ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

ふらっと京都:京都国立博物館・三十三間堂周辺へ その1

2018-12-26 10:41:26 | 日記
2018年12月24日
年に1回(と私が決めている)京都日帰り旅行第3弾に行ってきました。

第1回は2016年12月の東寺・西本願寺etc.
第2回は2017年12月の宇治・平等院鳳凰堂etc.
そして今回,
養源院・京都国立博物館etc.です。

JR網干から新快速に乗り,1時間45分。
その新快速の車窓から見た風景。
大阪府茨木市から高槻市あたり,
ブルーシートに覆われた屋根が所々ありました。
大阪北部地震の影響でしょう。
もう半年もたっているのに・・・。
今年は地震や台風,猛暑などまさに「災」だったと思っているうちに
JR京都駅です。

100番のバスに乗り,すぐ,「博物館・三十三間堂前」で降りました。

私の今回の最大の目的は,
俵屋宗達のゾウさん。
養源院の「白象図」です。
BS朝日の「京都ぶらり歴史探訪」の
「国宝・風神雷神図の真実~謎の天才絵師 俵屋宗達~」を見てから,
ずっと,見たい!と思っていました。

次の目的は,京都国立博物館。
特別展ではなく,博物館自体を見て来ようと思い,
行ってきました。

と,ここまで書きましたが,
ゆっくり書きたいので,
年明けてから,続きを書きます。

「写真撮影禁止」がほとんどなので,
宗達の象も,雪舟の「慧可断臂図」も写真は撮っていません。

でも,「トラりん」ちゃんは撮ってきました。
とっても人懐っこい(?)
「虎形琳ノ丞(こがたりんのじょう)」くん
尾形光琳の「竹虎図」のとらです。
「虎+琳派」=トラりん です。




写真はクリスマスのトラりんちゃんですが,

よいお年をお迎えください。
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京都からおくる日本史研究の最前線:立命館大学

2018-12-21 15:05:22 | JMOOC
2019年2月14日から
JMOOCでは,京都からおくる日本史研究の最前線:立命館大学
が始まります!

ホームページによると,
「日本史の古代から近代まで、
 各時代の個性豊かな専門家が、今ホットな研究の最前線をコンパクトに紹介します。
 暗記中心の歴史とはまったく違う世界の日本史を紹介します。」とのことです。
興味のある方,詳しいことは,ホームページを見てください。

どんな講座になるかわかりませんが,
今から楽しみです。

JMOOC,最初に受けた講座は,
本郷和人先生の「日本中世の自由と平等」でした。
バラエティー番組に出て来る本郷和人先生とは一味違う,
ちょっぴりアカデミックな講座でした。
最後のレポートを書くのは大変でしたが,
会員同士のやりとりも楽しかったです。

最近では,今年6月の
「男と女の文化史 」
これは
Week2:表現される遊女から表現する遊女へ
だけ受講しました。
人気があるのか,2019年1月16日から再受講できるようです。

最近で私がおもしろいと思ったのは,
JMOOC「妖怪の世界を探る ~その伝承とビジュアルテキスト~」
昨年11月の受講です。
これはスタッフの方ともやり取りでき,
私が前回写真の猫又の話をすると,
講義をしてくださった徳田先生は
国芳の猫又のぬいぐるみ(人形だったかな?)を持っておられるとのことで,
親しみを感じました。

また一つ,楽しみが出来ました。
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国芳の猫また:趣味どきっ!「不思議な猫世界」その2

2018-12-18 14:03:53 | 日記 テレビ
時間がないのにどうしてもここに写真を貼り付けたかった・・・。
以前,神戸市立博物館のガチャポンで当てた
歌川国芳の猫またです。



先週,テキストも買いました。
テキスト37ページにもとの猫またが載っています。
歌川国芳『見立 東海道五十三次 岡部 猫石の由来』が元のようです。

頭に手ぬぐい,しっぽは二つに割れています。

第3回「怪奇なる猫」,おもしろかったです!
次週も楽しみです。

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姫路みなとミュージアム

2018-12-17 10:57:17 | 日記 地域
実は,姫路みなとミュージアムに行ったのは,12月5日のことです。
自分のために,記録を残したいのに,まとめる時間がなくて,
ずいぶん日が過ぎてしまいました。

姫路みなとミュージアムには,いろいろ展示されているのですが,
私が見たかったのは,江戸時代終わりごろ。
嘉永・安政のころの飾磨の様子がちょっとでもイメージできたらいいな,
と思って行きました。


手元にあった資料は,
姫路市教育委員会文化財課の
「文化財見学シリーズ81 『飾磨街道』をたずねて」

その地図を手掛かりに,車で出発!
約15分で,飾磨港周辺駐車場に。
車を止めて,散策すると,
公園に灯台が見えます。
姫路海上保安庁のホームページによると,

「飾万津港には 江戸時代 ,灯明台が設置され,
 明治32年には町立の飾磨港灯台が設置されていたことが判かりました。
 姫路港( 飾磨港 )の発展に伴い,埋め立てが進んだ結果,
 沖に新しい灯台が建設され,港の奥になった灯台を廃止したため,
 明治期の灯台がなくなってしまったようです。」とのこと。
それで,ペーパークラフトの灯台を作ったようです。

で,私が見た灯台は,
「昭和12年に飾磨港西防波堤(現在の姫路港飾磨埠頭の半ばあたり)に
 播磨地方で最初に設置された高さ約10mの丸型,鉄筋コンクリート造りの近代的灯台」
だそうですが,(飾磨海運株式会社ホームページより)
これも,昭和41年に廃止になり,飾万津臨港公園に復元・整備されたもののようです。


姫路みなとミュージアムには,
現在の飾磨港や
平成29年に日本遺産に指定された「銀の馬車道」関連のものが多く,
私が知りたかった江戸時代のものはほぼないのですが,
ミュージアムの職員さん(実は偶然知り合いだった。)がいろいろ教えてくださいました。

ミュージアムの北の窓から見えるのは,
《湛保》
江戸時代,北前船は飾万津の沖に船を止め,
瀬取船等に荷物を積み替え,飾万津に入って来ていたが,
それでは不便。
弘化3年(1846)に湛保を築造。
大型船停泊を可能にした。

ミュージアムのすぐ西隣には,
《姫路藩御台場跡碑》

文久3年(1863)に築造。
大砲4門配備。
異国船発見の際にはここから。

ミュージアム内では,大正時代の飾磨港周辺の地図。
湛保周辺にたくさん「・・・楼」と書かれた建物が載っている。
その職員さん「遊郭や」と。
江戸時代のものではないものの,
なんとなく,雰囲気が・・・。

なぜ今,飾万津かって?
「万事一代記」を書いた人は,飾磨の祭りについても書いているので,
このあたりの人かなあ?と思ったからです。
ペリー来航などについても,書いています。

そろそろ,「万事一代記」を読もうかな?と思いながらも,
自分の解読力のなさを痛感し,先に進めないATSUです。







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「お久しぶりです,またお会いできましたね。」第1回課題返ってきました。&第2回提出へ

2018-12-13 11:11:36 | 古文書
「お久しぶりです,またお会いできましたね。」

これは,返ってきたNHK学園古文書,解読実践コース,
2018年度第1回課題の「講評」の先生の言葉です。
年度替わりで次の課題がなかなか届かなかったので,
前回の提出から,日にちがあいていました。
先生は,
「お,久しぶりだなあ。」
と思ってくださったのでしょうか?
・・・
でも,パソコンに入っている私のデータ見たら,わかりますよね。久しぶりのことぐらい。


さて,評価は「A」ですが,
「江戸時代初期の文書としてはそれほど難しくはないのですが,
 ・・・やはり難しいところが出てきましたね。」です。

第1回はしっかり見直して,
第2回課題もほぼ出来ているので,確認して,提出します。


いつものように,「あなたの声」

「福井大池の用水論争」

今回の課題は,「南部・秋田領境論につき返答書」でした。
この課題をしていて,近くの福井大池のことを思い出しました。

福井大池(現:揖保郡太子町)をめぐる水争いのもっとも古い史料は,
鎌倉時代のものです。
太田荘(現:揖保郡太子町)がこの大池を埋めて田んぼにしようとすると,
神護寺領である福井荘(現:姫路市網干区など)の田が水不足になると
神護寺側の文覚が抗議したという文書が神護寺に残されています。
福井大池の用水論争は,鎌倉時代以後,何度となくくりかえされたようです。
手元にある『太子町の歴史 太子町立歴史資料館常設展示案内』には,
江戸時代宝永年間の「福井大池池床論争裁許図」も載っています。

その後,この争いがどうなったのか私は知りませんが,
今の福井大池は水鳥がたくさんいて,
周囲は,散策できるよう整備されています。
春は桜がとてもきれいです。


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