売人、中卸、卸元の組織を逮捕してもドラッグ・ビジネスが美味しいビジネスである限りなくなる事はない。ピーターはまだ暫らくデリーを動かない、スイスからの送金を待っている、ぼくはそう思っている。スイスからの送金を裁判所へ納め彼女を保釈させる、それから2人で逃亡するつもりだろう。
フィリップスが用意したパスポートは南米のババドリアだと言う、どんな国でどこにあるのかさえぼくは知らない。インドとネパールの有効なビザのスタンプもない、とても使えるパスポートではない、断わった。夕方ジュース屋で待っているのだが例のネパール人は現れない、今日で3日目だ。一度だけ100ルピーを奴に渡して毎日ジュース屋へ来るように言ってある、自分でお金を作ってカトマンズへ帰ったのかもしれない。まずいなぁ、今から別のネパール人を捜すのは難しい、だからと言って最初のネパール人に頼む事もできない。一人で国境を抜けるしかないのか、大変なことになりそうだ。他のアフリカンには頼みたくはない、逃亡の話しをしなければならない、逃亡の噂が広がってはまずい。同行するネパール人がいたとしても、どこでどう態度を変えるか分からない、100パーセント信用はできない。最後に頼れるのは自分しかない、その次がお金だ。お金はいざという時には役に立つ、特にインドやネパールでは。だが今そのお金がない、帰国までぎりぎりのお金しか残っていない。根性を入れていくしかない。何とかなる、何とかする。気持ちは分かるけど、気持ちだけで大丈夫なのかね。
室温21度 忍び寄る夏の気配 昨年のような猛暑だけは勘弁してよぅ
川の様子を見てきた まだ早い 5月になると湾から川への入り口の橋で夜釣りを見るようになる
菜園の一部でミミズを育てている 土壌の改良にも役立つ 数匹見つけた
この夏はこれでうなぎを釣る そう上手くいくのかねぇ~