私達の不安を増幅させるニュースが連日新聞を賑わしています。
養老孟司さんのさすが、と思わせる雑誌記事を拝見しました。
「ネットの中にあるのは過去の遺物。それに詳しいと言うことは後ろ向きに全力で走っているようなもの。何でも情報、情報といって縛り付けられ我々は歴史上最も頭の硬い保守的な人間になっている。どんな対策にも完璧はない。人はいつも不安を抱えて生きている。先が読めないから生きているのは面白い。虫取りだって何匹取れるか判らないから面白い。先が判らないことを悩みひたすら過去をみつめるなんてもったいない」概略すると、こんなところです。
未曾有の金融危機に直面するのは怖い気もしますが、今までの社会の有り様を見直し、未来に向けて作り直すよい機会でもあり、「この先どうなるのかな」ではなく「どうすべきか」それは一人一人が考えなければならないことではないでしょうか。
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