宮島にはお昼12時ごろに着き,穴子どんぶりを食べ,厳島神社ヘ。
順路通り見てまわりました。この時は潮が満ちていて,床の少し下まで水がありました。
その後,宝物館や宮島歴史民俗資料館,紅葉谷で紅葉をちょこっと見て,豊国神社千畳閣から景色を見ていると,あれっ?潮がかなり引いてきたような・・と思い,もう一度厳島神社へ(3時過ぎだったかな?)そして,神社を出てすぐのところから,鳥居の近くまで歩いていきました。
振り返って,見たのがこの写真。
ぱっと厳島神社を見て,宇治の平等院鳳凰堂を思い出しました。厳島神社は神社です。平等院は寺院です。でも,似ているような気がしました。
宝物館では,大正時代の精密なレプリカの平家納経を見ました。
お経が神社に奉納されたのです。いままでなぜ気にならなかったのでしょう。まさに神仏習合です。
展示されていた平家納経「序品(じょほん)」は本当に綺麗でした。
清盛による「願文」も含めて全33巻のうちほんの少ししか見ることはできませんでしたが,(それもレプリカ)それでも,感動しました。
いろいろな質問に答えてくださった宝物館の職員さんは私たちに気を許したのか,ぼそっと「庶民は飲まず食わずなのにねえ」と・・・。
まさに,そう。
かつて読んだ本郷恵子氏の『買い物の日本史』には,貴族たちがお金をかけるものとして,官職や信仰(極楽浄土に行くため)というようなことが書かれていたと思うのですが,清盛もまさにそうでしょう。
清盛の願文の説明には,「下品でもいいから極楽浄土に」というようなことが書かれていました。
そういえば,・・・大河ドラマ「光る君へ」の最終回は次の日曜日。
以前京都で見た『御堂関白記』(これはレプリカではなく,本物を見た。)の11世紀の古写本によると,日記の最後は念仏の記録。「五日丁丑十七万遍」
道長と清盛は100年以上違いますが,いかに末法は恐ろしく,極楽浄土に行くことを願ったかが想像できます。
最後にもう一度,厳島神社鳥居の写真
順路通り見てまわりました。この時は潮が満ちていて,床の少し下まで水がありました。
その後,宝物館や宮島歴史民俗資料館,紅葉谷で紅葉をちょこっと見て,豊国神社千畳閣から景色を見ていると,あれっ?潮がかなり引いてきたような・・と思い,もう一度厳島神社へ(3時過ぎだったかな?)そして,神社を出てすぐのところから,鳥居の近くまで歩いていきました。
振り返って,見たのがこの写真。
ぱっと厳島神社を見て,宇治の平等院鳳凰堂を思い出しました。厳島神社は神社です。平等院は寺院です。でも,似ているような気がしました。
宝物館では,大正時代の精密なレプリカの平家納経を見ました。
お経が神社に奉納されたのです。いままでなぜ気にならなかったのでしょう。まさに神仏習合です。
展示されていた平家納経「序品(じょほん)」は本当に綺麗でした。
清盛による「願文」も含めて全33巻のうちほんの少ししか見ることはできませんでしたが,(それもレプリカ)それでも,感動しました。
いろいろな質問に答えてくださった宝物館の職員さんは私たちに気を許したのか,ぼそっと「庶民は飲まず食わずなのにねえ」と・・・。
まさに,そう。
かつて読んだ本郷恵子氏の『買い物の日本史』には,貴族たちがお金をかけるものとして,官職や信仰(極楽浄土に行くため)というようなことが書かれていたと思うのですが,清盛もまさにそうでしょう。
清盛の願文の説明には,「下品でもいいから極楽浄土に」というようなことが書かれていました。
そういえば,・・・大河ドラマ「光る君へ」の最終回は次の日曜日。
以前京都で見た『御堂関白記』(これはレプリカではなく,本物を見た。)の11世紀の古写本によると,日記の最後は念仏の記録。「五日丁丑十七万遍」
道長と清盛は100年以上違いますが,いかに末法は恐ろしく,極楽浄土に行くことを願ったかが想像できます。
最後にもう一度,厳島神社鳥居の写真