするから,たいへんです。

女筆だったらなおいっそうわかりません。
(課題はすなおな(?)書状でしたが,難しかったです。)
先日の「歴史秘話ヒストリア」に出てきた(11月18日放送)
細川ガラシャの手紙は全く読めません。

今まで私が見た中で,一番印象に残っているのは,
兵庫県立歴史博物館特別展
「ひょうごと秀吉ー近年の新紹介資料を交えてー」(2017年)に出展された
豊臣秀吉自筆書状,
秀吉が茶々に宛てた書状で,兵庫県豊岡市出石町の旧家で見つかったものです。

本文では,茶々がお灸をたくさん据えて体調を回復させたことを「まんそく」とねぎらい,
・・・・
後から付け足した(?)行間には,
「・・・さすかおひろい
 御ふくろとミへ申候」
最後に
「おちや〱(繰り返しの文字です。)   大かう」
とあります。

今,この書状はどこにあるのでしょうか?
また見たいです。


PS.上の文章をまとめて,第5回「あなたの声」に書きます。
ところで,今日返ってきた第4回も「A」でした。
一定水準までは読めるようになったとは思うのですが,
なかなか「古文書が読める」にはなりません。
でも,楽しいです。
だから,今度は女筆の基本みたいな本を買ってみようかな?とも思っています。
・・・自粛・ステイホームです。
だって,コロナは怖いですから。
まあ,一人で食事抜きで散歩程度はしますよ。
龍野とか・・・。
もちろん,主婦は買い物等もありますし。
(仕事(非正規)ははじめから在宅勤務。)

兵庫県は,昨日は最多の132人,今日は131人だそうです。
東京は2日連続500人超,大阪は昨日は338人,

あ,そういえば,今日お昼前,
家の前の道で白い蛇を見ました。
11月なのに!?!
と思いましたが,
昨日は11月なのに,姫路は25度越えの夏日でしたね。

今日はPSが長いです。

もう一つ。
今日,図書館で
公益財団法人永青文庫 熊本大学永青文庫研究センター編
『永青文庫の古文書 光秀・葡萄酒・熊本城』を借りました。
「歴史秘話ヒストリア」の細川ガラシャの最後に
ちらっと「永青文庫」が見えたので・・・。

ではまた

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褒美

2020-10-17 11:48:18 | 古文書
今回の課題は「九助・孫兵衛の親孝行」でした。
貧困のなかで,父母に孝行をした領民を顕彰し,
それを記録にまとめたもの,だそうです。
そこには,「褒美」を与えたことが出てきます。

先日,兵庫県立歴史博物館で
特別展「女たちのひょうご」を見ました。

そこにも,「孝婦はつ褒状」という古文書が展示されていました。
龍野藩が「立町綿屋伝右衛門 女房へ」送ったもので,
(この古文書1枚からは,はつの名は出てこない。)
「極老之両親へ孝心ニ仕へ
 奇特成趣・・」
だから,ご褒美として,米2俵下された。
というものです。

そういえば,昨年の課題にも(2019年度解読実践コース第10回課題)
親孝行と兄弟の世話を十分に行ったことに対して,
8代目市川団十郎が表彰され,
褒美として,銭10貫文・・・です。

きっと,よくある政策なのですね。
親孝行をした者を表彰し,褒美を与え,
「親の世話は子がするのが当たり前」
「親孝行しなさい!」ということですね。
ということは,本当は親孝行しない人がたくさんいたということ?
でしょうか?

もっとたくさんの「褒美」の古文書を集めて,
いつごろに「褒美」が多いのか,
もらう「褒美」は年代により変化するのか,
また逆に,親への虐待の例もあるのか・・・
調べてみるとおもしろいかもしれません。


というようなことを思ったので,
NHK学園解読実践コース第4回課題の「あなたの声」に書こうと思います。

「調べてみるとおもしろいかもしれません。」
と書きましたが,
したいことばかり増えて,
時間が足りないので,
当分,調べない・・・と思います。

でも,
「江戸時代の超高齢者(2)
─幕府領直島・宇和島藩・仙台藩1720―1872年史料に見る─(下)」
という,
高木正朗氏の論文を見つけました。
「5-1 虐待をうける老人」
・・・・・
・・・・・

今日は,ここまでにします。


PS.見つけました。
「褒美」関連の古文書。
①NHK学園はじめての古文書サブテキスト『古文書の世界』には,
「孝行奇特者お尋ねにつき返答書」
・・・うちの村には,孝行奇特で,褒美を頂戴するような者はいません。

解説によると,
18世紀末,寛政の改革の時,幕府は人々の精神を涵養するための一策として,
『官刻孝義録(『孝義録』)』を刊行。

そして,
②NHK学園『古文書を読む 応用コース 参考文書集』
『官刻孝義録』

③同じく応用コース 課題文書
『官刻孝義録』

復習します!    2020.10.18


PS.11月21日追記
昨日,第4回添削が返ってきました。
上に書いた内容の「あなたの声」に
先生はコメントを書いてくださっていました。
「褒美には色々なエピソードがありますね。
 一番びっくりしたのは自宅の近所に表彰された家がある
 受講生がいたことですかね!(広島の方でした)」

だから,NHK学園古文書講座は楽しい。
全国規模だもの。

私からのローカルな情報も
先生がどこか別の人の「講評」に
そっと載せてくれているかもしれません。

知らないところで,「古文書仲間」ですね。




 
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2020年度第1回「あなたの声」は「信長・秀吉・家康の禁制」です。

2020-07-29 10:57:28 | 古文書
もうすぐ8月だというのに,いったいいつになったら,梅雨明けするのでしょう?

そんな中,やっとNHK学園古文書・解読実践コース2020年度第1回,
やっと,課題ができました。

この度は,年度替わりで,教材がなかなか届かなかったため,
いつもは月1回なのに,遅くなってしまいました。

手元に教材がないと,どうしても古文書の勉強はさぼりがちになり,
また,今回の課題は,字のくずし方が私の苦手なタイプ(?)だったりで,
・・・・・
まあでも,頑張りました。

今回の課題は「慶長14年の平戸藩松浦家と幕府政治」
課題文書には,
家康・秀忠,そして,本多正信・正純という
そうそうたるメンバーが出てきました。

ということで,
「あなたの声」は「信長・秀吉・家康の禁制」です。

今回の課題には,神祖(家康)や本多正純の名が出てきました。
はっと思い出したのは,2016年の網干の大覚寺寺宝の虫干しです。
延享3年(1746年),網干・興浜の庄屋や年寄が,
「火事などでなくなっては困るので,預かってください。」
と大覚寺に信長・秀吉・家康の禁制を預けました。
その代わりに,大覚寺に毎年虫干しをしてもらい,
「確かになくなっていない,ありますよ。」
と見せることになったそうです。
(今は毎年ではありません。)
どれも,網干に対して宛てたもので,
「網干に侵攻した軍勢は,網干の村人に乱暴狼藉をしてはいけない。」
などといった内容で,
網干の村人に対して出された安堵状となるわけです。

信長の禁制は朱印状,「天下布武」の朱印が押されている
天正4年(1576年)のものです。
秀吉の禁制は花押です。
天正4年(1580年)のもので,「筑前守」となっています。
家康の禁制は家康の名前ではなく,
「本多弥八郎」となっています。
本多正信(正純の父)のことだそうです。
慶長5年9月25日と書かれています。
なんと,関ヶ原の戦いの10日後です。

信長・秀吉・家康の三人の禁制がそろってあるのは,めずらしいそうです。

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第10回課題は,8代目市川団十郎。そういえば,国芳の「八代目市川團十郎死絵」見たことがあります。

2020-06-17 10:19:53 | 古文書
NHK学園古文書,2019年度解読実践コース第9回課題は,
・・・「A」に戻ってしまいました。
基本的な文字も間違えているので,しっかり復習です。

さて,前回の「慶安の御触書」がなかった,については,
「90年代に山本英二さんが提起したものです,」と講評に。
先生は,「あなたの声」に私が書いたことにもいつもひと言書いてくださいます。
うれしいです。

ということで,
第10回の「あなたの声」は,
「8代目市川団十郎」です。

今回の課題は,
「市川団十郎孝行褒賞につき自身番屋へ張り出しの写(弘化2年5月)」です。

(え?
 今年5月に買った『和楽』は「新しい歌舞伎の時代がやってくる!」
 「独占掲載 市川海老蔵,團十郎襲名を語る」です。
 その記事の中には,
 初代團十郎から現在の13代目(・・・コロナで襲名披露が延期ですが)
 までの解説が載っています。
 そして,課題の8代目・・・課題は弘化2年(1845年)ですが,
 嘉永7年(1854年)謎の自殺を遂げるのです。)
*(  )の部分は「あなたの声」には書いていません。

そういえば,
2016年神戸市立博物館の特別展
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」で
見たことがあるのを思い出しました。
歌川国芳の「八代目市川團十郎死絵」です。
武者絵やおいしそうな浮世絵,
愛らしい(?)猫の妖怪・猫又や
(今もこの時にガチャポンであてた猫又は,私の家のカギについています。)
風刺のきいた絵・・・
そんな国芳の絵の中で独特の雰囲気がある死絵は,
国芳らしい派手さはないのに,
だからこそインパクトがあって,
今もはっきり覚えています。

課題に挑戦しながら,
なつかしい図録を読み返しました。


ちなみに,今日のPSプレミアム「英雄たちの選択」は,
「名優誕生!九代目市川團十郎 新時代に挑む」です。


コメント (13)
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